家族性の高コレステロールは下げれるの?治療や薬の必要性は?

家族性の高コレステロール。

私は、父親からの遺伝で
コレステロールが高い30代女性。

高校時代の献血で
自身のコレステロールが高いことを知り

今も毎年健康診断で
要精密検査の書類をもらっています。

私は一生このままなの…?

家族性のコレステロールを
下げることはできないの?

何か治療法はないの?
薬を飲まなきゃいけないの?

など、家族性の高コレステロールである
私が実際に疑問に思うことやこれまでの経緯についてまとめています。

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家族性の高コレステロールは下げれるの?

高コレステロール血症は
遺伝すると言われています。

両親のどちらかが高コレステロール血症だと
子どもにも遺伝する確率は高くなります。

そう、私自身が
家族性高コレステロール血症の1人です。

高コレステロール血症は
食品からとるコレステロールの量と

身体の中で作られる
コレステロールを肝臓で上手に
調整できていないことで起こります。

生活習慣病の一種で
運動不足だったり食生活が
乱れている人がなりやすいというのは
知られている話ですよね。

でも、家族性高コレステロール血症は
そんなこと関係なしで

生まれつきこの受容体が
欠損していたり不足してたり
全く持っていないんですね。

コレステロールはコレステロールでも
家族性コレステロール血症の場合は

悪玉コレステロール(LDL)が
高い傾向にあります。

健康な人の場合は
LDLの数値は140mgなのに対して

家族性高コレステロール血症の
私の数値は224。

健康診断の結果です。

3年分の記載がありますが
常に200を超えていますよね。

IMG_9575

自覚症状なんてのは全くないのですが
毎年健康診断では「※」マークがついていて

「要精密検査」書類が同封されている状態です。

私がコレステロールの数値が
高いことを知ったのは

高校時代に献血をしたのが
きっかけでした。

献血の結果で送られてきた用紙に
「※」マークがついていたんですね。

親に聞くと、
「あんたもコレステロール高いのね」という感じ。

それからずっと
血液検査では必ずマークがついています。

ちなみに3人の姉がいますが
姉3人も高コレステロールです。

そしてさらに、私の息子も
コレステロールが高いのです。

明らかに家族性のものですよね。

ここ数年で、子どもの成人病患者が
増えているらしく

息子が通っていた小学校では
小学校4年生の時に、そういった検査をすることになっているんですね。

その時の息子の結果がこちら

IMG_9576

なんだか私のせいで申し訳ないです…。

ちなみに、食生活とか
生活習慣は我が家はそこまで悪くはありません。

それなりに気は使っていますし
食事がどーのこーのとか
運動がどーのこーのとか言われると
ちょっとイラっとしますもん。

それなりにちゃんとやってますもん。

私も息子も痩せ型体型で
基本的に体重と身長からみると

痩せすぎですっと指摘されるような
体型なんですね。

見た目的に「ザ・高コレステロールです!」という
感じではないんですね。

家族性の高コレステロール血症なのです。

家族性の高コレステロール血症は
普通の高コレステロール血症の人のように

食事内容を変えたり
運動をしたところで劇的に改善することは
ないとされています。

若いころは気にしていなかった私ですが
自分も歳をとってきたこと

そして子供にも遺伝していたことで
将来の事が不安になってきました。

このまま放置しておくと
ある日突然倒れてしまうかもしれない…と。

家族性の高コレステロールは治療が必要?

普通、高コレステロールの人の治療は
薬などを飲み始める前に

食生活の改善をしたり
運動習慣の改善をしていくそうです。

ただ、家族性高コレステロール血症の場合は
食生活を改善しても運動を続けても
コレステロール値を下げることはできません。

もちろん、しないよりも
したほうがいいことは確かではありますが

簡単にコレステロールを下げることは
できないんですね。

家族性高コレステロールの場合は
将来的に薬物療法を行いながら
規則正しく生活をしていくことになります。

普通の人のように改善できないけど
対策としては、生活習慣の改善が治療になっていくんですね。

実際に私も健康診断で
要精密検査の書類ももらってくるので

毎年受診に行くのですが
「まだ若いからね~」とか
「家族性だからね~」とか言われて

ちょっと食生活の指導を受けて
薬の処方もなく、詳しい検査もなく
診察が終了して、今に至るわけです。

ただ、30歳を過ぎて
家庭を持っている今、

このまま何もせずに日々暮らしていくことに
不安を抱えている状態です。

今年の精密検査は
ちょと詳しく調べてもらって

薬を飲んでいく方向に
進めていく予定でいます。

家族性高コレステロールは
薬を飲まないと下げるのが難しいのなら

薬を飲まずに放置しておくことで
狭心症や心筋梗塞のリスクが高くなるわけですからね…。

遺伝で受け継いだ体質だから
もうどうしようもないから

生活習慣の改善もしながら
家族性高コレステロール血症と
これから向き合っていきたいと思います。

ただでさえ高いコレステロール値が
不規則な生活習慣で

これ以上高くなってしまわないように
気を付けていきたいと思います!

そんなこともあって
ここ最近、私は青汁を飲み始めました。

もともと野菜不足が気になっていたので
青汁には興味があったのですが

実際にこの青汁を飲んで
コレステロールが下がった人の
口コミを見つけたんですね。

大正製薬青汁

この方が家族性高コレステロールかどうかは
わかりませんが、少なからず普通の高コレステロール血症には
効果があったようですね( *´艸`)

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高コレステロールが遺伝が家族性だった場合の薬は?

家族性高コレステロール血症の
患者のコレステロール値は

どんなに食事を改善して
徹底した食事療法をしても
数値をさげるのは難しいそうです。

なので、薬物療法で
治療をしていく必要があります。

薬を飲んだら治るというものではなく
薬をのむのをやめたら

1週間程で元の
コレステロール値に戻っちゃうので

わたしのような家族性高コレステロール血症の
患者は薬を飲み始めたら
一生薬を飲み続けることになります。

私も心配で一度
お医者さんに薬を飲まなきゃいけないですか?
っと聞いたことがあるんですね。

でも、まだ若いからという
理由でまだ飲まなくていいと判断されました。

でももう30歳をすぎた
アラサーですし、真剣に考えて
いかないとと思ったわけですよ。

色々調べてみると家族性高コレステロールでも
種類があるみたいで、

ホモ型とかヘテロ型とかっていう
ものがあるんですね。

ちょっと話が難しいのですが
ホモ型とヘテロ型では簡単にいうと

ホモ型のほうが危険度が高く
ヘテロ型の方が危険度は低い感じです。

検査をしたわけではありませんが
私の場合は、たぶんヘテロ型に該当するみたいです。

ホモ型の場合は小児期から
動脈硬化がはじまるらしくすぐに
治療が必要らしいのですが

ヘテロ型の場合は
男性の平均が17歳ごろからで

女性の場合は26歳ごろから
動脈硬化が発症進展していくそうです。

で、だいたいの薬による治療の開始は
男性なら20歳からで
女性なら30歳から治療の開始になるみたいです。

調べていくなかで
女性は30歳からの治療というのを
目の当たりにして

もう動脈硬化が始まってるやないかーい!
と慌てている私( ;∀;)

早めに精密検査をうけてきて
結果を報告したいと思います。

ここ10年間の間で家族性高コレステロール血症の
薬はすごく進歩したそうです。

スタチン系の薬剤と陰イオン交換樹脂を
用いた治療が有効とかう記事を読みましたが
正直もう何のことだかさっぱり(^▽^;)

お医者様様にゆだねて
少し手もリスクを回避していきたいです。

家族性高コレステロールのまとめ

遺伝による家族性高コレステロール血症は
一生治ることはありません。

ゆくゆくは薬をのまなきゃいけなくなるわけですが
タイミングが分からないですよね。

食事や運動は全く効果がないわけではありませんが
家族性高コレステロールを下げることはほとんどないです。

ただ、これ以上コレステロールを
上げないためにも生活習慣の改善は大切になります。

薬だけには頼らずに、
規則正しい生活習慣を身につけていきたいと思います!

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