花粉症になってしまった。
ちょっと前まで普通に使えてた化粧水が
急に肌に合わなくなったのか使うとピリピリして
洗顔直後から肌がツッパってしまう。
ただでさえ乾燥肌なのにお肌のコンディションが最悪。
目の周りも赤く腫れぼったいし
全体的に粉をふいてる位かっさかさ。
化粧水で保湿するとひりひりしみるし
お手入れができなくて困っている。
あなたもこのようなお悩みをお持ちではありませんか?
自分の肌に合っていると思っていたスキンケア用品が
急に合わなくなって肌が荒れしてしまうと驚きますよね。
花粉症であろうがなかろうが
女性にとってお肌の保湿はとっても大事です。
これ以上の肌荒れを防ぐために
より一層保湿を重視してあげることが必要になります。
ここでは、花粉症で化粧水がしみる原因と
治し方にくわえて肌荒れしない選ぶべき化粧水も紹介しています。
花粉症で化粧水がしみるようになったのはなぜ?
花粉症で化粧しがしみるようになった原因は、
ずばり「バリア機能の低下」が原因です。
普段のあたなのお肌は、
外からの刺激からお肌を守るバリア機能を持っている状態。
でも花粉症シーズンである今、
あなたのお肌は水分も皮脂も少なく乾燥していしまっている状態になっています。
乾燥することによってお肌を守るための
バリア機能が低下し敏感な状態になってしまうのです。
バリア機能が低下すると
お肌に水分と油分をとどめておくことができません。
カサカサに乾燥してささくれた肌は
花粉やホコリなど外部からの刺激があると、
ささくれた部分に花粉などのアレルギー物質が入り込みやすくなります。
花粉がささくれている肌にひっかかって留まることで
肌の内側まで刺激がダイレクトに届いてしまいます。
そして肌がアレルギー反応を起こし
ヒリヒリしたり化粧水がしみたりする炎症を起こしてしまうのです。
また、花粉症になると目のかゆみや
鼻水を何度もかんだりしてしまいますよね。
肌に摩擦を与えることで
花粉皮膚炎を引き起こす可能も高くなるのです。
花粉の飛散量がピークを迎える春先。
3月頃は季節の変わり目ということもあって
肌トラブルが起こりやすい時期です。
紫外線量も増えてくるし、気温の変化も激しい。
肌にかかる負担がものすごく多い季節なのです。
乾燥+花粉の相乗効果で、
バリア機能が低下してしまい
肌が乾燥しすぎていることで摩擦や
ちょっとした事が刺激になってしまいます。
普段なにげなく使っていた化粧水。
その化粧水にアルコールなどが入っていると
今のあなたのお肌の状態だと刺激になります。
急に合わなくなってしまったのは
ちょっとした刺激に反応してしまう敏感肌
になっているからだと考えられます。
花粉症で肌荒れしてしまった時の治し方とは?
花粉アレルギーによって、お肌が荒れてしまった時。
赤くなったり、ただれてしまって
日常生活に支障が出ている時は皮膚科を受診するのが安心です。
処方される抗アレルギー薬を飲むと
症状がよくなる場合があります。
保湿剤も皮膚科で処方してもらえるので一石二鳥ですね。
一旦症状が落ち着くまでは、
皮膚科の保湿剤を使用しましょう。
皮膚科に行くほどでもない軽度な肌荒れの場合は
スキンケアを一度見直してみましょう。
肌荒れ中のスキンケアのポイント
花粉症で肌があれているときには
リッチなスキンケアではなく
シンプルなスキンケアに変えることが大切になります。
花粉症で荒れている肌には
「敏感肌」のスキンケアがおすすめ。
敏感肌用の基礎化粧品の多くには
アルコールなど肌の刺激になる成分が
ほとんど含まれていないません。
シンプルなスキンケア用品を使って
しっかりと保湿をしてあげるのが大事です。
自分の肌が本来もつ力「バリア機能」でお肌を守れない今、
やさしいスキンケア用品の力を借りて、
肌を守ってあげるのが大切になります。
シンプルスキンケアで、
肌に水分をたっぷり入れてあげて
表面に膜をはって守ってあげます。
ちょっとした刺激に負けてしまう肌が弱ってしまっている今、
あれこれ保湿成分が入っていたり、
しみしわ成分が入っているリッチな化粧品を使うのはNGです。
かといって「何もつけない」のもNG。
ひりひりするほど乾燥している肌は
ちょっとのことでもダメージを受けてしまいます。
花粉もほこりも風も何もかもが刺激となり
一層深刻な肌荒れを招きます。
しみない敏感肌も赤ちゃんでも使えるような
基礎化粧品でしっかり保湿をしてあげましょう。
花粉症で肌荒れしているときでも使える化粧水の選び方は?
花粉症で肌荒れを起こしている状態の肌はとっても敏感。
ちょっとした刺激でさらに肌あれを加速してしまいます。
あれこれと違った化粧品や、
あれこれ成分がはいっている化粧品を使うのはNGです。
人間の肌は、いろんなものが混ざって
化学構造が複雑になっているものほどかぶれやすい
と言われているそうです。
花粉症で肌あれしている時は、
シンプルな化粧品を使います。
また、敏感肌用や赤ちゃん用の基礎化粧品を
チョイスした場合でも
全ての人が安心して使えるわけではありません。
敏感肌といっても
化粧品会社によって敏感肌ととらえる範囲が違います。
敏感肌レベル1でも敏感肌レベル5でも
「敏感肌用」として販売されているのです。
いきなり買うのではなく、
試供品をもらうなどしてパッチテストをして
今の肌状態に合うかどうか必ず確認してくださいね。
・入っているとおすすめな保湿成分
セラミド
肌のうるおいを保つ主成分。
もともとお肌の角質層に含まれている成分で敏感肌の人はセラミドが足りていない状態。
セラミドの中でもヒト型セラミド配合のものが肌にやさしくておすすめ。
・注意してほしい配合成分
アルコール・エタノール…
ひりひりの原因。
多くはいっていると必要な水分まで奪う。
香料…
天然香料でも、複数あると刺激になることもある。
ビタミンC誘導体…
皮脂を抑える作用があり乾燥する原因になる。
着色料
花粉症で化粧水がしみるときのまとめ
花粉症で化粧水が肌にしみてしまうときは、
赤みがあったりただれたりする時は
必ず皮膚科に行って診察をしてもらいましょう。
皮膚科にいくと、
アレルギー症状を緩和する内服薬や保湿剤を処方してもらえます。
保湿剤も程度によって処方されるものが
変わってくるので肌荒れが醜くなくても
まずは皮膚科を受診してもOKです。
皮膚科に行くほどでもない場合はスキンケアの見直しをします。
高級なスキンケア用品ではなく、
シンプルな基礎化粧品を使うようにします。
肌にあったスキンケアでしっかりと保湿をして
バリア機能を高めてあげましょう。