さっきまでは元気だったはずなのに
急に発熱してグングン高熱になり
ぐったりしてしまうインフルエンザ。
高熱・寒気・関節痛などの
全身症状をともなうため
大人ももちろん、
小さな子供がインフルエンザに感染すると
とても可哀想になりますよね。
どうしてなのか、
子どもの発熱は夜に起こる場合が多く
高い熱がある場合は
病院が開く朝まで様子を見ているのが
不安で居ても立っても居られません。
総合病院などかかりつけ医とは違う
救急病院につれていく親御さんも
多いのではないでしょうか。
インフルエンザに感染すると
保育園や幼稚園では登園許可証を
持っていかなければ
完治後の登園をすることができません。
緊急で受診にいった総合病院まで
登園許可証を貰いにいくのはちょっと遠いな…
インフルエンザの診断を受けた病院とは
違う家の近くのかかりつけ医で
登園許可書をもらうことはできないのかな…
なんてお悩みではありませんか?
ここでは、インフルエンザの診断を受けた
医療機関とは別の病院で
登園許可書を受け取ることができるのか
また、登園許可書をいつとりにいけばいいのかと
その費用についてお話ししています。
インフルエンザの登園許可証は、
インフルエンザの診断をした医師が
治癒証明をする為に発行するため
原則として受診した医療機関にて
発行します。
そのため、
別の病院で発行するのは難しいです。
しかし、夜間の救急病院や
休日診療の場合は、
かかりつけ医で事情を話せば
治癒証明の登園許可証を
書いてもらうことは可能です。
夜間病院や休日診療所は、
夜間や週末だけ対応している医療機関で
かかりつけ医を受診するまでの
「つなぎ」の病院という認識でかまいません。
そのため処方される薬も
2,3日分のみとなっていることが多いです。
抗インフルエンザ薬である
タミフルやリレンザは
通常5日間服用する必要があるので
救急病院や夜間病院を受診した後に
かかりつけ医にて残りの日数分の
抗インフルエンザ薬をもらうことになります。
救急病院や夜間病院にて
5日分の薬を処方されたとしても
かかりつけの小児科医に
発熱の経緯や夜間・休日医に
診察してもらったこと、
薬の処方箋を見せてきちんと事情を
説明すれば登園許可証の発行はしてくれます。
このように、かかりつけ医の
診療時間外に別の病院を受診した時には
登園許可証の記入は可能となりますが
小児科でインフルエンザが発覚したのに
耳鼻科で登園許可証を発行してもらうことは
出来ません。(紹介状があるなら話は別ですが…)
インフルエンザに感染して
保育園や幼稚園が登園停止になるのは
「発症から5日 かつ 解熱してから
2日間(幼児は3日)は
外出・出勤・登校は控えるように
と厚労省にて指導されています。
両方の条件を満たさないといけないので
熱がさがるのが遅れれば遅れるほど
登園できる日も伸びていく
ということになります。
発症や解熱の日数の計算方法は
単純に、発熱日を発症から0日目
解熱日を0日目としてカウントします。
保育園や幼稚園の場合、
解熱後3日間のお休みが必要なので
解熱後の2日目か3日目に
病院へ行って診察をしてもらい
登園許可書を書いてもらいましょう。
登園許可証を書いてもらう時は、
インフルエンザの再検査等はなく
問診と簡単な診察のみとなります。
インフルエンザの登園許可証の
発行にかかる費用は
お住まいの地域によって
有料だったり無料だったりするようです。
基本的に医療機関での文書料は
病院側が独自に設定できるので
値段にもばらつきがあるようです。
子どもの場合は、
乳児医療証の範囲で処理してもらえる事が多いので
料金はそこまで高くなることはないでしょう。
インフルエンザ登園許可証の発行に
かかる費用は無料~500円程度を考えてもらえれば
大丈夫です。
(ちなみに大人がインフルエンザの
診断書をもらう場合は
3000円~5000円かかります)
インフルエンザの診断を受けたときに
子どもが保育園や幼稚園に通っていることを伝え
「登園許可証はおいくらですか?」と
聞いてみるのが1番ですね。
インフルエンザの登園許可証は、
基本的には受診した病院で発行してもらいます。
やむを得ず、救急・休日病院を
受診した時には
一度病院に電話をして
発行できるか確認をとってからにするのが安心ですね。
お子様がいち早く回復して元気になりますように。