子供がおたふく風邪になってしまって
保育園をお休みしているけど一体何日休めばいいの?
とお悩みではありませんか?
子供が保育園をお休みしているとなると、
その期間は母親であるあなた自身も
看病のため仕事を休まなければいけないので
気が気ではありませんよね。
病気の子供を置いて仕事に行くのは気が引けるけど、
ある程度元気になったら祖父母に預けて
仕事に行こうと思ってるけど
もしかしたら親である私も潜伏期間中ってことで
休まなきゃいけなかったりするのかな?
感染症でお休みしている場合には、
このようなお悩みも出てくるかと思います。
ここでは、おたふく風邪の子供の
保育園のお休み期間についてや
親にうつる可能性や
潜伏期間中の仕事についてまとめています。
おたふく風邪の子供は保育園はいつまで何日休めばいい?登園許可証は?
おたふく風邪は、学校保健安全法によって
第2類感染症として指定されています。
そのため、耳下腺、顎下腺又は
舌下腺の腫脹が発現した後5日を経過し
かつ、全身状態が良好になるまでは登校禁止になっています。
平成24年3月までは、
耳下腺の腫張が消失するまでは
休むように決められていたのですが
「腫れ」が耳下だけでなく
顎下の場合や舌下のこともあったり、
発症後5日経過すると感染力が
弱まるのに腫れが2週間以上残ることもある
という研究結果をうけて
平成24年4月から上記の
「耳下腺、顎下腺又は舌下腺の腫脹が
発現した後5日を経過しかつ、
全身状態が良好になるまで」という条件に規定が変更されました。
保育園に関しては
学校保健安全法にのっとって
園の規定が作られているかと思いますので
それぞれの園に確認してみてくださいね。
私の子供の通う保育園の登園許可の条件も同じでした。
上記の内容に加えて医師の診断を受けて、
登園許可証を提出すると登園可能になります。
ただ、最短で登園できるのは5日後となりますが
腫れの痛みが残っている場合には、
5日経過しても登園することはできません。
全身状態が良好となるまで休む必要があるので、
痛みが残っている場合には登園許可は
おりないとおもっているといいでしょう。
目安としては1週間くらい考えていれば安心ですね。
おたふく風邪の子供から親にうつる?予防はできる?
結論からいうとおたふく風邪はうつります。
特に家族間での感染の確立は
非常に高くなるので注意が必要です。
おたふく風邪の感染経路には2種類あり、
飛沫感染と接触感染があります。
会話中のつばきの中や咳やくしゃみ、
同じコップや箸の使いまわしなどが感染経路になります。
家族の場合、ましてや親と子供の関係だと
接触がかなり濃厚になるかと思うので、
うつっている可能性は高いでしょう。
おたふく風邪は発症の7日程前から
少しずつ感染力が高まり
発症の2日前から発症後3日目くらいが
一番感染力が高いといわれています。
発症前から感染力が高くなっているので、
気が付いた時点で遅い場合が多いですが
子供の発症を疑った時点で
必ずマスクを着用して接するようにしましょう。
おたふく風邪の潜伏期間は?保菌者でも仕事に行ってもいいの?
子供がおたふく風邪から回復して
ママもいざ職場復帰!と思ったけどママも保菌者。
潜伏期間中でもうつるなら
休んだほうがいいのかな?
会社の人でおたふくになっていない人がいたら
迷惑がかかってしまう。
という風に考えてしまうのは、
人として当然です。
おたふく風邪の潜伏期間は
約2週間から3週間で
平均すると18日前後と言われています。
この間にウイルスが体内に入り
発症するのですが、
おたふく風邪はインフルエンザや
ノロウイルスと比べると潜伏期間が長いのが特徴です。
企業によっては、インフルエンザはもちろん
おたふく風邪でのお休みについて
就業規則に記されていると思いますので
一度確認してみるといいでしょう。
多くの場合、おたふく風邪などの感染症について
発症後の休みの期間の指定はあると思いますが
潜伏期間中に休むような内容はないと思います。
社員みんながみんな、潜伏期間中に
お休みしていては仕事が回らなくなってしまいますよね。
おたふく風邪は発症前後の5日程が
感染力が高いので潜伏期間中は
マスクを着用して仕事に行くなどの
配慮をして勤務するようにしましょう。
おたふく風邪は飛沫感染がメインの感染経路なので、
マスクは必須アイテムといえます。
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まとめ
子供がおたふく風邪になってしまった場合は、
学校保健安全法によって登園停止・出席停止期間が定められています。
平成24年には、少しだけ条件が緩和されましたが
腫れてきてから5日が経過していること、
また全身状態が良好であることが条件になります。
保育園の場合は、保育園の規定によっても
必要の有無が違いますが
多くの場合登園許可証が必要になります。
発熱や腫れ痛みがひいたら小児科を受診して
医師に書類に記入をしていただき
保育園に提出して元気な保育園生活に復帰しましょう。