初任給で手取りで引かれる税金や金額の隠された真実とは

今年の春からはれて社会人。

自分に出来ることを
一生懸命頑張って
はじめてのお給料をもらった。

そこまではいいんだけど
最初に聞いていた金額よりもずっと
少ないんだけどなんて…?

なんて思っているのでは
ないでしょうか?

実は社会人になって会社から
もらう給料からは
様々なものが引かれています。

ここでは、社会人のお給料から
天引きされるお金についての話を
まとめています。

また、初任給から引かれるお金や
初任給に手取り金額についてもまとめています。

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初任給の手取りで引かれているのは何?(社保)

会社に勤めて初めて
もらった初任給。

心躍らせて受け取ったはいいけれど
実際手取りとして手元に入るお金が
想像以上に少なかった…

なんてあなたはショックを
受けているんじゃないでしょうか?

あなたのお給料から
引かれているのは「税金」や「社会保険料」です。

大人たちにとっては
当たり前のお金ですが

この春社会人になって
初めてお給料をもらったあなたは
驚いても仕方ないですよね。

親の給料明細なんて
見せてもらう機会なんてないですしね。

今回あなたの初任給から
引かれたお金は

あなたの両親のお給料からも
あなたと同じように引かれています。

むしろ、両親はあなたよりも
給料が高いと思いますので

あなたが引かれている金額よりも
もっと多くのお金が引かれています。

で、あなたが初めて受けっとった
初任給のお給料。

今、実際にあなたの
手元に入ったお金は「手取り金額」です。

あなたのお給料から
税金や社会保険料が引かれたお金が
「手取り金額」になります。

所得税とか住民税とか
年金とか健康保険料とか
聞いたことがありませんか?

こういったお金が
引かれてあなたの口座に
振り込まれることになります。

だいたい一般的なサラリーマンで
収入の75%から80%が手取り
と思っていてもいいでしょう。

給料から天引きされる社会保険料

・健康保険料

健康保険料は、けがや病気になったときに
本来かかる医療費が3割負担で済むという
医療保険のようなものです。

会社から保険証が発行されていませんか?

病院に行ったときに出す
カードのようなものです。

今まであなたは親の扶養に
入っていたと思います。

今までは親が払っている
健康保険料の保険証を使っていたのですが
今後は自分で払っていくことになります。

健康保険料は、あなたの収入によって
金額が決まるのですが

会社勤めの場合は
健康保険料の金額の半分を
会社が負担してくれることになっています。

・厚生年金保険料

会社に勤めだすと厚生年金の
被保険者になることになります。

厚生年金というのは
将来年金をもらうために払う掛け金です。

あなたのおじいちゃんやおばあちゃん、
今年金をもらって暮らしていたりしませんか?

若いころに払ってきた
厚生年金保険料を年金として
受け取っているんですね。

厚生年金保険料の金額も
あなたの収入によって決まってきます。

で、こちらも健康保険料と
同じように会社が半額を負担してくれます。

・雇用保険料

雇用保険っていうのは
もしあなたが会社を辞めたときや

育児休暇ととったときや
介護で仕事をお休みするときなどに
助けてくれる制度です。

たとえば会社を辞めて
失業中のときに条件によって
失業給付金として再就職までの間
お金をもらうことができる制度です。

金額の負担は健康保険料や
厚生年金保険料と比べると
少ないのでそこまで負担にはなりません。

これらの社会保険料の支払いは
拒否することができないので
必ずお給料から引かれるものになります。

初任給で引かれる税金って?

お給料が発生することで
社会保険料以外にも税金の支払いも必須になります。

収入があったら税金を払うのが
この世の中のルールになっています。

お給料から引かれる税金は
一般的な会社の場合で所得税と住民税です。

・所得税

税率は収入によって違ってきます。

今まで収入がなかったあなたは
今年1年間の収入を予測した上で計算されて
給料から引かれています。

で、12月に1年間の収入が確定するので
会社で年末調整をするのですが

この調整で払いすぎ分を
還付してもらったり足りない分を
支払う形になります。

・住民税

住民税は一律で10%に決まっています。

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住んでいる都道府県・市長村に
納める税金になります。

所得税は今年度の
収入に対してかかってくる税金なのですが

住民税は前年度の
年収で金額が決まってきます。

年収が確定した
翌年の6月から12カ月分を
均等割りで支払っていきます。

なので初任給では
住民税は引かれることはありません。

来年の6月の給料から
天引きされていくことになります。

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初任給で引かれる金額って結局いくら?

ということで
会社から頂くお給料から
社会保険料や税金が引かれることが
わかっていただけたと思います。

まだ初任給を受け取っていない場合で
今すぐに手取りを知りたい場合は

あなたの月給に80%を
かけてみた金額を思っていれば
間違いないと思いますよ。

だいたい月給が22万円の人なら
社会保険料や税金などもろもろ引かれて
18万円に届かないくらいの手取りになることになります。

ちなみに社会保険料は前の月の
給料に対しての支払いになるので

会社の締め日によっては4月の
初任給では引かれない場合もあります。

所得税と雇用保険は
4月の初任給から必ず引かれますが

厚生年金保険料や健康保険料は
5月のお給料から天引きされる場合もあります。

で、住民税は2年目から
引かれることになるので

同じ手取り金額であっても
初めてもらう初任給の手取りが
1番多いということは覚えておいてくださいね。

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初任給の手取りのまとめ

会社から初めてもらう初任給。

思ってたより少ない!
騙された!なんて思っていたら
実はこんな裏事情があったんですね。

税金だとか社会保険料とかを
支払う歳になったんだな~と
しみじみ感じるのではないでしょうか。

これから収入が増えれば増えるほど
支払っていくべき社会保険料や税金も
増えていきます。

働くことと社会保険料や税金は
切ってもきれない関係ですので
うまく付き合ってきましょう。

そして大人として社会人として誇りをもって
これからもお仕事を頑張ってくださいね。

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