お彼岸にお墓参りに
行こうと思ってるけど
お供えするお花に
何かルールってあるのかな?
お墓にダメなお花とか
おすすめの花とかあれば知りたいな。
なんてお悩みではありませんか?
お墓のお花って
あとから来た人に見られちゃうし
年配の人って結構うるさくって
影で何を言われているか
わからないので怖いし気を使っちゃいますよね。
お墓にタブーなお花をお供えしようものなら
大変なことになりかねないです。
一生ぐちぐち言われそうじゃないです?
そんな危険を回避すべく
お彼岸にお供えするお花のマナーと
春と秋のお彼岸に合わせた
おすすめのお墓のお花の種類をまとめています。
お彼岸。
春分の日と秋分の日から前後3日間の
7日間の時期をお彼岸といいます。
この時期になると
ご先祖様のお墓参りに行く人も
多くいらっしゃいますよね。
お墓にお供えするお花って
どんなお花にしようと思っていますか?
実は、お墓参りでお供えする
お花にはマナーがあるんです。
故人が好きだったお花や
その季節に旬の花をお供えすれば
いいっちゃいいのですが
そのお花によっては
あとからブーブー言ってくる人も
いるので注意が必要だったりするのです。
というのも、
お墓にお供えするお花の中には
使っちゃダメなお花があるんですよね。
たとえば、バラやアザミやヒガンバナ
なんかは避けたほうがいいお花の部類です。
トゲがある花とか
香りが強いお花、毒があるお花は
お供えしちゃダメという暗黙のルール
みたいなものですね。
ヒガンバナなんて漢字で書くと
「彼岸花」と書くので
いかにもお彼岸の時に
お供えしてください!とでも
いうような感じの花ですが
危険極まりない植物で
中枢神経を麻痺させたり
最悪、死んじゃうこともある花なんだそうですよ。
あとは、赤色のお花も
悲しみの時には避けたほうがいいとも
言われています。
あとは、ツルなどの支えが無いと
立つ事の出来ない花もふさわしくないですね。
傷みやすいお花
散りやすいお花も避けるのが無難です。
こういうタブーなお花を
お供えしちゃうと
ご先祖様に対して
感謝の気持ちは伝えられないですし
親戚のオバチャン達に
あそこの嫁は…うんたらかんたら…
って一生言われ続けちゃうわけです。
出来ない嫁、非常識な嫁の
レッテルが張られちゃうわけですよ。
かといって、お彼岸のお花には
この花を必ず入れなさい!という
決まったルールはないんですよね。
無難なのは、できるだけ淡い色の
お花をメインにして
故人が生きている時に
好きだった色のお花をお供えするのがベスト。
もちろん、こうしなさいという
決まりなわけじゃないので
あなたの好きな花を用意しても大丈夫ですよ。
選び方はこれでよしとして
自分でお花をチョイスするときの基本として
お花の束の本数を
奇数にするのがポイントです。
3本、5本、7本で
まとめられるといいでしょう。
貧相に見えずに派手すぎない
感じにしましょう。
色は、選ぶお花の本数によっても
変わってくるのですが
3本の場合は白・黄・紫の花を選んで
5本の時は白・赤・黄・紫・ピンクの花を
選ぶのが一般的になっています。
お花の事があまりわからなくて
悩んでしまう場合には
スーパーやお花やさんでも
お彼岸の時期には仏花が
見繕って準備してあるので
そういったものを買って
お供えするのが1番無難なのかも
しれないですね。
地域によってはしきたりみたいなものも
あるみたいなので
仏花として売られているものであっても
1本1本選んでも
お供え用のお花であることを
伝えれば地域に合わせた感じに
仕上げてくれますよ。
いろいろあるけど、
大事なのは気持ちです、気持ち。
お彼岸に限らず、
お墓にお供えするお花に
よく菊が選ばれます。
あなたも、お墓には「菊」という
イメージを持っていませんか?
実際にお盆やお彼岸などの
お墓参りシーズンはあちこちに
菊の花があるんですよね。
この菊が選ばれるのには理由があって
お花の選び方のポイントに
めちゃくちゃピッタリなお花だからなんですね。
菊には輪ギク・スプレーギク・コギク・ピンポンなど
花の形や色がとっても豊富で
セットにしたときやアレンジすると
とてもきれいですごく映えるんですよね。
また、お花がとても長持ちするので
お供えのお花にはもってこいの花なんですよ。
お彼岸のお墓参りの定番の
お花といっても過言じゃないですね。
他にも春のお供えのお花としては
ストックやキンセンカやスターチスも
おすすめのお花になります。
ストックは年末や3月に多く流通するお花で
白・ピンク・紫などの淡い色合いで
とてもきれいなお花です。
花言葉は色によって違うのですが
全体的に優しい感じの花言葉で
「思いやり」とか「おおらかな愛情」とか
「豊な愛情」などお彼岸にはピッタリです。
お花が縦に並んでいるので
バランスをうまくとるのにもピッタリです。
他にもよく使われるのが
キンセンカですね。
菊科のお花なんですが
別名カレンデュラとも言われているお花です。
聞いたことありませんか?
ハーブの一種で切り傷とか
やけどに効くと古くから親しまれているお花です。
花言葉的にはネガティブな感じで
「失望」「悲しみ」「静かな思い」
などなんですが、
鮮やかなオレンジ色が
インパクトがあって映えるので
メインで使われることがよくあります。
春にお供えするお花なので
季節のお花として、
サクラやナノハナを入れると
一味違った印象の仏花になって
明るい春の雰囲気が増しますよ。
こういった季節感をだす
ちょっとしたアレンジは
「あら、これ素敵じゃないの…」
と、年配の人ウケもいいので
是非取り入れてみてくださいませ(^^♪
秋のお彼岸にお供えするお花も
春のお花と基本的には同じ感じです。
メインで使うのであれば
菊がおすすめですね。
やっぱり菊は季節を飛ばずに
1年中安定して生産されているので
手に入れやすいのもおすすめの理由です。
ちなみに菊の花の香りは
邪気を払うとも言われているそうなんですよ。
秋にはキキョウのお花なんかも
おすすめですね。
キキョウは青や紫色をしているのですが
夏が終わって秋が来たこのお彼岸の時期に
清楚で涼しげな印象をあたえてくれます。
あとはハナトラナオというお花も
お供えのお花におすすめです。
淡いピンク色のお花が咲くのですが
長い花穂に規則正しく咲いている様子が
個人的に好きです(^^♪
秋のお彼岸の頃に咲く花なので
お彼岸の時期にピッタリなんじゃないでしょうか。
春のお彼岸のお花に
サクラやナノハナをおすすめしましたが
秋のお彼岸のお花には
季節を彩るお花として
秋桜ともいわれるコスモスや
ススキ、イナホやカキ、クリなどを入れて
アレンジするのも素敵だと思います。
お彼岸にお墓にお供えするお花には
これといって決まりはありません。
この花を絶対に入れましょうという
ルールはないのですが
棘がある花や、毒がある花は
避けるようにしましょう。
菊などの定番のお花をメインにして
ちょっと季節感を出すことが出来る
お花も一緒にして
色や本数を合わせて
お供えするといいでしょう。