浴衣の作り帯を自宅で洗う洗い方と崩れずに収納する秘密の方法とは?

子供に着せる浴衣の帯の結び方が分からないから
今年は作り帯のついた浴衣を買って着てたんだけど

いざ、片づけようと思うと
洗濯方法や収納方法がわからない…

なんてお悩みではありませんか?

ここでは、浴衣の作り帯を自宅で洗う方法と
形が崩れないように収納する方法をまとめています。

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浴衣の作り帯を自宅で洗う方法とは?

娘がいると花火大会に行く時や
保育園の盆踊りなどで浴衣を着せてあげなきゃいけないですよね。

いくら子供の浴衣とはいえ
着付けをするのって難しくありませんか?

帯を結ぶのも難しいし…。

最近の子供はオシャレだから
子供用の帯ではなくしっかり硬い
本当の帯をつけたがるわけで…(^▽^;)

帯を結ぶのって難しいですし
子供はすぐに着崩れしちゃうので

作り帯の浴衣を用意している人も
多いのではないでしょうか。

作り帯ならカポっとはめるだけで
かわいく仕上がりますし

おしゃれな結び方をした帯が
たくさん売っていますからね( *´艸`)

でも、買ったはいいけど
この作り帯、どうやって洗うの?

どうやって片づけるの?
なんて疑問も出てきちゃいますよね。

浴衣の作り帯は自宅で洗うことってできる?

最近お店で売られている作り帯の中には
丸洗いOKなんてお手軽なものも多いですよね。

肌に触れる浴衣はもちろん洗ってしかるべきなのですが、
いくら洗える帯とはいっても
勢いでじゃぶじゃぶやってしまうのは考えものです。

基本的には着物や浴衣の帯は、
基本的に洗濯しないものなのです!

子どもの帯は食べ物で汚れたり、
汗がたくさん染み込んだりして、
しまう前に洗いたくなる気持ちはよく分かります。

作り帯は胴に巻く部分と、
結ってある部分が別になっているものが多いです。

素材によっては、胴に巻く部分は手洗いができますが、
結ってある部分は接着芯が貼ってあるだけのものがほとんどなので、

水洗いしてしまうと間違いなく形崩れしてしまいます。
ですので、着た後は乾いた布で拭くくらいにしておきましょう。

どうしても匂いや汚れが気になる場合は、
消臭除菌スプレーを軽く吹きかけて対処してください。

色落ちを確かめるために、
まずは目立たない箇所で試してみてくださいね。

胴に巻く部分は洗えると言いましたが、
洗わずに済むのならそれに越したことはありません。

たとえやさしく手洗いをしたとしても、どうしても縮みや、
洗っていない部分との色の差ができてしまうからです。

部分によって帯の色がちぐはぐだと、
かなり違和感が出てしまいます。

よほどのことがない限り、
胴の部分も結ってある部分と同じように扱ってください。

どうしても洗わなければならない時は、
洗面器やタライに水をはって中性洗剤を薄めに溶かし、
やさしく押し洗いをしましょう。

この際の注意点は、
絶対につけ置きをしないことです。

短時間で終わらせないと、
刻々と色落ちが進んで帯が台無しになってしまいます。

浴衣の作り帯を崩さずに保管する収納方法は?

浴衣を着終わった後の帯ですが、
しまう前に忘れずにお手入れをしておきましょう。

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せっかく買った帯ですから、
なるべく長持ちさせましょうね。

汗や汚れは、乾いたタオルなどで叩くようにして取ります。

その後、しっかりとシワを伸ばしてハンガーなどに吊るして、
風通しのいいところで一日ほど陰干しします。

基本的に、目立った汚れのない帯は
これだけで大丈夫です。

湿気がなくなったのを確認したらしまうのですが、
買った時のように折るのではなく、
端から太巻きのようにくるくると丸めれば、
シワがよらずにすみますよ。

帯も浴衣も、湿気は天敵です!
カビなどで大切な浴衣や帯が

着られなくなってしまわないように、
タンスや衣装ケースにしまう際は除湿剤を入れて、
なるべく湿気の少ないところに保管しましょう。

ちなみに、たとう紙に包んで保管している場合は、
三年に一度くらいの頻度で新しいものと交換しましょう。

古いたとう紙は通気性が悪くなりますし、
汚れたり、紐の糊が変色したりして、
浴衣や帯を痛めてしまう恐れがあります。

帯も浴衣も、片付けるのに
湿気を寄せ付けにくい桐箪笥が最も適しているのですが、

普段から着物を着る方でもない限り、
桐箪笥の値段には躊躇してしまいますよね。

今はクローゼットに収まるキャスター付きの、
桐の衣装箱というのもありますが、

そもそも子どもの浴衣くらいしか入れるものがなければ、
もう少し手軽に済ませたいと思っちゃいますよね。

そういう場合は、ホームセンターなどに
売っている普通の衣装ケースで十分です。

ただ、プラスチックの衣装ケースは通気性が皆無なので、
湿気対策は必須です!

年に数回、風通しのいい場所で
陰干しができれば文句なしですが、
面倒なことは何となく
後回しになってしまうのが人情ですよねぇ。
ですので、これだけは肝に銘じてください。
『天気のいい乾燥した日は、
なるべくケースのフタや引き出しを開けておく』
わざわざ中身を出して干すよりずっと手軽なので、
ぜひ覚えておいてください。

また、除湿剤も必ず入れておいてください。
衣装ケースなら、シートタイプのものが便利です。
湿気が溜まると色で教えてくれるものもあるので、
定期的にチェックして溜まったら取り替えるようにしてください。

浴衣の収納は洋服ダンスでもいいけれど、
作り帯の収納だけ困っているという方は、

作り帯のサイズに合ったプラスチックのケースを、
100円ショップなどで見つくろって
除湿剤を入れて保管、でもいいと思います。

ただその際も保管場所は、
なるべく湿気が少なくて日光が届かない場所にしてくださいね。

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まとめ

帯は基本的に、洗濯しなくても大丈夫です。
でもそれは大人の話。

元気いっぱいの子どもはすぐに汚してしまうので、
場合によっては水洗いもやむを得ないでしょう。

その際は色落ちを最小限に抑えるために、
几帳面に汚れと格闘するのではなく、
手早く、ほどほどに、でお願いしますね。

そして収納は、湿気との戦いです!
せっかくの作り帯に襲い掛かるカビや形崩れの魔の手を退けるべく、

いつもパッサパサの乾燥を心がけてください!
お肌には悪そうですが、帯や浴衣は喜んでくれるはずですよ。

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