あさりの砂抜きがうまくいかない理由と綺麗に抜けるポイントは?

これまでに何度も
あさりの砂抜きをした事があるんだけど
毎回毎回うまくいかないんだよね…。

どんなに時間を置いても塩水でやっても
今度こそ!っと自信があっても

食卓に出てきたアサリは
いつも「ジョリ…」っと砂を噛んでる。

なんてお悩みではありませんか?

実はアサリの砂抜きにはコツがあって
うまく行かない人はこのポイントを飛ばしている傾向に
あるんですよね。

ここでは、アサリの砂抜きがうまく行かない理由と
きれいに砂抜きするコツやポイントをまとめています。

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あさりの砂抜きがうまくいかない理由は?

あさりの砂抜きは
おいしく食べるためには必須の工程。

スーパーで買ってきたものでも
砂抜きがきちんとできていないこともあるので
まずは砂抜き!が基本です。

あさりは鮮度が肝心で
良いアサリじゃないと同じ方法で
砂抜きをしてもなかなか砂を出してくれません。

なので、購入する場合は
アサリの鮮度も目利きして買ってくることを
おすすめします。

うまく説明できませんが
アサリが入っている容器からも判断できます。

よく牡蠣が入っている
パックの容器にアサリが入っていることが
ありますよね?

そういう水が入っている容器のあさりは
新鮮だとぴゅーっと水をはいている事があるのですが

そういった元気なアサリを
選ぶのがポイントですね。

で、あさりの砂抜きで
ポイントになるのが

・砂抜きに使う水
・水の量
・水の温度
・明るさ

の3つになります。

アサリの砂抜きは
海水もしくは塩水で行うのが
基本中の基本になります。

これは知っている人が
ほとんどだと思います。

詳しいやり方やポイントは
後述しますね~。

で、結構見落としがちなのが
塩水の温度になります。

正確に温度計を使って
水温を測りましょう!とは言いませんが

アサリの砂抜きに使う水は
冷たすぎても暖かすぎても
うまく砂を吐かせることってできないんですね。

冷暗所で砂抜きしましょう!
とか言っている割に
冷たいと砂を吐かないんです。

結構ここで、失敗している人が
多いんじゃないかなと思うのですが
あなたはどうでしょう?

例えば冷暗所で思いつくのは
「冷蔵庫」ですよね。

涼しいし、扉を閉めれば
真っ暗な冷蔵庫の中ですから

アサリの砂抜きにピッタリ
だと思いますよね。

でも、冷蔵庫の中は
アサリにとってはちょっと
寒すぎるのかもしれません。

水温が低すぎると
冬眠状態になって活動をやめてしまって
砂を吐かなくなってしまい

水温が高すぎると
アサリは弱って死んでしまいます。

あさりの砂抜きで貝があかない時の裏技と抜け具合の確認方法は?
あさりの砂抜きをしていても貝が開かなくて困ることってありませんか? ここでは貝があかない時の対処の裏技と砂抜きで来たかの確認方法をまとめています。

あさりの砂抜きの適温は
20度前後がいいと言われています。

15度以下だと水温が低すぎて
アサリの動きは鈍くなってしまって

25度以上になると
弱ってしまうんだそうですよ。

温度調節の方法として
水の温度が低い場合は
温かい部屋に置いて温度を上げます。

水の温度が高い場合には、
氷を2つ程入れてあげるとすぐに
温度を調整できます。

あと気を付けるポイントとして
塩水の濃度や量ですね。

アサリたちが顔を出せるくらいの
ひたひたの水量がベストで

アサリがガッツリ水に
隠れてしまうと砂抜きはうまく行きません。

あとは、アサリを重ねずに置くことも
大切なポイントになりますね。

アサリが重なっていると
上のあさりが吐いた砂を

下のあさりが吸ってしまうという
悪循環が起こってしまいます。

なのでバットなど平らな容器に
アサリを重ならないように
並べて砂抜きをしましょう。

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あさりの砂抜きを綺麗にするポイント

あさりの砂抜きは

・適切な塩加減の塩水
・適切な温度
・適切な水量
・適切な明るさ

がポイントになります。

このポイントさえ押さえれば
あさりの砂抜きなんて簡単♪って思えちゃいますよ。

<あさりの基本の砂抜き>

あさり … 300g程度
水 … 300ml
塩 … 小さじ2弱ほど

あさりの砂抜きの基本は海水程度の
塩水を使って砂抜きをすることです。

だいたい海水の塩分は3.5%ほどなので
300mlの水に対して10gほどの塩を入れた塩水を作ります。

そしてサッと洗ったアサリを
バットに重ならないように並べて

塩水をアサリの顔が出るくらいの深さで
ひたひたまで入れます。

もしザルつきの角バットがあれば
ざるも入れた状態でアサリを並べるとGOODです。

ざるがあると
吐き出した砂が底に溜まるので

あさりが再び吐き出した砂を
吸うことを防ぐことが出来ます。

水の量は一番上のアサリが
1センチ程度もぐっているぐらいがちょうどです。

上から新聞紙をかぶせて
涼しいところに置いておきます。

最低でも3時間は砂抜きするようにしましょう。

本当に暑い夏場で
常温に置いておくと腐っちゃいそうな時期は
冷蔵庫に入れて砂抜きしても大丈夫です。

ただ、冷蔵庫に入れると
水温が低くなってしまって

アサリが活発に活動しなくなっちゃうので
冷蔵庫で砂抜きするときは

1晩くらい砂抜きの時間を
伸ばすようにするといいでしょう。

あさりの砂抜きがうまくいかない時のまとめ

あさりの砂抜きがうまくいかない理由は
アサリの鮮度が関係しているかもしれません。

スーパーでアサリを購入するときは
元気のよさそうな新鮮なアサリを選んできましょう。

また、砂抜きもただ塩水に浸せばいいのではなく
塩分の濃度や、水量や水温、明るさなどのポイントも
しっかり押さえて試してみてください。

新鮮なアサリであれば
ポイントを抑えた砂抜きをすれば
砂抜きがうまくいかないなんてことはないでしょう。

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