持病があり病院に頻繁に通院しているので確定申告で、医療費控除をしようと思っている。
たくさん医療費の領収書をとってあるけど、なくしちゃったやつもあるし領収書じゃなくてレシートのやつもあるんだけど全部有効なのかな?
この領収書はどうやってまとめて提出すればいいのかな。
なんてお悩みではありませんか?
ここでは、確定申告の医療費の領収書のまとめ方や無くした時の対処法や、レシートでも代用可能なのかについてまとめています。
確定申告で医療費控除を受ける場合には、専用の書類と一緒に実際にお金を支払ったときに受け取る領収書の原本を添付する必要があります。
医療費の領収書をまとめる際に、きちっと別けてまとめておくことで、明細書に記入するときに効率よく楽に転記することが可能になります。
確定申告の際に、医療費の明細書と一緒に提出するのですが医療費控除は細かいのでわけてまとめておくことで、税務署の人に質問されたときに説明がしやすいです。
医療費の明細書のまとめ方としては、家族別や項目別、病院別や薬局別などにひとまとめにしておくと後で楽ちんになります。
ばらばらにならないように、ホチキスやクリップなどで留めておきましょう。
プラスアルファーで、医療費がかかったときに上書き合計してまとめた領収書ごとに集計をしておくとあとで手際よく済ますことが出来ます。
医療費の明細書は封筒形式になっているので、封筒の中にまとめた領収書をいれて提出すればばっちりです。
いざか確定申告で医療費控除をうけようと思ったけど、領収書をなくしてしまった場合はどうするの?とお悩みではありませんか?
「領収書がない」には2種類あり、領収書を紛失してない場合と領収書がもらえなくてない場合とがあります。
まず、領収書がもらえなかった場合についてですが医療費控除の対象となる、通院の際にかかるバスや電車などの領収書に関しては、領収書が発行されませんよね。
公共交通機関を利用して治療に通った場合の交通費は医療費控除の対象ですので、メモにかかった費用を記録しておきましょう。
医療費控除で確認するのは「だれが・どこの病院で・いつ・いくら支払ったのか」です。この4つの事項を必ずメモに残しておきましょう。
次に領収書を紛失してしまった場合です。紛失してしまう場合は、治療費として照明することができないので医療費控除の対象として明細書に記入ができないことになりますね。
医療機関の領収書は、基本的に悪用されないために再発行ができません。
実際に領収書を見てみると、再発行を行わない旨の表示がされているのを確認できるかと思います。
なので紛失しないように大切に保管することが大切になってくるのです。
基本的に再発行をしてもらうことはできませんんが交渉次第で、診察日や金額が記載された証明書を発行してくれることもあります。
ぞくにいう診察証明書や支払証明書などですね。
これらの書類を発行してもらうことができれば領収書のかわりに添付することができます。
ただ、文書料がかかる場合があるので注意が必要です。
個別の医療費の領収書はなくしちゃったけど、健康保険組合などから送られてくる「医療費のお知らせ」のはがきがあるけど、これは領収書のかわりにならないの?
と思うかもしれませんが、医療費のお知らせは領収書の代わりにはなりませんの気を付けてくださいね。
確定申告で医療費控除の対象になるのは、医療機関を受診したときや医療機関で処方された薬を受け取る薬局だけではありません。
ドラックストアなどの薬局で購入する風邪薬や下痢止め薬なども医療費控除の対象となっています。
このように市販薬を購入した場合には、基本的に会計では領収書ではなくレシートが発行されるかと思います。
そして領収書ではなくレシートでの証明であっても、医療費控除の明細書に添付する証明として使用することができます。
先にもいいましたが「だれが・どこの病院で・いつ・いくら支払ったのか」がわかれば大丈夫ということになります。
購入した薬の名前やなんの目的で購入したかをメモしておくといいでしょう。
領収書ではなくてもレシートに、きちんと発行者、日付、金額、明細が記載されていれば結論、領収書でもレシートでもどっちでもいいということなのです。
税務署が見るのは領収書だとかレシートという部分ではなく本当に必要な経費だったのかという部分です。
ただ、レシートの場合に気を付けてほしいのが時間がたつとインクが消えてしまうことがある部分。
この部分はちょっとデメリットでもあるのですが感熱紙のレシートの場合時間がたつとどうしてもインクが消えやすくなってしまいます。
保管の際は熱や光のないところに保管しておくようにしてくださいね。
確定申告で医療費控除を受ける際にはたくさんある領収書を、そのときになって一気にとりまとめるとなるととても大変です。
あらかじめ家族別や、病院別などにわけで保管しておくと確定申告のときにスムーズに準備をすることができます。
また、領収証がもらえなかった場合や紛失してしまった場合でもメモなどできちんと証明できれば認められることもあるので記録は必ずとっておくようにしましょうね。