昨年、祖父が亡くなって喪中で新年を迎えたんだけど
明けましておめでとうの挨拶ってやっぱり言っちゃだめなんだよね?
そもそも会社の人は喪中だって知らない人もいるから
新年の挨拶をされたら私はどう挨拶をしたらいいの?
なんて悩んでしまっていませんか?
ここでは喪中に通常どおりの挨拶である「あけましておめでとう」を
使っても良いのか、また喪中の際の挨拶の仕方をまとめています。
喪中の場合あけましておめでとうは言ってもいいの?
喪中の場合「おめでとう」という言葉を使うのはNGです。
新年の挨拶については予め
喪中ハガキを出しておくのが普通ですので年賀状は出しません。
どうしても出さなければならない相手がいる場合は
「あけましておめでとうございます」という言葉は避けて
さり気なく「今年も宜しくお願い致します」と
言うような内容で良いようです。
相手が取引先などの場合は個人の事情を
押し付ける訳には行きませんし、
新年の挨拶をしないと言う訳には行きませんので
個人的な事情は伏せて通常の年賀状を出すのが普通のようです。
職場や友人同士での新年の挨拶は
相手が喪中である事を知っている訳ですから
年賀状と同じように「おめでとうございます」という表現は避けて
「昨年中はお世話になりました、今年も宜しくお願いします」
というような表現でさり気なく挨拶するのが良いと思います。
相手が挨拶して来ているのに喪中だからという事で
挨拶を返さないなどということは非常識な対応になりますし、
自分の人間性を疑われ兼ねませんので注意してください。
喪中だからと言って人前で如何にも喪中ですという態度も
如何なものかと思います。
悲しむ気持ちはわからないでも無いですが、
多少控えめにしている程度で良いと思います。
気心の知れた友人や会社の同僚ならば
状態を察してくれている面もあると思いますので、
事情を説明して理解しておいてもらう方が
その後の対応がし易くなるという面もあるようです。
何れにしても程度問題でさり気なく対応するのが良いと思います。
喪中の場合あけましておめでとうを別の言い方でいうと?
喪中の場合、新年のあいさつでは、
「おめでとうございます」という言葉は使わないのが一般的です。
お祝いの言葉が使えないので、
日常通りのあいさつをしても間違いではありません。
「おはようございます」「こんにちは」「お疲れ様です」
しかしこれでは、新年のあいさつをされた場合の返礼としては、
適切ではありませんね。
喪中だと知らない方であれば、
新年のあいさつが出来ないので、困惑するかもしれません。
もしくは、無礼な方ではと受け取られてしまっては大変です。
⇒新年の挨拶メールのビジネス文例とタイミングと遅れた時の対応法
では、お祝いの言葉を使わずに使用できる、
あいさつの言葉は何でしょう。
「本年もよろしくお願いします」とあいさつすれば、
お祝いの言葉を使わず、新年のあいさつとする事が出来ます。
特に職場や身近な人たちは、
喪中である事を周知してくれている場合が多く
おめでとうとあいさつが出来ないために、
相手が困ってしまう場面があれば自分から、
新年のあいさつをする事が、マナーとなります。
また上司へのあいさつに関しては
「昨年は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。」
このようにあいさつする方が、丁寧であると思います。
上司はもちろん喪中の事を知ってるはずですので、
上記の様にあいさつすれば礼を欠くことも無く、
常識ある人間だと評価されるかもしれませんね。
お年玉を渡す際もおめでとうとは言わず、
お小遣いとして渡す方がいいですね。
華やかなポチ袋は避け、
無地の封筒や白袋にいれて渡したり、
元旦を避けて渡したりする方法もあるようです。
子供にとっては年に一度のお楽しみなので、
ぜひお年玉は渡してあげて下さい。