花粉症で鼻水がめちゃくちゃ流れ出てきて困っていませんか?
花粉症になると出てくる鼻水が水みたいにサラサラで
すすってもすすっても延々と流れ出てきて垂れ流し状態。
このまま鼻水を垂れ流しておくわけにもいかないから
せっせとティッシュで鼻水をかんではいるけど
次は鼻をかみ過ぎて鼻の下が痛くてカサカサになってしまうしもう最悪。
かといって鼻の穴にティッシュを詰めたまま
外出することもできないし一体どうしたらいいんだぁぁぁ~~!
っとあなたも同じような経験しているのではないでしょうか?
ここでは、花粉症の鼻水がサラサラなときにできる対策と
鼻の下が鼻のかみすぎで痛いときにできる対処方法に加えて
手軽にできる鼻水を止めることが出来るツボを紹介しています。
花粉症の鼻水がサラサラで止まらないときの対策とは
花粉症でサラサラの鼻水が止まらない理由は
アレルギーの元になるアレルゲン、
いわゆる花粉が鼻の粘膜にくっついてしまっているから。
アレルギーは本来は体に害がないものを
間違って拒否することで起こる反応なので、
この反応を止めることで鼻水をとめることができます。
サラサラの鼻水を止める方法で
1番確実なのが「鼻うがい」です。
うがいは普通口に水を含んでブクブクしますが、
鼻うがいはその名のとおり鼻に水をいれるうがい方法になります。
鼻うがいをして、
粘膜についてしまっている花粉をきれいに洗い流します。
■鼻うがいの効果とやり方は?
花粉症でサラサラの鼻水が流れてくるということは、
空気を鼻から吸い込んだときに
花粉が一緒に入ってきている状態で
その花粉を体の外に出そうとしているということになります。
鼻うがいは、鼻の穴の中を洗うことで
鼻の中に残っている鼻水や花粉、ウイルスや細菌を
排出してくれる効果を期待することができます。
水道水などの普通の水でも鼻うがいをすることは可能ですが
ただの水で鼻洗浄をすると痛いです。
プールやお風呂で鼻に水が入ったことはありませんか?
鼻に水が入って痛い時と同じような感じになってツーンとなります。
鼻うがい専用の洗浄液は、
ドラックストアなどに市販もされていますが
簡単に自分で作ることができるので試してみてくださいね。
・鼻うがいの水の作り方
-水が冷たいと痛いので体温に近い温度にします。
(30~35度のぬるま湯)
-塩を全体の0.9%入れる
(体内の体液と同じ位の濃度)たったこれだけ。
できた生理食塩水は、
塩分が強すぎると鼻の粘膜を傷つけてしまうので分量は守りましょう。
※100ccのぬるま湯の場合は、0.9gの塩。
※200ccのぬるま湯の場合は、1.8gの塩。
・鼻うがいのやり方
-姿勢をまっすぐ正してから鼻が上を向くように頭を傾けます。
-片方の鼻からゆっくり鼻うがい水を入れます。
自然と口に水が溜まってくるので-口の中にたまったら口から吐き出します。
-反対側の鼻も同じことをします。
鼻水をかみすぎて鼻下が痛いときにできる対処方法
ティッシュで鼻水をかんでいると、
かんだ時の刺激と摩擦、
ティッシュに皮脂が吸収が何度も繰り返されることによって
鼻が乾燥して荒れてしまいます。
さらに、
あれてしまった鼻の下に止まらない鼻水が流れてくることで
鼻水自体がかぶれの原因にもなってしまうのです。
鼻下が痛い場合は、
乾燥して荒れた鼻の保護・保湿をしてあげることが
重要になってくるということです。
鼻水をかみすぎて鼻下がイタイときには
肌の炎症を抑えること、外部の刺激から肌を守ること。
この2つで改善していきましょう。
・鼻下に塗って痛みを和らげ肌を守れる塗り薬とは?
ワセリン
もともとは、止血目的で使用されている軟膏です。
外部からのダメージを防ぎ、皮膚を保護してくれます。
口や鼻の近くに使っても安全で臭いや
副作用もないので赤ちゃんでも安心して使用できます。
オロナイン軟膏
「いちきびにきび…」とCMでもおなじみのオロナイン。
炎症を抑える効果と肌を守る保湿効果も期待できます。
独特な匂いが苦手な人もいるので、
鼻下にぬるという点では匂いの好き好きがあるので注意が必要です。
アズノール軟膏
皮膚の薬として昔からなじみがあるクスリで、
皮膚科や内科から処方されることもある薬です。
軽い皮膚炎に効果があり、炎症をおさえ、
すりきずを保護してくれます。
成分の中にワセリンもはいっているので
ワセリンのいいところも混じった薬となります。
顔やくちびるにも使用できるので安心して鼻下にもぬれますね。
馬油
薬ではなく、オイルになります。
馬油は昔からやけどやあかぎれ、
肌荒れなどの万能薬として使われています。
ひとの肌と似た成分から構成されているので
スーッとなじんでべたつかないのが特徴です。
鼻下だけに限らず、
顔や体全体にスキンケア目的でぬっっても
美容面での効果を発揮してくれますよ。
無駄な成分が含まれていない馬油100%の物がオススメです。
リップクリーム
リップはオイルや保湿成分をみつろうといわれるもので
固めてあるもので皮脂腺のないくちびるを乾燥から守ってくれる役割があります。
唇だけでなく、肌あれにも使用できちゃうのです。
メンソールじゃないもの・色味がついていないものを使いましょう。
・鼻下が痛くならない鼻のかみ方のコツ
鼻の下の皮膚はとってもデリケートです。
勢いよくブーン!と鼻水を噛んでしまうと簡単にあれてしまいます。
ましてや、鼻水が止まらないときは
何度もティッシュを使って鼻をかむので、
鼻水を噛むときは強くかむのではなく優しく優しくかむのがコツになります。
また両方の鼻を一度にかんで、
上下左右に鼻をぐりぐり動かして
「あ~すっきり♪」となっている人は要注意です。
強く力を加えたりこすって摩擦を起こすことで、
ただでさえ荒れやすい鼻下がより荒れてしまいますよ。
片方ずつゆっくりかんで、
やさしく鼻水を包むように拭きましょう。
「鼻をかむ」のではなく「鼻水だけをそっと拭き取る」という感じですね。
鼻水がとまらない時期には、
ローションティッシュなどの保湿成分が入っている
ティッシュを使うのもおすすめです。
普通のティッシュより値段が高く、
普通は300円で5箱入りなのに300円で1箱
という感じでちょっとお高くついてしまうのですが、
かぶれにくくなるのでおすすめです。
とはいっても、何枚も何枚も消費するのでもったいない!
と思う時には普通のティッシュに化粧水を吹きかけて使うだけでも
全然鼻の状態は違ってきますよ。
花粉症の鼻水を止めるツボってどこにある?
サラサラで止まらない鼻水をとめるために、
ツボ押しをするのも効果的です。
ちょっとさすってあげるだけで鼻がスッキリして
早い段階で効果を感じることができますよ。
鼻水を止める効果のある代表的なツボはこの2つ。
- 清明:両目頭のすぐ近くにあるツボ(上の赤点)
- 迎香:左右の小鼻のくぼみにあるツボ(下の赤点)
あなた自身が気持ちいと思えるやり方で、
力を入れすぎないようにゆっくりツボを押します。
両手の人差し指を使って
両脇からはさみこむように押すと押しやすいですよ。
冷たい手でツボ押しするよりも、
指と指をこすり合わせてあたためてからすると気持ちいです。
小鼻の脇のツボは、
優しく上下にさすったりつまむようにして
揉んだりしても気持ちいですね。
数回ツボを押すだけで鼻のとおりがスッキリしてきませんか?
耳にも鼻水に効果のあるツボがあります。
耳の付け根あたりには、
「外鼻」「内鼻」「腎上腺」「内分泌」
という鼻炎のつぼが集中しています。
- 外鼻…耳の穴の手前の小さなふくらみの中央
- 内鼻…外鼻の裏側のちょっと↓
- 腎上腺…外鼻の斜め下
- 内分泌…耳の穴の下の切れ込みの内側
耳の穴に人差し指を入れて外側から
親指で挟むようにして2,3分もみほぐします。
耳の穴付近に集中してあるツボなので押すというよりも、
全部一緒にもむような感じでOKです。
実際にやってみると鼻につまっていたものが
開通するような感じを味わえますよ~。
今回紹介したツボおしは、
やると速攻性があって鼻の通りがよくなるのを
すぐに感じることができますが実際試してみると持続性はありませんでした。
気が付くとまた鼻水で苦しくなってくるので、
その都度やってみてくださいね。
まとめ
花粉症シーズンの止まらない鼻水は本当に大変ですよね。
粘度がないサラサラの鼻水だから
余計に酷くて毎年毎年鼻の下が痛くなってしまうんですよね…。
ローションティッシュをつかったり、
鼻のかみかたを少し変えるだけで鼻下の痛みを軽減することができます。
こまめに保湿して、やさしくかむ。
ちょっと意識して、
少しでもつらい症状を和らげられることを祈っています。