1月7日は「人日(じんじつ)の節句の日」。
七草粥を食べる日ですね。
子どもがある程度大きくなって
話がわかるようになってくると
七草粥を食べる昔ながらの風習を
きちんと伝えてあげたいものですよね。
せっかく手作りするのだから
どうして七草粥を食べるのか
その意味や由来を教えてあげたいですよね。
また、使っている七草についても
あわよくば覚えてほしいですよね。
ここでは、七草粥を食べる理由や
七草についてを子供に分かりやすく説明する方法や
七草の種類を簡単に
覚える方法についてまとめています。
また、七草はクセがあるので
苦手な子も多いので子どもでも
好き嫌いなく
美味しく食べることができる
子ども向けの七草レシピも紹介しています。
七草粥の意味を子どもに説明するためのわかりやすい解説
「どうして七草粥を食べるのー?」
っと子どもに効かれたら、
あなたはなんと回答しますか?
「今日は七草粥を食べる日だから食べるんだよー」
なんて答えていませんか?
確かに、そう決まってるから
七草粥を食べるのですが、
せっかく子どもが季節の行事に
興味を持ちだしたのならば
きちんと昔ながらの風習を
教えてあげられるようになりたいものですよね。
でも伝統的な行事の由来って難しくて
うまく子どもに理解できるように
話をするのって難しいですよね。
子どもに七草粥について
わかりやすく説明する時に
かならず伝えておきたいポイントがあります。
・七草粥をたべると、みんなが1年間元気にすごすことができること
・七草粥は、ご馳走を食べ過ぎて疲れているお腹を休めてくれること
この2つのポイントは
必ず伝えておきたいところになります。
まだ幼い場合は難しいことは言わず、
簡単に伝えるだけで十分と言えます。
小学校低学年くらいの子どもなら、
・七草粥に入っている草の種類や栄養がいっぱい含まれていること
・みんなが元気でいられるよう、残さず食べることは大切であること
・昔は冬に野菜が少なくて栄養が偏ってしまっていたこと
など、ちょっと踏み込んだ話を
してあげるといいでしょう。
また、言葉だけで説明するのではなく
実際にスーパーなどで
七草セットを購入してきて
実物を見せてあげたり
一緒に七草粥をつくったりすると
より一層伝わりやすいかもしれませんね。
七草粥の七草を簡単に覚える覚え方とは
七草粥の七草は、
何度聞いてもなかなか覚えられないです。
大人の場合は、
無理やり暗記してなんとか覚えることができますが
子どもにとってはあまりなじみのない
野草の名前を覚えるのは大変なことですよね。
そこでリズムや歌に合わせて
七草の種類を教えてあげると
あっという間に覚えてくれますよ。
気軽にできる簡単な覚え方は
短歌のリズムに合わせて覚える方法です。
5・7・5・7・7のリズムに合わせて
口ずさむと頭に残りやすいです
セリ ・ナズナ
ゴギョウ ・ハコベラ
ホトケノザ
スズナ ・スズシロ
春の七草 っとね。
また、子どもは歌に合わせて
覚えたほうが簡単に覚えるかもしれませんね。
教育テレビのにほんごであそぼの中に
ちょちょいのちょい暗記というコーナーがあるのですが
そこで七草の歌が紹介されていました。
私の子どもも、
にほんごであそぼの番組を毎日見て
「寿限無じゅげむ…」を
自然に覚えていましたから…。
「にほんごであそぼ」は
小さな子どもは大好きなので
より早く簡単に覚えられるのではないでしょうか。
七草を使った子供でもおいしく食べられるレシピ
七草粥を食べる昔ながらの風習を
子どもに伝えていくのは
とても大切なことだから
子どもにも七草粥を食べてもらいたいと思うのですが、
七草はちょっとクセがあって
苦味があるので
子どもだけでなく
大人でも苦手な人は少なくありません。
そこでおすすめしたい
簡単な対処方法として、
ただの塩味の七草粥ではなく
中華だしを使用する方法です。
鶏ガラなどの中華味の
七草粥にすればクセも和らぎます。
また、具材に七草だけではなく
ツナや小さく刻んだ鶏肉をいれると
油分で味がまろやかになりますよ。
どうしても白い七草粥を食べたい場合には、
七草をおかゆと一緒に煮込むのではなく、
細かく刻んだあとに
一度サッと湯通ししてから
完成した白がゆの上に
飾りのように少し散らすという方法もあります。
これだけであの野草の味が薄くなりますよ。
ぜひためしてみてくださいね。
まとめ
子どもだから知らなくていいというのではなく
子どもにこそ、
七草粥などの昔ながらの伝統を伝えていきたいですよね。
子どもに分かりやすく説明するのは大変ですし、
意外な質問が返ってきて
回答に困ってしまうこともあるかもしれませんね(笑)
おいしい七草粥を食べながら七草の歌を歌って、
楽しみながら七草について学べるといいですね。