こどもの日に向けて飾ってた
息子がお気に入りの鯉のぼり。
時期が過ぎたから片付けようと思うけど
砂埃や鳥のフンがついて汚れちゃってる。
綺麗にしてから片付けたいけど
洗濯マークのタグもないしどうやって洗えばいいの?
なんてお悩みではありませんか?
確かに普通の布じゃないし
飾りもついていたりで洗濯して色落ちとか
型くずれしちゃったら最悪ですよね。
安い買い物じゃないし
来年も再来年もずっと飾りたいから
大切に扱いたいと思うのは当たり前の心理です。
ここでは、鯉のぼり洗濯について
洗濯機の使用の可否や長持ちさせる
正しい洗い方や保管方法をまとめています。
鯉のぼりって洗濯機で洗えるの?
鯉のぼりは基本的に
洗濯機を使って洗濯するのは
よくありません。
ネットに入れてエマールなどの
オシャレ着用の洗剤を使って
洗濯機で回す人もいるみたいですが
洗濯機にもよくないですし
鯉のぼりにとってもよくないのが本音です。
物にもよると思いますが
鯉のぼりには口輪のところに金具が
ついていませんか?
洗濯機で回してしまうと
金具が壊れてしまう可能性もあるし
洗濯機にひっかかって
洗濯機そのものが壊れてしまう可能性もあります。
また、鯉のぼりには
金箔のようなものが付いていませんか?
洗濯機でガシガシ回しちゃうと
装飾品がはがれてしまう可能性もあります。
もう何年も飾って
古くなっている鯉のぼりならまだしも
今後も長く飾る予定の
こいのぼりなら、洗濯機は使用せずに
洗うなら手洗いを推奨します。
ちなみに鯉のぼりの寿命は
ポリエステルで5~8年程
ナイロンで2~3年程が寿命です。
基本的には手でほこりを払って
気になる汚れは固く絞った濡れ雑巾で
サッと拭く程度でOKなんですけどね。
でもやっぱり外に飾っているから
ほこりだけじゃなく泥汚れや
酷い時には鳥の糞も
ついてますし洗って片づけたいですよね。
次に出すのは1年後だし
余計にきれいにしておきたいもの。
鯉のぼりの素材は大きくわけて
2種類あるんですね。
ポリエステル製のものと
ナイロン製のものに分けられるのですが
ナイロン製の物の場合は
しっかり乾かしてからしまうのが大切です。
濡れていたり湿っている状態で
重ねて保管すると色移りしちゃいます((+_+))
鯉のぼりの正しい洗い方は?
鯉のぼりを洗う場合は
洗濯機は使用せずに手洗いにて洗濯しましょう。
手洗いといっても
難しいことはありません。
ゴシゴシ擦ると
装飾品がとれてしまったり
金具が壊れてしまうので
漬けおき洗いが基本になります。
ぬるま湯に中性洗剤を
溶かして漬けておくだけです。
(お洒落着洗剤でもOK)
数時間漬けておくと
汚れが浮いてくるので軽く押し洗いをします。
汚れがひどい部分は
優しくもみ洗いをしてくださいね。
漂白剤は使わないでくださいね。
色落ちの原因にもなるし
金属が錆びてしまうので注意しましょう。
押し洗いをしたら
水を変えて何度かすすいで洗剤を落とします。
雑巾絞りではなく
バスタオルなどに挟んでポンポンと
優しく水気を切って陰干ししましょう。
生地の縮みや色抜けを
防ぐために直射日光は避けて
陰干ししてくださいね。
鯉のぼりはアイロンがかけれないの
干す時はピン!とシワを伸ばして
生地どうしが重ならないように干しましょう。
鯉のぼりの保存方法は?
洗った鯉のぼりを保存する時は
まずはしっかり乾燥しているか確認してくださいね。
湿ったままだと色移りの原因にもなるし
最悪の場合は変色したりカビが生えたりと
悲惨なことになります。
しっかり乾燥した鯉のぼりは
丁寧にたたんで買ったときの箱に
しまって保管します。
鯉のぼりはナイロンかポリエステル製の
商品がほとんどなので特に防虫剤を
入れる必要はありません。
あとは鯉のぼり本体以外の
矢車や回転球などの金具の部分ですね。
この金具の部分はブリキの
ものが多いので、放っておくと
錆びてしまいます。
うちは海に近いところなので
潮風でかなりやられました((+_+))
きちんと片づけたつもりですが
甘かったですね。
鯉のぼり本体よりも
風車などの金具の部分のほうが
早い段階でボロボロになってしまいました。
なので金具の部分の手入れも
忘れないでくださいね~。
乾いた布でよーく拭いて
気になる汚れは濡れた布で拭いて
しっかりと乾かして片付けます。
欲をいうなら矢車や滑車の部分は
注油をしてから片づけるとよりいいですよ。
鯉のぼりの洗濯についてのまとめ
鯉のぼりは基本的に洗濯の必要はなく
軽く汚れを拭いて片づけるだけでOKです。
汚れがひどい場合には
洗濯機は使用せずに手洗いで軽く押し洗いして洗いましょう。
そして陰干しでしっかり
乾かしてから片づけるようにします。
特に難しい工程はありませんが
鯉のぼり本体だけでなく金具の部分の手入れもお忘れなく!です。