毎年花粉が飛ぶ季節になると、肌荒れがひどくなる。
花粉症というと、
目がかゆいとか鼻水がでるなどの
症状が一般的みたいだけど
顔などの肌が赤みをおびて
カサカサで痒くなる症状のほうが気になって辛い。
保湿をしようにも化粧水をつかうと
ヒリヒリして痛痒くなっちゃう。
こんな状態でメイクをするのはダメだと思うけど
受付の仕事をやっている以上、
スッピンめがねで出社するわけにもいかず…
一体どうしたらいいの？とお悩みではありませんか？
ここでは花粉症の肌荒れで赤みがでてしまう原因と対策、
花粉シーズンのメイク術や
化粧水を使わない保湿方法についてまとめています。
花粉症の時期になると肌荒れして赤みが出てしまう原因と対策
花粉がよく飛ぶピークである
３月４月は季節が冬から春に移り変わる時期。
季節の変わり目は肌が敏感になって
荒れやすくなる人が多い時期になります。
花粉症の人はプラスして
花粉のアレルギー反応を起こすので
より一層カサカサが増したり
かゆくなったり、あかくなったりと
肌荒れを起こしやすくなります。
空気中を舞っている花粉は
鼻や目やのどなど粘膜だけでなく
洋服をはじめとして髪の毛やお肌にも付着します。
目や鼻がかゆくて
ついついこすってしまったり
ひんぱんにティッシュで鼻水をかんだり。
挙句の果てには肌についた花粉を
落とそうと普段より念入りに洗顔したり。
この、肌に対しての過度な摩擦が
刺激になって肌が弱ってしまうのです。
こういった色々な要因が重なることで、
弱った肌を守る力である
「バリア機能」が低下してまうのです。
バリア機能が低下すると、
肌が肌に水分をとどめておくことができなくなり
乾燥状態になってしまいます。
乾燥した肌は、
外部の刺激をうけやすくなり赤みや
粉吹きが起こりやすくなってしまうのです。
バリア機能が低下して肌が乾燥して弱っていると
カサカサの隙間に花粉が入り込み、
とどまり花粉によるアレルギー反応が強くでてしまいます。
余計に肌荒れがひどくなる悪循環になるのです。
乾燥状態となったお肌は、
表面の角質層がささくれだって花粉が挟まり、
ずっとお肌についた状態になります。
そこから、花粉が侵入し、アレルギー反応を引き起こします
花粉症の肌荒れを改善するには
保湿ケアをしっかりおこなって
肌のバリア機能を高めてあげることが大切になります。
花粉症で肌荒れしている時の必殺メイク術とは
花粉症で肌荒れを起こしている肌は
極力メイクはせずに念入りな保湿をして
お肌を休ませてあげるのが１番です。
もちろん、花粉が顔につかないように
お家の中で休むが鉄則です。
とはいっても社会人である以上
ずーっと外出もしないで
家の中に閉じこもっていることなんてできません。
仕事だってあるわけですし
ノーメイクっていうわけにも行きませんよね。
「仕事に行く＝メイク必須」の職場がほとんどでしょう。
花粉症で肌荒れしている場合は家で
メイクをせずに肌をゆっくり休ませてあげることが１番です。
でも外出をする場合には
逆にスッピンではなくメイクはしていく必要があります。
スッピン・ノーメイクのお肌は、荒れている状態。
そんなお肌で外出して外に行こうものなら
花粉・紫外線・ホコリなど
外部からの刺激を肌に直接触れてしまいます。
さらに荒れ肌になってしまうのです。
・油分の多いファンデーションは使わない
リキッドファンデーションや
クリームタイプのファンデーションなど
油分の多い化粧品は使用しないでおきましょう。
しっとりしているから乾燥にいいと思いがちですが
界面活性剤や防腐剤などの添加物が多く配合されているため、
荒れている肌には不向きです。
サラっとしたパウダーファンデーションを使います。
しっとりしたものだと、
花粉が肌についたときに取れにくくなります。
さらっとしたあものだと、
花粉が肌についても風や動作中に自然と落ちていきます。
・低刺激のファンデーションを使う
余計な成分を含まず低刺激で
簡単に落とすことができるタイプがおすすめです。
敏感肌用のラインや
ミネラルファンデーションを使いましょう。
・ポイントメイクは控えめに
目の周りなど皮膚の薄い部分は
特に肌荒れしやすいので、できるだけ控えめに。
アイシャドーなどの
ポイントメイクの化粧品も低刺激のものを使いましょう。
くるんとまつ毛は憧れますが、
まつ毛を上にあげると花粉が目に入りやすくなるので
この時期はビューラーやマスカラは極力使わないようにしてはどうでしょう。
・帰宅後はすぐにメイクオフ
さらさらメイクをしていても、
肌に花粉はついています。
帰宅後はすぐにクレンジングで
花粉とメイクを落としましょう。
クレンジングも肌に負担がかからないミルクタイプがおすすめです。
花粉症の肌荒れに有効な保湿は？
花粉症で肌荒れをしていると、
普段使っている化粧水を使うと
ヒリヒリしちゃうことってありますよね。
そんな時は無理して化粧水を使って保湿する必要はありません。
むしろ、今のお肌に合わない化粧水は使ってはダメです。
もちろん保湿は大事です。
保湿しないことには何もはじまりません。
花粉症で起こる肌荒れ乾燥肌を
乗り切るには保湿は切ってもきれません。
では、超高保湿の高級化粧品を
つかえばいいのかというとそうでもないのです。
超高保湿の高級化粧品はお肌の栄養になるような成分や
使用感をよくするための成分などが配合されています。
健康な肌ならなんともないけど
バリア機能が低下している肌には
刺激になってしまうことがあります。
こんなときには低刺激な敏感肌用の
化粧品を使っての保湿がおすすめです。
赤ちゃんにも使えるような
基礎化粧品にかえてみましょう。
あれこれ入っているものよりも
「シンプル」なものを選びます。
肌が赤みの状態がひどい場合は、
皮膚科を受診するのが手っ取り早いです。
皮膚科にいけば、赤みなどの
炎症を抑えてくれるお薬が処方されます。
ひどくなくても皮膚科を受診すれば
高級化粧品にも負けない
低刺激で効果抜群の保湿ローションや
保湿クリームを処方してもらうことができますよ。
花粉症による肌荒れについてのまとめ
花粉症シーズンの肌荒れ、つらいですよね。
保湿したいけど化粧水がヒリヒリしてしまって、
スキンケアができないまま放っておくと
肌荒れが余計にみにくくなってしまいます。
低刺激な敏感肌用の基礎化粧品に変えてみましょう。
皮膚科の受診もおすすめです。
自己判断で、肌荒れを悪化させてしまうよりも
早めの受診がいいでしょう。
また基礎化粧品を全部変えてしまうよりも
金銭的にも皮膚科のほうが安つく場合もありますからね。
メイクについてはお休みで外出しない日は、
スッピンでお肌を休めて仕事の日はミネラルファンデーションを使用して
花粉が顔につきにくいメイクを心掛けましょう。
