もうすぐ節分。
節分といえば豆まきをして年の数だけの大豆を
食べる風習がありますが
どうして年の数しか食べたらだめなのか
気になったことはありませんか？
子どもってポリポリ大豆をだべるの
好きじゃないですか？
そんな子供に、
「あなたは８歳だから８個しか食べちゃだめよ！」
と節分の言い伝えどおりに注意をすると
「なんで！？」っと言われて
「そう決まってるから」としか答えられないでいる。
なんてことありませんか？
ここはちょっと親の威厳を守るべく
きちんとした理由を教えてあげられるように
なりたいものですよね。
それにもし、年の数しか食べられない
のであれば大豆がたくさん余っちゃうので
余った大豆の使い道も知りたいし、
余計に食べてもいいとしても食べ過ぎも心配ですよね。
ここでは節分の大豆はなぜ年の数だけしか
食べてはいけないのかと余った大豆の使い道や、
食べすぎたらどうなるのかについてまとめています。
節分で豆まきをしたあとには、
まいた豆を食べるという風習があります。
豆まきでまいた豆は「福豆」と呼ばれていて、
福豆を食べると１年間無病息災で
過ごすことができるとされています。
節分の豆を年齢の数だけ食べるのは
意味があって年齢に応じた福を
体内に入れることが目的とされています。
その福豆を食べる数ですが、
年の数だけ食べるのではなく
年の数プラス１個食べるのが昔からの方法です。
一般的に知られているのは
年の数だけだべるやり方ですね。
１年間無事に過ごせるように願いながら、
自分の年齢よりもプラス１個多い豆を食べます。
どうしてプラス１なのかというと、
新しい１年間を無事に過ごせるように
祈願するわけなので
今年誕生日で年齢が１歳増えるので
今の年齢プラス１個の福豆を食べるのです。
節分で食べる豆の数に関しては、
地域によって考え方が違っていて
今の年齢の数だけ食べる
数え年としてプラス１個食べる
プラス２個食べると違いがあります。
大人は年齢とともに、
食べる豆の数が多くなって食べるのが
大変になってくるのですが
小さい子の場合、年齢の数だけの豆しか
食べられないとなるとかわいそうですよね。
niftyの何でも調査団の調査によると
節分で豆の数は気にせず食べる人が
４３パーセント、年の数と同じだけの人が
４２パーセントとなっていました。
約半数の人は年の数だけ福豆を食べていますが、
また半分の人は豆の数は気にしていない
という調査結果でした。
年の数だけってところには
こだわる必要はあまりないようですね。
節分の豆って、食べだしたら
止まらなくなりませんか？
私を含む私の家族も節分で食べる大豆が
大好きなので、年の数は気にすることなく
ポリポリたくさん食べてしまいます。
節分の大豆は、たくさん食べても
縁起が悪いとか鬼が襲ってくるとか
バチがあたるようなことはないのですが
食べ過ぎるとお腹が張ってしまったり、
ゆるくなってしまうことがあるので気を付ける必要があります。
乾燥した大豆を炒ったものを
節分の豆まきに使用し、
それを食べているので食べているときは
いくらでも食べられますが
食べたあとにお腹で膨らんで
苦しくなってしまいます。
消化不良で下痢をすることもあります。
節分に豆を食べるのは１年間の
健康を願うためのもの。
簡単に腐るようなものではないので
節分当日に全て食べきる必要はないのですから
食べる量はほどほどにしておくのがいいでしょう。
節分の豆に限らず、
どんな食品も食べ過ぎは禁物ですね。
節分の豆まきで余った大豆は、
そのまま食べても大丈夫なのですが
食べきれないなんてことありませんか？
若いころはあっという間に食べられていたのに
年を重ねるごとにモソモソした感じが
苦手になってきたり年の数だけの大豆を食べるのが大変だったり…。
節分で食べきれなくて余った大豆は
「福茶」にして飲んでもいいとされています。
食べきれない場合は、お茶碗に豆をいれ
熱いお茶を注いで福茶にして飲みましょう。
炒った大豆の香ばしい香りで
おいしくいただくことができます。
また、梅干しや昆布などをいれて
味付けしてもおいしく飲むことが出来ますよ。
他にもご飯と一緒に炊いて豆ごはんにしてもいいですし、
スープに入れたり鉄火みそにしたりするのも美味しいです。
水煮にして冷凍しておけば、長持ちしますし
いつもの料理にプラスして使うこともできますよ。
節分でまいた豆は、年の数だけ食べるのが
一般的ですが最近では、
そういった豆の数にはこだわらずに
食べている人が多いみたいですね。
かといって、食べ過ぎるのはよくないので
自分のお腹と相談しながら
食べる量はほどほどにしておきましょうね。
無理に当日に食べる必要はないので
色んな料理につかってみてはいかがでしょうか。