夏の暑さですっかりやる気がなくなって
食欲不振になって何も食べられない…
ご飯を食べないと元気が出ないのは
重々承知だけど全然食事が喉を通らないんだよね…
あなたはこのようなお悩みをお持ちではありませんか？
この暑さを乗り切るためには
やっぱりご飯を食べて力をつけなければ始まりませんよね。
ここでは、夏バテで食欲がなくなる原因と
夏バテ中でも食べやすいスッキリサッパリ食事メニューをまとめています。
夏バテで食欲不振になる原因は一体何なのか？
はじめに夏バテとは
日差しが眩しく蒸し暑い日も多くなってきました。
夏がもうすぐそこまで来ているようですが、心配なのは夏の
高温・多湿の過ごしづらさ・・・。
「湿気がこんなになければなぁ。そもそも気温がここまで
上がらなければもう少し快適に過ごせるのになぁ・・・」と、
不満を感じてはいつも夏の気候に身体が付いていけず、
体調を崩してしまいます。このような夏バテ症状にお悩みの方、
私以外にも多いのではないでしょうか？
そもそも「夏バテ」とは、「暑さ負け」「夏負け」とも言われ、
夏の暑さで疲れが溜まり、自律神経が乱れて体調不良に
おちいってしまうことを言います。
どうして夏バテになるの？食欲がでない原因は？
夏になると、自宅や職場、お店など、大抵の場所でエアコンを
使用しますよね。時に室内は寒すぎるというほどにエアコンを
きかせている施設もよくあります。
猛暑の室外と涼しい室内との出入りを繰り返すことにより身体は
ストレスを感じ、結果的に自律神経が乱れて風邪を引いたり
だるさを感じたり食欲が落ちたりといった
夏バテを引き起こしてしまうのです。
特に食欲不振は大きな問題で
食欲がないと身体に必要なエネルギーや栄養素も不足し
さらにだるさや疲れが溜まるという悪循環に。
暑いからと言って冷たい飲み物や食べ物ばかり
選んでいると、胃や腸が冷えて働きが鈍くなり
すぐに食欲不振につながってしまいます。
また、私たちが動かずにじっとしているときでも身体が
消費しているエネルギー「基礎代謝」という言葉を
聞いたことがあると思います。
この基礎代謝には体温維持のエネルギーも
含まれており、維持しないと体温が下がりすぎてしまう冬と比べ
夏は気温が高いのでエネルギーを作り出す必要がありません。
そのため、実は一年の中で夏が一番、基礎代謝がさがる季節であり、
熱を作らない分、お腹もあまり減らなくなるようです。
夏バテでも食べやすいものって？
食べないことには力が湧かず
普段の生活も憂鬱になってしまいますよね。
夏バテを解消するためには、まず量より質の食事です。
量はあまり食べられなくても
夏バテを解消できるように意識してたくさんの栄養を採りましょう！
夏バテ解消効果のある食べ物の有名どころ
タンパク質・ビタミン・ミネラル・クエン酸などは
特に夏バテの回復に有効です。
よく、夏にはうなぎと聞きますが、
うなぎには疲労回復に効果絶大の
ビタミンが豊富に含まれるためです。
そしてうなぎと同じく有名なのが梅干し。
体内のエネルギーをつくるときに必要なクエン酸が豊富なのは
もちろん、クエン酸の酸味には食欲増進の効果があります。
ごはんやソーメンと一緒にさっぱりと食べたり、
ペースト状にしてパスタやサラダのアクセントにするのも簡単でおすすめです。
梅干しは様々な料理に合いますので、
お好きな料理と併せてみるなど
食べやすい方法を探してみてくださいね。
他にもある！夏バテ民の見方をしてくれる食べ物
「たんぱく質」は筋肉や内臓、血液など
文字通り身体をつくる栄養素です。
なるべくなら毎日摂取して
丈夫な身体にしていきましょう。
分かりやすい食材で言うと豚肉や卵に豊富なので
煮卵入りの豚の角煮や、豚肉に小麦粉と溶き卵をつけて焼いた
ピカタなどいかがでしょう？
材料があれば意外と簡単に作れますよ！
また、スパイスが豊富に使われ
肉や野菜がたくさん入っているカレーもおすすめ。
クミンやウコンなどのカレーに使用されているスパイスには
クエン酸と同じく食欲増進の効果があります。
また、様々な材料が一皿にまとまるので、
たんぱく質はもちろん炭水化物やビタミン、
ミネラルも一回で摂取できるとてもお得なメニューです。
まとめ
アウトドアや海水浴、お祭りに花火、夏休みにお盆休み・・・
暑くて辛いばかりではなく、夏だからこそのイベントや
楽しみ方がたくさんある季節。
せっかくの夏を元気に過ごせるように食生活を
しっかりと意識しながらどんどん楽しんでいきましょう！
