ちらほらと保育園で
おたふく風邪が流行しはじめていて
いつか来る…
いつか来る…
そう思っていたある日、
我が家の３歳の娘も
流行りの乗って
おたふく風邪に感染したのでした。
素人目に見ても
それは明らかに「おたふく風邪」。
状況から言っても
それは明らかに「おたふく風邪」。
だけど医者から出た診断は…
ここでは我が家の3歳の娘が
おたふく風邪にかかった時の
症状や経過を写真つきでまとめています。
おたふく風邪の初期症状が出た子ども
小児科に掲示してある
感染のピークのカレンダーを見ると
だいたい10月頃がピークになるのが
おたふく風邪。
子どものうちにかかっておけ！
大人になったら重症になる！
特に男の子は
もらってでも小さいころにかかっておかないと
将来子どもが作れなくなる
なんて言われているおたふく風邪。
我が家の娘も感染してしまいました。
２０１６年の１０月。
丁度このころ、娘が通う保育園で
集団とまではいかないですが
数名ぽつぽつ…とおたふく風邪で欠席する子が
増えていたんですね。
娘はまだおたふく風邪に
感染していないのできっとなるのかな…
そう思っていた矢先に
のどの痛みを訴えてきたんですね。
本当に、突然でしたね。
その日は保育園にも
普段どおりに登園して
帰宅してからなんとな～く
機嫌が悪い気がしてたんですね。
そしたら急に喉が痛いとグズリだして
熱を測ったら38℃代の発熱でした。
おたふく風邪の子供の初期症状は？熱なしや腫れない時もおたふく？
もしかして…と
すぐにおたふく風邪が脳裏をよぎりました。
普通はおたふく風邪っていうと
耳の下が痛いっていいますけど
うちの娘はなぜが
首が痛いって症状を訴えていました。
この時は、耳の下というか
首と顔の境目が若干なくなっているような…
という感じではっきりとした
腫れの確認はできませんでした。
小さな子どもって
もともとほっぺがぽっちゃりしてるじゃないですか。
もともとポヨポヨのほっぺなので
どうなのかな～という感じでした。
すぐに受診を考えたのですが
すでに夕飯の時間で他の兄妹もいます。
それにおたふく風邪に
特効薬がないこと、これといって薬も
ないことはすでに調査済みだったので
一晩そのまますごして
朝１番で小児科を受診することにしました。
おたふくかぜで小児科を受診してきましたその結果…
おたふく風邪疑惑の翌日の朝、
タイミングを見計らって小児科を受診しました。
その時の写真がこちらです。
この腫れ、わかりますかね？
写真でいうと右、
本人でいうと左側の耳の下あたりが
ちょっと腫れているのが分かりますか？
腫れというよりも
しこりがある感じですね。
これをみて、保育園の今の状況をみて
あなたはどう思いますか？
素人目にみても明らかに
おたふく風邪ですって言いますよね？
この状態でかかりつけの小児科を
受診してきたわけです。
そしたらなんて言われたと思いますか？
「おたふく風邪とはっきりした診断はできません」
こういわれました。
子どもを保育園にやる母親は
仕事をしているから、登園許可書がないと
登園できない病なのか違うのかって
かなり重要なんですけど！
状況的にも見た目てきにも明らかにおたふくなのに。
おたふく風邪の子供は保育園は何日休むの？親にうつる可能性と仕事
一応耳たぶから採血をして
白血球の量も検査したんですね。
この小児科はいつも風邪のときでも
採血をしたうえで数値というか根拠を示して
診断してくれるので気に入っているのですが
今回は、白血球が通常より増えているので
細菌感染の薬を出しますね的な診断でした。
というのも、うちの娘の
腫れ方が教科書どおりの腫れ方じゃなかったみたいで
きっとおたふく風邪だけど
おたふく風邪ですと断言することはできません！
こんな風に言われちゃったんですね。
このままもっと腫れてきたら
おたふく風邪って言えるけどねぇ…って。
その証言（？）が欲しかったら
３日後くらいにまた来てよ？的な。
衝撃！！
このクソ機嫌が悪い３歳児を連れて
またこなきゃいけないの？
しかも診断をもらうだけのために？
明らかにおたふく風邪なのにわざわざまたこなきゃダメなの？
次にくるのは登園許可をもらいに
完治した時じゃないの？
っともう疑問で胸がいっぱいになりました。
というのも、先ほどの写真を見て
いただければわかるかと思うのですが
おたふく風邪って腫れる場所が
本当に耳の真下あたりなんですね。
耳下腺という部分ですね。
分かりやすい測り方としては
耳の下のアゴのえらの部分に指が入るかどうかでジャッジするんだそうです。
めっちゃアナログｗ
で、うちの娘の腫れというかしこりが
普通よりもかなり下の方にあるので
先生の指がすんなりエラの部分に
入っちゃうんですね。
耳下腺ではなく顎下腺が
腫れている状態です。
まぁ、おたふく風邪って診断が
できない理由はそれだけじゃないと思いますが
二度手間になるのが嫌で
なんか納得できなかった私だったのです。
結局、３日後にこなくても
登園許可書は書いて貰るのかを確認して
登園する前日に登園許可証
だけをもらいに行ってきました。
あとから調べた話、
病院受診の時点でおたふく風邪だと診断されても
明確な根拠はないんだそうです。
おたふく風邪は完治したあとの
採決で抗体があったときに初めて正確に
おたふく風邪だったというのがわかるんだそうです。
おたふく風邪の子どもとの過ごし方
ということで、おたふく風邪なのかどうか
わからないまま、
おたふく風邪として保育園をお休みして
おたふく風邪として看病をしていました。
最初に結論をいうと
うちの３歳の娘のおたふく風邪は
比較的軽いものだったと言えます。
腫れもそこまでひどくならず
おたふく風邪の症状のひとつである喉の痛みも
ほとんどなくご飯が食べられないということもありませんでした。
痛みも暴れるほど強くなく
比較的軽くすんで本当によかったと思います。
おたふく風邪の予防接種も
打っていなかったので神様本当にありがとう！です。
では、腫れ具合と合わせて
経過を書いて行きますね。
・２日目
ちょっと腫れが増したかな？
という感じです。
既に熱も下がり、
元気に保育園のお休みを満喫しています。
特に痛がらないので
もしかして本当におたふく風邪じゃないのかも？
と思いましたが
食事の時間になると首が痛いっていって
食べるは食べるけど食べるのに時間がかかりました。
おたふく風邪の食事で子供がＯＫだったものと痛みの緩和方法
・３日目
喉の痛みのピークでした。
普通の時は元気に遊んでいましたが
ご飯の時間はぐずぐず泣いていました。
「首痛いから嫌～」と。
おかゆにしても一口食べてはやめて…
って感じでした。
ちょっと甘えも入っていたかも
しれないです。
ウィダーインゼリーやのど越しがいい
プリンなども用意していましたが
本人が希望しなかったので
私が飲みました(^▽^;)てへ
腫れはそう変わらずです。
なんかこう…
もっと全体的にボーン！ってなっていくのかと
思っていたのですが
しこりが日に日に
はっきりくっきり目立ってきた感じですね。
ちなみに左右どちらにもしこりがある状態で
右側のしこりが目立ちます。
おたふく風邪の痛みは何日間？子供の痛みに効く薬と和らげる方法
・４日目
のどの痛みはだいぶ収まっているはずです。
お菓子は食べますが
ご飯は食べません。
「首痛くてたべれない～」と本人。
完全なる甘えになってしまってますね。
でもまだ痛みはあるようで
しこりをグッと押すと痛いと言っていました。
・５日目
おたふく風邪は、５日間経過すると
保育園に行けるようになります。
もう元気もりもりで
元気を持て余していて大変な状態ですので
一刻も早く保育園に行ってほしい…
そんな思いが募りに募っていたのですが
写真で見てもらってもわかるように
まだしこりが残っている状態です。
もともと、おたふく風邪って完治までに
１０日から２週間ほどかかると言われています。
元気になっても腫れが引くのに
時間がかかるものなんですね。
で、以前は登校許可がでるのが
腫れが引くまでってなっていたそうなんですが
2012年に学校保健安全法が改定されて
発症日を除く５日間経過後に
全身状態の経過がよければ登園や登校が
可能になったんですね。
一応保育園の先生に確認したところ
普通の食事が食べれる状態でお医者さんのＯＫが
出れば登園してきてもかまわないとお返事を頂いたので
期待を胸に込めて受診に行って
無事、このしこりが残っている状態で翌日から登園できました。
おたふく風邪として登園許可証を
書いてもらいましたし
私自身、子どもの母子手帳に
おたふく風邪になった日として記入をしましたが
これが果たしておたふく風邪だったのかどうかは
今もなお誰もしりませんｗ
いつか風邪を引いて受診したときに
血液検査をするときに一緒に抗体を調べてもらって
はじめて確実なことが言えるんだそうです。
ちなみに、我が家では
旦那と長男と次女がおたふく風邪に感染した経験が
あることになりますが
わたしと長女は未感染です。
家族は確実に感染する。
病院でも私や長女が感染していないことをはなすと
「ご愁傷様です」なんて言われちゃってたのですが
潜伏期間である２週間を過ぎても
２人とも感染しないまま今にいたります。
感染しても発症しない場合もあるようで
もしかすると私も長女も既に抗体を持っているのかもしれないそうです。
わたしたち未感染者２人に関しても
いつか採血の機会があれば一緒に調べてみるといいでしょう
とアドバイスを頂きました。
おたふく風邪のまとめ
どんなにおたふく風邪である環境が整っていても
どんなに症状がおたふく風邪であっても
お医者さんとしては決定的な
証拠がないと、おたふく風邪であることを断言できないみたいですね。
手術での判断ミスは医療ミスとなっておおごとになりますし
変な話ちっぽけな話だけど、受診時の判断ミスだって医療ミスってことなんですかね。
普通のお医者さんは
聴診器をあてて症状をきいて、はいお薬です。
って、何を見て何を根拠に
そんな診断しているのか不安に思うことも多いのですが
かかりつけの小児科は
ただの風邪もきちんと採血をして数値を出して
根拠を明確にしてくれることで安心できる病院です。
そんな病院だからこそ
今回のようなあやふやな感じにしか言えなかったのかな…
と思っています。
でも絶対おたふく風邪ですよ、うん。
そこは私、ゆずれない（笑）
また採血のときにでも
抗体をしらべてみようと思います。
