子供がおたふく風邪になってしまった。
今は熱も下がって元気なんだけど
食事のときだけ耳の下を痛がっていてすごく可哀想。
この痛みはいつがピークで
何日くらいしたらよくなるのかな。
病院から薬をもらってないけど
痛み止めってもらえないものなの?
なんてお悩みではありませんか?
子供が痛がるすがたを見ていると
本当に可哀想で
できることなら変わってあげたい
と思ってしまいますよね。
何か痛みを和らげる方法があるなら
知りたいと思いませんか?
ここではおたふく風邪の痛みのピークと
痛みが何日ほど続くのか、
また痛みに効く薬や薬を使わずに
痛みを和らげてあげる方法についてまとめています。
おたふく風邪に感染すると、
耳下腺や顎下腺などが炎症を起こして腫れてしまい
つばを飲み込むときや
食べ物を食べる時になると痛みが伴います。
痛みが続く日数は人によって違いがありますが
だいたい1週間程が治まる目安になります。
その痛みが続く期間の中でも
最も痛みが激しいのが腫れ始めてから3~4日目。
この時期の痛みは食べ物がのどを
通らなくなるくらい痛む場合があります。
うちの子供場合は、
発熱と同時に首の痛みを訴えてきましたが
食事の時以外は特に痛みはありませんでしたが
みかんやトマトなど酸味のある食べ物を
食べたときに涙を流して泣いていました。
一番痛がったのは発症して3日目で、
熱もなく食事以外の時間は元気もりもりなのですが
食事になると痛みがあって
おかゆやうどんしか食べずに過ごしていました。
4日目には、ふつうの食事に戻っていたので
症状は軽かったといえるのでしょう。
おたふく風邪は、病院で「おたふく風邪」
と診断されたからといって
おたふく風邪に有効な薬が
処方されるわけではありません。
厳密にいうとおたふく風邪に効く薬は
現在のところまだ開発されていないのです。
よく風邪をひくと処方される薬に
抗生物質の薬がありますが
抗生物質はおたふく風邪の
ウイルスを退治するのではなく
細菌感染による細菌に効果がある薬
なのでウイルスには効果がないのです。
おたふく風邪は、
耳下腺や顎下腺が炎症を起こし
腫れて痛みを伴うので
痛み止めの鎮痛剤を処方されることがあります。
鎮痛剤を飲むことで
痛みを緩和することが可能になります。
子供に処方される痛み止めの薬は、
子供でも安心して飲むことが出来る
「カロナール」という薬になります。
食事の時だけ痛むようであれば、
食事をとる30分ほど前に飲んでおくと
痛みは完全になくなりませんが
少し楽な状態で
食事をすることが可能になります。
我が家の場合は、
普段の発熱時に使う解熱剤を冷蔵庫に保管していて
万が一の場合にすぐに使用できるようにしています。
そのため先生に確認したところ鎮痛剤ではなく、
いつも処方している解熱剤には
痛み止めの効果もあるから
どうしても痛みが激しい場合には、
発熱時の解熱剤を使ってもよいといわれました。
おたふく風邪で首が痛い場合、
痛み止めなどの鎮痛剤を飲むことで
多少は緩和されますが
薬は1回飲むと次に飲むまでに
時間の間隔をあけなければいけないし
症状が少ししか緩和されず、
痛みが続いている場合もあります。
そんな場合には痛みのある部分を
冷やしてあげることで
痛みを和らげることができます。
病院によってはシップを処方するところもあるそうですが
自宅にあるもので簡単に冷却することができるので、
出来そうなことを取り入れてみてください。
・熱さましの冷却シートを貼る
・保冷剤や水枕で冷やす
・濡れタオルで冷やす
おたふく風邪には、有効な治療がないので
鎮痛剤を飲んだり冷やすなどの対処療法で
経過を見ることしかできません。
子供はじっとしていられないので、
冷えピタシートなどくっつくもので
冷やしてあげるといいでしょう。
また、食事中は口の開け閉めや
唾液の分泌が活発になるので
痛みが強くなる傾向にあります。
そのため食事の前に患部を
先に冷やしておくことで
痛みが和らいだ状態でご飯を食べることが
できる場合があるので試してみてくださいね。
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おたふく風邪による耳下腺や
顎下腺の痛みは1週間ほど続きます。
1週間の期間の中でも
3日目や4日目が痛みのピークとなり
ひどい場合には
食事をとることもままなりません。
痛みが強い場合には
カロナールや解熱剤を内服して
少しでも痛みを和らげてあげましょう。
他にも患部を冷やすことで
楽になることもあるので試してみてくださいね。
痛がる子供の姿を見ていると
辛いものがありますよね。
できる対処方法がいくつかあったかと思いますので
出来る方法で少しでもお子さんが楽になるようにしてあげてくださいね。