たけのこのあく抜き失敗後のやり直し方法と意外な苦味の取り方とは

親戚のおじさんにもらった筍を
食べてみたらめちゃめちゃエグイ!

ちゃんとアク抜きしたつもりなのに
なんでエグミが残ってるの?

せっかくだけどこのまま捨てちゃうか…
それともこのえぐみを我慢して食べようか…

あく抜きに失敗した場合はどうすればいいの?
やり直す方法なんてあるのかな?

なんてお困りではありませんか?

あく抜きをしたのに
アクが抜け切れていないという経験は
誰もがお持ちなんじゃないでしょうか。

たけのこのアク抜きあるあるですよね( *´艸`)

でもちょっと待ってくださいませ。

たとえ、あく抜きに失敗したとしても
我慢して苦みのある筍を食べたり
こっそり処分する必要はもうありません!

ここでは、
たけのこのあく抜きのやり直し方法と
筍の苦味をとる意外な方法をまとめています。

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たけのこのあく抜きの簡単なやり直し方法

たけのこのエグミが残ってしまう原因は
大きくわけて2つあります。

まず1つ目は、あく抜きをする時間が
不十分であること。

そして2つ目は、竹の子そのものの
エグミが強いことがあげられます。

1つ目の原因であるあく抜き時間が
足りなくて失敗してしまう人の多くは

タケノコを茹で終わったあとに
すぐに調理に入ってしまったり

茹で汁の中で冷めるまで
放置していなかったことが原因として
考えられます。

たけのこは茹ででいる間にアクが抜けるのではなく
(多少はぬけますが)
茹で汁の中で冷めていく過程で
アクが抜けていくのです。

なのでゆで汁からすぐに取り出して
しまった場合はアクが抜けきらずに
えぐみや苦味が残っちゃうわけなのです。

次に2つ目の原因である
たけのこそのもののエグミが強い場合についてです。

たけのこは、掘ったその瞬間から
どんどんアクが強くなっちゃうんです。

また、どんなに堀たでの新鮮な
たけのこだった場合でも

筍が大きくなりすぎていて
土からたくさん顔を出していたような
ものだったらたけのこそのもののエグミが強くなっちゃうのです。

なので採ってから時間が経っている
タケノコや土からたくさん顔を出していた状態の
たけのこの場合は、どうしてもエグミが強くでてしまいます。

タケノコにはエグミがあって当然で
そのえぐみや苦味がたけのこのうま味でも
あるのですが

やっぱり強くえぐみが出てしまうと
美味しく食べられないですよね(;´∀`)

えぐくても、もったいないから
我慢して食べるって人も結構いるんじゃないでしょうか。

あなたはどうですか?

実はたけのこのあく抜きに失敗しても
我慢して食べることなく

アクが抜けた美味しいたけのこに
することができちゃうんです。

この方法を知っていれば、
あく抜きに失敗しても安心ですよね。

水にさらす

たけのこのエグミの原因は
シュウ酸によるもの。

シュウ酸は水にさらすと流れ出るので
水にさらして保存しておきます。

水は、朝昼晩とこまめに取り換えるようにしましょう。

大根おろし汁に漬ける

最近話題のたけのこのあく抜き方法なのですが
大根おろしのおろし汁を使います。

やり方は簡単で大根おろしの汁300mlと
同量の水、塩小さじ1を混ぜて

あく抜きにしっぱいした筍を
漬けておくだけです。

大きなままのタケノコよりも
料理で使う大きさにカットしてから
漬けておくことで短時間で
あく抜きすることができますよ。

時間にすると1~2時間ほど
放置しておけば結構アクが抜けます。

アクの抜け方が足りないなと思ったら
大根おろしの汁を新しいものに
取りかえて繰り返しても大丈夫です。

もう1度あく抜きをする

この方法が一番確実ですね。

最初にしたあく抜きと同じ方法で
またあく抜きをします。

皮をむいた状態でも大丈夫です。

米ぬかや米のとぎ汁、重曹など
あなたがあく抜きをしたときに
使った方法でもいいし

他のやり方でもいいので
もう1回やり直します。

筍は、繊維が多い野菜なので
何度茹ででも、長時間ゆででも
柔らかくなりすぎることはないので

安心してグツグツやっちゃってくださいね。

ただ、歯ごたえは残るけど
長く茹でることで風味は劣ってしまうのが
難点なんですけどね。

でもエグイたけのこを
我慢して食べるよりもよっぽどいいと
思うのは私だけかしら…?

2回目のあく抜きは
しっかりアクを抜くためにも

たけのこは使うときの大きさに
切ってからゆでるのがおすすめです。

で、1時間ほどゆでこぼしたら
しっかり冷めるまでそのまま放置します。

電子レンジ

あく抜きのやり直しに電子レンジと
小麦粉を使う方法です。

10分であく抜きのやり直しができて
めちゃくちゃ簡単ですよ。

まずは、筍を切ります。

耐熱ボウルなどに入る大きさに
切っておきましょう。

ボウルに筍がひたる位のお水と
小麦粉大さじ2と、お米も大さじ2入れて
よく混ぜます。

そこに切ったタケノコを入れて
600ワットで10分間チンします。

これだけで、残ったアクが
簡単に抜けちゃいます。


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たけのこの苦味の以外な取り方とは

たけのこのアクは、
あく抜きをすると大体取れるのですが

掘ってから時間が経ってしまった筍の
アクを全部取るのは、実は難しいんですよね。

たけのこのあく抜きは
エグミを減らすというよりも

これ以上アクを増やしてエグミを
強くしないためにするものなんです。

だから筍は早く茹でろとか
早めにあく抜きをしましょうって言われるんですね。

掘ってからあく抜きまでの時間が
長ければ長いほどアクが強くなり
えぐみも多くなっちゃうのです。

なので、あく抜きをのやり直しをしても
まだあり得ない位のえぐみがあるようなら
それ以上抜けないと考えてもいいでしょう。

そんな場合は、
エグミや苦味を目立たなくさせる
調理方法で筍を調理するのがおすすめです。

筍のエグミが強い場合には
油を多く使う調理で料理すれば
エグミや苦味を感じにくくなります。

油を多く使う料理なので
筍の定番である筍の煮物なんかだと
えぐさを感じやすくなります。

一方油で揚げる、天ぷらなんかは
えぐみが感じにくい調理法になります。

他にも、バターを使って
炒めるのもおいしいです。

筍は小さめに切って使うと
よりエグミを感じにくくなります。

チンジャオロースなどの
中華料理もエグミや苦味を
感じずに美味しく食べることが出来ますよ。

このように、細かくきって
油分を多めに使った調理をすることで
油がアクを分解してくれる効果が期待できます。

また、油が筍をコーティングしてくれるので
エグミや苦味を感じることなく食べられるのです。

味付けも普段より
ちょっと濃いめにつけると
よりえぐみを和らげることができますよ。

すでに煮物にしちゃっている場合は
細かく刻んで、油揚げと一緒に
炊き込みご飯にしたり

細かく切って、
肉団子やハンバーグ、餃子のタネに
混ぜ込むのもおすすめです。

エグミも感じないですし
いつもと違う触感の食事を楽しめます。

たけのこのあく抜きのやり直し方法のまとめ

たけのこのあく抜きに失敗してしまっても
もう我慢して食べたりこっそり捨てる必要はありませんね。

タケノコにアクが残ってしまった場合は
もう1度あく抜きをしても問題ありません。

ふにゃふにゃになることもないので
しっかりアクを抜いて美味しく食べましょう。

どうしてもアクが強くて抜けない場合には
天ぷらにしたり細かく刻んで混ぜ込むなど
調理方法を工夫するだけで断然食べやすくなりますよ♪

是非ためしてみてくださいね。

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