夏と言えばスイカ。
私も子どもたちも大好きなすいかですが
スイカを食べるときに種を取るのって面倒じゃありませんか?
指で中からほじくり出したり
気づかずガリっと種を噛んでしまったり…。
おまけにスイカを食べた後の
子供たちの手と顔の汚れ具合といったら
半端ありませんよね。
ここではそんなお悩みを解決すべく
スイカの種が取りやすい切り方と
食べやすいスイカのカット方法をまとめました。
これでもう美味しいスイカを食べるのも
億劫になることはありませんよ!(^^)!
そもそも、あなたはスイカの正しい切り方なんてもの
習ったことがありますか?
私はないです!
母親に教えてもらった記憶もなく
見様見真似でスイカを切っているのが現状で
スイカを半分にしてさらに半分にして…
最終的には円錐の状態になれば
OKかな、という何となくの切り方をしています。
で、食べる時には
見えている種やうっすら奥にすけてみえる種を
指やスプーンの柄でほじくって取り出して食べています。
なのでスイカはぐちゃぐちゃだわ
頑張った割りに中に種が残ってるし
子供たちがスイカにかぶり付くと
ガリっと音がして「種っ!」っと叫んできます。
種があるのが嫌だからって
お兄ちゃんはスイカを食べませんからね…(^▽^;)
なんとかならないものか…
そう思っていた時に出会ったのが
スイカの種を簡単に取れる切り方なのです。
お店屋さんのスイカって
なんで種がないのかな?とか
表面のタネさえ取れば
中には種が入っていないよな…
なんて感じたことがありませんか?
もちろんお店のスイカは
種なしスイカだからって場合もありますが
実は料理屋さんは
スイカの切り方の極意を知っているから
種が取りやすい切り方でスイカを切っているのです。
この、スイカの種が取りやすい切り方は
ものすごく簡単なので料理人ではない
私たち凡人主婦でも簡単にできます。
まず、まるまる1個のスイカの場合
最初に切る方向に気を付けるだけで食べやすい
種なし状態のスイカにカットできちゃうのです。
普通はスイカの縦ジマに沿って
半分に切るのが一般的なのですが
種を取りやすくするためには
スイカを横半分に切るのです。
すいかの黒と緑のしまに対して
垂直になるように切るということですね。
スイカを横に切ることで
スイカの中の種の位置を確認することができます。
横に切ったスイカの断面を
よーく見て見てください。
なんか、くるんと丸まっている
模様が見えませんか?
この模様が次のポイントになります。
この模様は維管束といって
スイカに栄養を運ぶ役割を持っています。
さらに維管束をよーく見て見ると
すいかの種が、維管束の周りに規則的に並んでいるのに
気が付きませんか?
スイカの種は一見ばらばらに
入っていると見せかけて
実は12列の縦に
規則正しく並んでいることが
なんとなくですがわかると思います。
つまりです!
横に切ったスイカの中心から
種に向かって種に沿うような感じで
包丁を入れて切って行けば
スイカの種は切ったスイカの
表面のみに現れてくるということなのです。
あとは表面の種をサッと取るだけで、
中にタネがないスイカのカットの成功になります。
ちなみに、我が家の場合は
まるごと1玉のスイカを買ったり
貰ったりすることはあまりなく
大体大きくても半分のサイズの
スイカを頂くことが多いです。
頂いたスイカはほぼ確実にスイカを縦に切ってあるので
種が取りやすい切り方で切れないじゃん!と
諦めちゃいそうですよね。
でも大丈夫です。
縦に切られているスイカでも
半分の状態からさらに横半分に切ってみれば
くるんの維管束が見えます。
横半分に切った表面に見える
種に沿って切れば種は表面に出てくるので
種が取りやすくなりますよ( *´艸`)
スイカと言ったら
扇形が定番の固いですよね。
でも、どうです?
扇型のスイカを食べると
手や口の周りが汚れて大変なことになりませんか?
子供たちなんてスイカを食べたあとは
最悪な状態になっていることとお察しします(;´Д`)
そんな時におすすめな切り方が
アメリカ式のカットということで話題になっている
スティック状に切る方法です。
手でスッと持って
口からはみ出ない大きさに簡単にカットできるので
パクッとかぶり付いても
スティック状にするので
アイスを持つような感じで
スイカの皮を手にもって食べる方法なので
手や口の周りを汚すことなく
お上品にスイカを食べることができるのです。
切り方は簡単です。
まず、スイカを半分に切ります。
さっき紹介した種を取りやすくする切り方を
ちょっと意識して
スイカの縦じまに垂直になる
ように横半分に切りましょう。
種が取りやすいスイカの切り方では
この後、種の場所に沿ってカットしていきましたが
スティック状に切る場合は
半分に切ったスイカを裏返してまな板に置きます。
そして、スイカの隅っこから
均等に水平に切って行きます。
で、半球状態の形をキープしたまま
まな板の上で90度回転させて
先ほどカットした切り口に
垂直になるように水平に切って行きます。
この時、上からスイカを見た状態で
切ったスイカのマス目が正方形になるよりも
やや長方形になるように微調整すると
持ちやすくて食べやすい形になります。
縦横にカットが終わったら
伏せた半球のまま大きなお皿にドカンと置いて完成になります。
インパクトのある盛り付けなので
家族で食べる時以外にパーティーの時なんかにも
この切り方でスイカを出すと盛り上がります♪
お皿に持ったスイカから1本ずつ手で
引き抜いて食べていきます。
スイカを引き抜いて食べていくことで
スイカが穴だらけになっていく様子が楽しいですよ( *´艸`)
美味しいのに面倒な夏の風物詩でもあるスイカ。
子供たちに食べさせると
後始末が大変なので、避けがちだった我が家ですが
この切り方を知ってから苦じゃなくなりましたから(笑)
とっても簡単ですぐ試せるので是非やってみてくださいね。