子供がおたふく風邪になってしまったけど
発症しているのは弟1人だけで
お兄ちゃんは熱もないし腫れもなくて全然元気。
弟はもちろん保育園は休んでるけど、
こんな場合ってお兄ちゃんって
学校や習い事は休んだほうがいいのかな?
なんてお悩みではありませんか?
おたふく風邪は、兄弟がなると必ず
といっていいほど感染するっていう話も聞くし
お兄ちゃんにもうつる覚悟はしてるけど
発症していない今の段階から
学校や習い事を休ませるのもなんだか違う気もしますよね。
弟が感染している期間に加えて、
お兄ちゃんが感染している期間もずっと休んでたら
1カ月以上も休みってことになってしまいますし。
ここでは、おたふく風邪が兄弟に
感染しやすいのは本当なのかと
潜伏期間中でも感染するのかについて、
また兄弟の潜伏期間中の登校などの外出についてまとめています。
おたふく風邪は兄弟に感染しやすいって本当なの?
おたふく風邪は、感染ルートが
飛沫感染と接触感染ということで
普段の会話中にとぶつばきや、
咳やくしゃみ、コップや食器の使いまわし
などによって感染してしまいます。
そのため同居家族で97.5%、
学校・幼稚園などの集団クラスでは90%近くが
感染すると報告されています。
実際に我が家の子供がおたふく風邪に
感染したとき病院を受診したときに
小児科の先生にお姉ちゃんや母親である私自身が
まだおたふく風邪に感染したことがない旨を伝えると
「ご愁傷さまです…他人事みたいにいってごめんね」
という風に話をされました。
また、「もう遅いです」との一言もありました。
気を付けてくださいね。こうやって過ごしてくださいね。
というのもではなくもう保菌者であるという扱いでした。
おたふく風邪は発症する1週間程前から
感染力があり発症後の腫れがある時期が
1番感染力が強いので
もう、うつったと思っておいたほうが
いいとのことでした。
とはいうものの、
以前お兄ちゃんがおたふく風邪になったときも
私は潜伏期間である2週間たっても
発症しませんでした。
なのでデータでは97%とは言われていますが、
必ず感染するわけではないので
気が付いてからの手洗い・マスク装着でも
まだ対策としては効果はあるのではないでしょうか。
おたふく風邪は潜伏期間中でもうつる?
結論をいうとおたふく風邪は
潜伏期間中でもうつります。
特に発症する5日前ほどから
感染力が強くなるので
本人が気が付いていない状態で、
まだ発症していないため
何の対策もしていないので、
発症前の潜伏期間中に人に
うつしてしまっている可能性が高いのです。
中でもまだ幼い2~5歳ぐらいの子供が
発症しやすいおたふく風邪は、
感染力が非常に強く、感染経路も多いので、注意が必要です。
子供が小さいとおしゃぶりを
する子もいますし、うまく手を洗えない子がほとんどです。
おもちゃや家具などによる
接触感染になる確率は非常に高いです。
兄弟の場合、同じオモチャを使って
遊んだりすることで
いつのまにか感染してしまっているのでしょう。
発症前の潜伏期間中でも
人に感染させる恐れがあります。
発症の1週間程前から感染力が強く
なってくるといわれていますが
それがいつなのかは誰もわかりませんし
空気感染をふせぐのにマスクの着用をしましょう。
また、手洗い、うがいなどをこまめに行いましょう。
おたふく風邪を発症していない兄弟の外出はしてもいいの?
弟がおたふく風邪で寝込んでいても、
兄におたふく風邪の症状がなく元気であれば、
特に外出を控える必要はありません。
感染していても発症していないのであれば
特に行動に制限をかける必要はありません。
弟がまだ高熱で痛みが強く
いかにも「おたふく風邪」と
いう感じの状態であれば
学校以外の遊びの外出は控えたほうが
世間体的にもいいと思いますが
弟が完治してしまえば
お兄ちゃん自身が発症するまでは
通常通りに生活していれば大丈夫です。
ただ、濃密接触者である家族であるため
2週間ほどは保菌者で潜伏期間中であることを
きちんと配慮しておくのがいいでしょう。
大勢でにぎわっているようなところへの
外出だったり自宅に友達を招いたり、
よそのお宅に遊びに行く等は控えて
少しでも体調がおかしいなと感じた場合は
すぐに小児科を受診しましょう。
家族におたふく風邪が1人いるからといって、
学校を休ませたりすると兄弟が多い家庭なんかは順番に感染したら
ずっと登校できないままになってしまいますよね。
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おたふく風邪の兄妹感染についてまとめ
おたふく風邪になった兄弟がいても、
まだ発症していない兄弟に関しては
特に行動の制限をする必要はありません。
ただ、潜伏期間中であっても
周囲の人へ感染する可能性はあるので
対策としてマスクの着用やうがい手洗いの徹底を心掛けましょう。
また、自身も保菌者であることを忘れずに
2週間くらいは必要最低限の外出に
とどめておくのがいいでしょう。