自由研究といえば何かを観察したり実験したりする理科系のテーマが選ばれることが多いですが、
自由な研究ですので何かを作る「図工」「工作」も楽しいテーマではないかと思います。ハサミやカッターを
使う部分もありますが大人が手伝ってあげると安心ですし、何より親子での楽しい作業にもなりますよね。
今回はそんな工作系のテーマの中でも「牛乳パックでのびっくり箱作り」をご紹介します。家庭にあるもので楽しく工作しつつ、
宿題を完成させましょう!
いきなりびっくり箱を作るといってもどうするか迷いますよね。
そこでここでは小学生でも簡単に作れるびっくり箱を
動画と合わせてご紹介します。基本はこの方法で作成し、
お好みでアレンジして作ってみてください。
【飛び出すびっくり箱!】
https://binged.it/2BEbLFY
〇材料
・1?の牛乳パック
・輪ゴム
・はさみ
・ものさし
・カッター
・マジック
・折り紙や色画用紙など(装飾用)
1.牛乳パックの底とそそぎ口部分をカットする
2.切り取った牛乳パックを3、4㎝ずつ輪切りにする
(マジックで線を書いてからカットするときれいです)
3.2の向かい合う角の上下に、0.5㎝くらいの切込みを入れる
4.切込みを入れた部分に、輪ゴムをはめ込む
5.4を空き箱に入れる。
これで完成です。動画のように、輪切りにしたパック達を折り紙やマスキングテープで飾ると可愛く仕上がります。
また、最後にパックたちを入れる箱も牛乳パックで作ってみてもOKです。 蓋がピッタリと閉まる箱(アルミの菓子箱など)
が用意できるのであれば、飛び出してくるものを抑える力がありますので、牛乳パック2個分を詰め込んでみるとさらに迫力がでて楽しいですよ。そして輪切りのパック達を
セロテープで横一列に繋げて箱に入れることで長細い状態のまま飛び出してくるので、色画用紙などのアレンジ次第ではヘビや龍も表現することが可能です。
びっくり箱作りは親子でできる工作の要素が強いので、まずは作り方の工程を写真や絵で分かりやすく表現してきましょう。それだけでも研究テーマ
「びっくり箱の作り方」などで発表できますが、実験的要素をもっと入れたい場合には「輪切りにした牛乳パック何個までなら箱に入るか、何枚飛び出してくるか?」を、箱や枚数を変えて試してみるもの面白いです。
輪ゴムがバネ替わりになるものなので、バネの力・輪ゴムの力について詳しく調べてみても良いですね。
植物や料理をテーマにした自由研究と違って、牛乳パックのびっくり箱なら実物を提出することが可能ですよね。
実物があることでクラスメイトと楽しむこともできるので、夏休みが終わるのも楽しみに思えそうです。
実物1つを提出するのみではなく、作り方の手順を写真や絵で分かりやすく表現し、さらにびっくり箱を作ろうと思ったきっかけ(動機)と、作ってみての感想
(思ったより簡単だった、こんなところが難しかった等)も自分なりの言葉で表してみましょう。小中学生でそこまで「研究」にこだわる必要もないのですが、実験には動機や考察、まとめが必要になってきます。この順序に沿って、大判用紙やノートにわかりやすくまとめられると発表を見聞きする先生や生徒にも伝わりやすいですよ。
牛乳パックで簡単に作れるびっくり箱について紹介しました。
牛乳パックは大体どのご家庭にもありますので気軽に作れますし、他にもペン立てや貯金箱にもなりますので、牛乳パックの再利用方法としての自由研究にしても楽しそうです。
自由研究はあくまでも「自由」ですので、びっくり箱も今回紹介したような作り方にこだわらず、色々な作り方やアイデアを考えてみてくださいね。