毎年秋になると新米を買うんだけど
上手く炊けた試しがないんだよね…
いつもベチャっとなっちゃって
決して美味しいご飯にならない…。
なんてことありませんか?
実は新米を炊くには
新米特有のコツがあるのです。
ここではそんな新米の美味しい炊き方を
浸す時間や水加減など詳しくまとめています。
新米の美味しい炊き方とは
新米の美味しい炊き方は
「炊く」と清も「炊く前」の工程が肝心です。
というのも最近の炊飯器は
高性能ですから変な小細工をしなくても
十分美味しいご飯が炊けるから。
なので、炊く前の準備の段階が
非常に重要になってくるわけです。
まずは、お米の計量です。
計量カップに適当によそっていませんか?
お米の量によってお水の水加減を
変えていくのでお米の計量はきっちり行いましょう。
次に米とぎです。
まず、お米の表面についている
糠や油の臭いを米粒が吸ってしまわないように
サッと洗います。
この時、お米の中に水を入れていくのではなく
先に容器に水をためてからお米を入れます。
お米は乾燥しているため
最初に水と触れたときに1番水分を吸います。
なので、最初の水がお米の表面についている
糠や油で汚れてしまうと濁った水を吸ってしまいます。
お米が濁った水を吸収する前に
手でざっとかき混ぜて洗い流しましょう。
ここはスピードが肝心です。
さっとお米の汚れを落としたら
米研ぎの作業に入ります。
米研ぎは本来、米粒と米粒をすり合わせて
残留物を取り除くのが目的ですが
新米の場合はお米の粒が柔らかいため
割れやすくなるので、研ぐというようりも
指を立てて力を入れず
優しくすすぐような感じで洗います。
新米の場合は3,4回軽く水洗いをして
1回すすげばOKです。
新米の炊き方で水加減は?
お米は乾燥していますが
古米と比べると新米は水分を多くもっている状態です。
なので、今までと同じような
水加減で炊飯してしまうとベタついた
水分の多いご飯になってしまいます。
水分量、水加減で新米の炊飯を
失敗してしまう人が多いので気を付けましょう。
新米を炊くときの水加減は
普段よりも少しだけ少な目にします。
ちなみに、お米に余分な水分があると
水加減が正確に測れないので
米研ぎが終わったら一度
お米をざるにあげて水気を出来るだけ切りましょう。
で、すぐに浸水に入ります。
ざるにあげた状態で放置すると
乾燥して米粒が割れてしまったり
変色してしまい美味しく炊けなくなります。
3号合のお米を研いだら
炊飯器の3合のメモリのちょっと下の水量にします。
一昔前までは、1%の水を
減らすといいという意見がありましたが
ここ最近は、お米の改良などもあって
極端に水を減らすのはよくないとされています。
なので、炊飯器の内側の
メモリのすぐ下を目安に減水しましょう。
新米の炊き方で浸す時間は
新米を美味しく炊くためには
水に浸しておく時間もポイントになります。
お米を研いで水の計量が済んだら
スグに炊くのではなくしばらく水に浸しておきます。
こうすることで
新米の芯まで水分がいきわたり
弾力があってふっくらした炊きあがりになります。
つまりすぐに炊飯すると
芯が残った硬いご飯になってしまうということ。
浸水時間は40分から1時間ほど。
夏場は短めにして、ひたすお水に
氷を入れると美味しく炊きあがります。
冬場は長めに
時間を置くようにしましょう。
新米の美味しい炊き方のまとめ
新米は炊く工程よりも
炊く前の工程のほうが重要になります。
お米の研ぎ方や浸水時間などは
新米でも古米でもそう変わりありませんが
美味しく炊くためには重要なポイントです。
新米を美味しく炊く1番のポイントは
やっぱり水加減といっても過言じゃありません。
美味しい新米の炊き方で美味しく炊けたご飯を食べて
食欲の秋を楽しんでくださいね。