家族がインフルエンザになってしまった場合、
洗濯物を一緒に洗ってもいいのか悩んでしまうことありませんか？
一緒に洗うとうつっちゃうかもしれない…感染予防のために別々に洗った方がいいのかな？など不安になりますよね。
ここではご家庭にインフルエンザ患者がいる時の洗濯物の取り扱いについてまとめています。
インフルエンザ患者と一緒に洗濯物を洗ってもいいのか？
インフルエンザ患者の洗濯物を他の人のものと一緒に洗うことは、
一般的には安全ですが、
いくつかの予防措置を講じることが推奨されます。
インフルエンザウイルスは
布や衣類の表面上では比較的短時間しか生存できませんが、
予防策を取ることで感染リスクをさらに低減できます。
以下の予防策を参考にしてください
高温での洗濯
ウイルスは高温に弱いため、
可能であれば温水または熱水で洗濯することを推奨します。
洗濯機の「温水」または「熱水」設定を使用してください。
洗剤の使用
通常の洗濯洗剤を使用するだけで、多くのウイルスや細菌を除去できます。
特に、洗剤にはウイルスの構造を破壊する作用があります。
乾燥機の使用
高温での乾燥もウイルスを不活化するのに有効です。
乾燥機を使用する場合は、高温設定を利用してください。
洗濯機の清掃
定期的に洗濯機自体を清掃し、内部を消毒することも有効です。
市販の洗濯機用クリーナーを使用するか、
漂白剤と熱水を使って洗濯機を回すことで、
洗濯機内の細菌やウイルスを除去できます。
感染者の洗濯物を取り扱う際は、手袋を着用するか、
直接肌に触れないように注意し、洗濯後は手をよく洗ってください。
これらの予防措置を実施することで、
インフルエンザ患者の洗濯物を他の人のものと一緒に洗う際の
感染リスクを最小限に抑えることができます。
ただし、インフルエンザ患者がいる家庭では、
特に免疫力が低下している人がいる場合は、
患者の洗濯物を別々に洗うことを検討するのが良いでしょう。
インフルエンザ患者の嘔吐物が付着した場合は普通に予洗い後の洗濯でいいの？
嘔吐物が付着した洗濯物は、
一緒に洗うことによるリスクが高まる可能性があります。
嘔吐物にはウイルスや細菌が含まれていることが多く、
他の衣類に感染が広がるリスクがあります。
そのため、嘔吐物が付着した衣類や布製品の取り扱いには
特別な注意が必要です。
以下の手順を実施することをお勧めします
別々に洗濯する
嘔吐物が付着した洗濯物は他の洗濯物と分けて洗います。
これにより、他の衣類への汚染リスクを低減できます。
事前処理
嘔吐物をできるだけ取り除き、衣類を水でよくすすいでください。
この際、ゴム手袋を着用し、直接肌に触れないように注意してください。
高温での洗濯
嘔吐物が付着した洗濯物は、可能であれば温水または熱水で洗濯します。
高温はウイルスや細菌を除去するのに有効です。
消毒剤の使用
衣類の材質によっては、消毒用の洗濯補助剤や漂白剤を使用できる場合があります。
これらは細菌やウイルスの除去に役立ちます。
乾燥機の使用
高温で乾燥させることも、細菌やウイルスを不活化するのに役立ちます。
嘔吐物が付着した衣類の取り扱いには特に慎重に行い、
感染リスクを最小限に抑えるための適切な予防措置を講じることが重要です。
また、ウイルスや細菌が広がるのを防ぐためにも、
これらの衣類は他の洗濯物とは別に扱うことが推奨されます。
