子供がおたふく風邪になってしまうと、
必然的に仕事をしている母親は
仕事をお休みすることになってしまいます。
おたふく風邪のような感染する病気の場合は、
人にうつらない状態なるまで
保育園や小学校は出席停止とされ、
どんなに元気でも登園・登校できないので
働く母親として会社に迷惑をかけてしまうので辛いものですよね。
祖父母などの信頼できる人に
子供を預けることが出来るから
熱も腫れもあるからしばらくは
休まなきゃいけないとは思うけど
仕事も忙しいので元気になってくるであろう後半は
子供を預けて仕事に行こうと思っている。
なんて人もいるのではないでしょうか。
この場合、小さいころにおたふく風邪になっているので
自分自身は感染することはないと思うけど
それでも保菌している状態で潜伏期間…。
もしかして人におたふく風邪をうつしちゃうのかも?
なんて不安になってしまいますよね。
ここでは、子供がおたふく風邪になってしまった時の
親の仕事について、潜伏期間中は休むべきなのか、
潜伏期間中の感染力や感染期間についてまとめています。
子供がおたふく風邪になってしまった場合、
できることなら親が仕事を休んで
看病をしてあげるといいでしょう。
おたふく風邪は、完治するまでは
保育園や小学校には出席できませんので
長期間休むのが難しい場合もあるでしょう。
やむ負えない理由があるのであれば
その限りではありませんが、
子供が熱を出している間や
腫れに痛みがある状態の時期については
そばにいてあげて看病してあげると、
子どもも安心して過ごすことができます。
おたふく風邪の場合、
熱は比較的早い段階で下がります。
痛みも食事時だけ痛がるようになり
次第に元気になってくるので
それ以降は、信頼できる病児保育や両親などに
預けて仕事にいくのも大いにありだと思います。
世間体もあるが、仕事も大切です。
専業主婦でいられるなら
専業主婦でいたいでしょうし
家計が厳しいのでパートに出ているのですからね。
完全に完治するまで、
子供と一緒にいてあげたいのはやまやまだと思いますが、
病児保育や祖父母などの協力が得られるのであれば、
どんどん活用・協力をしてもらいましょう。
ただ、子供がおたふく風邪であること
そして母親であるあなたも保菌者で
潜伏期間中であることを考慮した行動が必要となります。
きちんとマスクをして勤務にあたりましょう。
おたふく風邪は、小児科の先生曰く
同居している家族の場合は
ほぼ感染していると考えてもいいそうです。
すでにおたふく風邪にかかった経験がある場合は
抗体があるので発症はしませんが、
未経験の場合は、
ほぼ発症すると先生から説明を受けました。
おたふく風邪は体内にウイルスが
取り込まれてから発病までの潜伏期間は2~3週間です。
発症が確認される耳下腺や顎下腺の腫れが
見られる1週間程前からウイルスが排泄されるので
潜伏期間中であっても職場の人に
感染させてしまう恐れがあります。
発症の2日程前から発症後3日間は
排泄されるウイルスの量がピークで
最も人にうつしやすい期間になります。
あなたがおたふく風邪経験者であれば
発症しませんが保菌者なので
周囲の人にうつす可能性があります。
かといって、潜伏期間中まで仕事を
休むなんてことは無理な話ですよね。
おたふく風邪に限らずその他の感染症の時も同じように
扱わなければいけなくなりますし
あなた以外の人も同じ扱いになってしまいます。
会社が回らなくなってしまい現実的ではありません。
あなた自身がおたふく風邪の症状が
ない状態であれば仕事に行っても大丈夫です。
自分自身が保菌者であることから、
おたふく風邪の感染ルートである
飛沫感染・接触感染に対して
マスクを着用したりうがい手洗いを徹底するなど
感染防止に努めて、
万が一あやしい症状が出たらすぐに
早退や欠勤するなど
すぐに行動を起こせるようにしておきましょう。
おたふく風邪は、感染力が高いため
学校保健安全施行規則にて第二類として扱われています。
そのため、人に感染させる可能性のある期間は
どんなに元気でも出席停止となります。
おたふく風邪は潜伏期間も含めて
完治までには約1カ月ほどかかります。
体内におたふく風邪のウイルスが
取り込まれてから発症するまでの
2~3週間は潜伏期間とされており
潜伏期間を経て発症する前の
7日前ごろからウイルスは排泄されます。
発症してからもウイルスの排泄は続き
長い場合だと9日ほどウイルスを排泄します。
最初はウイルスの量も少なく感染力も低い状態ですが
おたふく風邪の症状が出る2日前ごろから
発症後3日ほどは最強感染期間と呼ばれ感染力が最も高くなります。
その後、徐々にウイルスが少なくなっていき完治となります。
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子供がおたふく風邪になってしまうと
親も仕事をお休みすることになります。
そしておたふく風邪は発症していなくて
症状が全くない状態であっても
親は子供を通しておたふく風邪の潜伏期間である
と考えて行動することが必要になります。
既におたふく風邪経験者であってもです。
子供が元気になれば、信頼できる人にあずけて
仕事に行くことはできますが
自分が潜伏期間でありおたふく風邪のウイルスの
保菌者であることを念頭においておきましょう。
おたふく風邪の感染経路は飛沫感染や接触感染によるものなので、
マスクをしているようにすることが大切です。
手洗いうがいもきちんと実施しましょうね。