イースターって何する日?復活祭の意味とハロウィンとの違い

ここ数年で日本でも
ちょっぴり話題になってきているイースター。

町中でもカラフルな卵や
うさぎちゃんなどが飾られたりして

なんだかよくわからないけどイースター♪
なんて一緒に楽しんでいる人も
いるのではないでしょうか。

でも、そもそもイースターって何する日なの?

なんて意味もよく分からないまま
ハロウィンやクリスマスと同じように
イベント的な感じでとらえてしまっていませんか?

それはそれで楽しければ結果オーライなのですが
どうせなら、きちんとイースターのことを知った上で
楽しんでみてはいかがでしょうか。

ここでは、イースターは何をして過ごす日なのかと
イースター(復活祭)の意味、

似ているようで違うハロウィンとの
違いについてまとまています。

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イースター(復活祭)って何する日なの?

イースターは別名で復活祭とも呼ばれる日。

クリスマスやハロウィン
バレンタインデーなどと同じように

海外から日本にやってきた季節のイベントです。

日本の文化じゃないので
まだ馴染みがあるわけではありませんが

年々イースターを楽しむ人は
増えてきています。

東京ディズニーランドや
ユニバーサルスタジオジャパンでも

ここ数年はイースターのパレードや
イースター関連のイベントをしていますよね。

お店に卵やうさぎの雑貨や
エッグチョコのようなお菓子が売られているのを
見かけたことはありませんか?

こういった背景があってイースターは
ここ数年で日本で注目されるようになってきました。

クリスマスがツリーやサンタで
ハロウィンがかぼちゃ。

「イースター」なら卵やうさぎ
というようなイメージですね。

キリストの復活祭であるイースターは
基本的に家族でご馳走を食べて過ごすのが一般的です。

イースターでは、命を生み出すタマゴが
復活の象徴とされているので

カラフルにデコレーションした卵や
チョコレートで作った卵、
俗にいうイースターエッグを
お部屋にに飾って家族みんなで卵料理を食べます。

「デヴィルスエッグ」という卵料理を
食べる家庭が多いみたいですね。

ゆで卵を半分に切って
黄身を取り出してマヨネーズとマスタードと
パプリカパウダーなどを混ぜて白身に詰めなおす

簡単に作ることができる料理なのですが
このデヴィルスエッグが
イースターの定番の料理となります。

基本的には、みんなで食事をするのが
メインになるのですが

子どもたちも楽しめるように
エッグハントと呼ばれるゲームもします。

簡単にいうと宝さがしのことですね。

お菓子が詰まった卵を
あらかじめ隠しておいて子どもたちが探すゲームです。

エッグハントは東京ディズニーランドの
イベントでもやってますよね。

あと、IKEAでもやっていました。

たまたまイケアに行ったときに
イースターイベントをやっていて

ショールームを見ながら歩く家具の
どこかに、卵型カプセルがあるので
探してね~というようなイベントで

子どもたちが喜んで
色んな引き出しを開けて探していました。

カプセルの中にはフードコートの
メニューの割引券などが入ってて
親もうれしい♪みたいなやつです。

子どもたちが飽きずにいられるという点では
よかったのですが、隠し場所が隠し場所なだけあって

子どもが勝手に先に進んで
勝手にどこでも開けていくものだから

家具を壊しちゃうんじゃないかと
心配で心配でヒヤヒヤしていたことを覚えています(*_*;

話がそれてしまいましたが
エッグハントの他にも

丘の上から卵が割れないように
転がして遊ぶエッグロールや

ハロウィンのようにお菓子を詰めた
バスケットを子供に配ったりプレゼントする
イースターバスケットというものもあります。

本場ではキリストの劇をみたり
伝統的な事もするみたいですが

日本の場合は、イースターエッグを飾ったり
卵料理を食べたり、エッグハントをして楽しんでいます。

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イースター(復活祭)の意味ってどんな?

イースターは、日本語言うと「復活祭」。
イエス・キリストの復活を記念する日です。

有名な話ですがイエス・キリストと言えば
十字架に張りつけにされて処刑されましたよね。

そのイエス・キリストが
なんと3日目に蘇ったそうで
復活おめでとう!とお祝いするお祭りなんですね。

キリスト教の人にとって
めちゃくちゃ重大なイベントになるわけです。

また「復活」という意味では同じなのですが

冬の間に冬眠していた動物や
冬の間は葉っぱを落として枯れていた植物が
蘇ってきたこと

春が復活したこと、春の訪れを
お祝いするお祭りでもあります。

そんなイースターのシンボルになっている
たまごやうさぎにも意味があります。

たまご(イースターエッグ)の意味

タマゴは新しい命が産まれる
ということで生命の象徴として

ずっと卵の中にいて卵の殻を
割って生まれる様子がキリストの復活を
象徴しているとしてイースターのシンボルになっています。

春になり、冬の間に活動していなかった
動物や植物が再び活動を始めることの喜びも表す意味があります。

まるで現代人が跡付けした
意味のように思えますが

5世紀にはすでに教会で
タマゴがシンボルになっていたんだそうです。

イースターエッグの卵の中身の出し方と色の付け方と模様の簡単術
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うさぎ(イースターバニー)の意味

イースターの時期になるとたまごに紛れて、
地味に存在感があるのがうさぎちゃん。

このうさぎちゃんを
イースターバニーというのですが

いつも卵のそばにいるのは
うさぎがイースターエッグを運んで
隠すからなのです。

うさぎちゃんがかわいいから
タマゴ運びにうさぎちゃんを任命したのではなく

うさぎが卵運びに任命されたのにも
きちんと由来があるのです。

ウサギは、子どもをたくさん産むということから
豊作のシンボルとされていました。

また、うさぎはピョンピョンと
飛び跳ねますよね。

この飛び跳ねる姿が
生命の躍動感に例えられているのです。

他にも、

月でウサギが餅つきをしている
なんて話をあなたも聞いたことがあると思いますが
うさぎは月を連想させる動物ですよね。

復活祭の満月を過ぎてもお月様は
新月→三日月→満月と何度も満月になることから
復活の意味があるとされています。

イースターマウス(ねずみ)じゃなくて
イースターバニー(うさぎ)なのには
深い意味があるわけです。

ハロウィンとイースターの違いは何?

ハロウィンとイースターは
根本的な部分からして違います。

開催される時期も違えば
イベントをする意味も大きく違います。

でも、実際日本でのハロウィンや
イースターは本来の意味としての行事ではなく

何かとつけて口実を作って
イベントとして楽しむための行事に
なっちゃっていますよね。

イースターのように海外から
伝わってきてここ数年で爆発的にブームになっている
ハロウィンだって

本当の意味である「秋の収穫を祝う」
なんてこと誰もしていませんよね。

仮装して歩いて楽しむ日。
という感じですよね?

イースターだって「復活を祝う」のが
本来の意味ですが、

キリスト教でもない日本人の誰が
キリスト様おめでとう~!ってなりますか?

タマゴを飾ることを楽しんだり
卵を探すことを楽しんだり

今この季節のイベントで
季節感を楽しむためにやっているようなものですよね。

だから日本では、
ハロウィンもイースターも違わないです。

どちらも季節感を盛大に楽しめばいいんです。

ハロウィンなら秋。
イースターなら春、というようにね。

起源などの細かいことは
気にしなくてもいいかもしれませんが
一応の区別はできるようにしておくと安心です。

・イースターとは

キリストの復活祭(キリストの復活をお祝いする行事)
春を祝うお祭り

・ハロウィンとは

秋の収穫感謝祭
悪魔を追い払ったり身を守るために仮装する

イースターは何をする日?のまとめ

別名復活際とも呼ばれるイースター。

キリストの復活を
お祝いする日ということですが

日本で楽しむのであれば
家族で楽しく過ごす日ということで
いいのではないでしょうか。

子どもと一緒に
エースターエッグを作ってみたり
たまご料理を食べたり

エッグハントでお家で宝探しをしても
楽しそうですよね。

「春の訪れ」の季節を
イースターを通じて感じられればいいのかなと思います。

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