お祝い事や楽しい行事に欠かせないのがケーキですね。
普段のおやつや、外食した際のデザートとして食べることも
ありますが、特別な感じがして嬉しくなります。
ところで
このケーキ、賞味期限はどれくらいなのでしょう?よく、
「本日中にお召し上がりください」と言われますがケーキは
全部全部、翌日食べたらだめなのでしょうか?
詳しく解説していきます!
ケーキといっても種類は様々ですよね。
そしてケーキの
種類によっても日持ちする時間が異なってきます。
まずはパウンドケーキやカップケーキのように焼き上げて
完成させる「焼き菓子系のケーキ」。
これは高温でしっかりと
焼き上げているので常温でも1週間程度は持ちます(夏場は
冷蔵がおすすめです)。
ただし同じ焼き菓子系でもチーズケーキは
生のチーズを使用するため、冷蔵でも3日ほどしか持ちません。
焼き菓子と聞くとこのようなケーキのほかにもクッキーなども
ありますよね。
ある程度日持ちするのでお祝い事の食卓の
主役というよりはプレゼントやお土産として人気がありますよ。
次にショートケーキやチョコレートケーキなど、生クリームや
ホイップクリームを使用している「生菓子系のケーキ」。
こちらがよくクリスマスや誕生日に登場する、見た目も華やかな
ケーキですね。
中にはカスタードクリームやバタークリームを
多くしているものもありますが、生菓子系のケーキは冷蔵でも
買った翌日までしか持たず、さらに味の良い状態で食べたいなら
当日中というのが一般的です。
焼き菓子系のケーキと生菓子系の
ケーキは何が違うの?となりますが、作り方はもちろん、
完成品の水分量がだいぶ違うのです。
ですので、水分量の多く
日持ちがしない生菓子系のケーキの中でも特にフルーツを
使用したもの(フルーツケーキやフルーツロールなど)は、
買ったらなるべく早めに食べることをおすすめします。
パーティーの後やホールケーキを買った時には、大抵全部
食べ切れずに翌日に持ち越すこともありますよね。
冷蔵で
翌日中に食べるなら食中毒等の心配はまずないとは思いますが、
味はかなり落ちるのでそこは了解の上で食べるようにしましょう。
また、ホールケーキが余ったからと言って、お店の箱のまま
冷蔵庫へINするのはやめましょう。
紙製の箱がケーキの水分を
吸ってパサパサになってしまいますし、冷蔵庫内の臭いまで
吸ってケーキに影響するので、例えば臭いの強い食品の
臭いが一晩でケーキについてしまう心配があります。
そしてもし未就学児のお子さんがいるご家庭の場合、翌日に
持ち越したケーキを与えるのはできるだけ避けましょう。
内臓が大人のようにしっかりと発達していない状態だと、
お子さんの体調によっては下痢や嘔吐の原因となるので
危険です。
ケーキを冷蔵で持ち越す際には翌日の早い時間に
大人だけで食べきってしまうのが良いでしょう。
または
余らせてしまったその日にタッパーやラップを利用して
冷凍してしまうのもおすすめです。
冷凍すれば洋菓子系の
ケーキであっても約2週間は持ちますので気持ちにゆとりが
できますね。
楽しい時間に食べることが多いケーキは、老若男女問わず
ファンが多いですよね。
せっかく楽しい気持ちで食べる
ケーキですから、余ってしまったケーキも「早く食べないと!」
「片づけないと!」と焦って食べきるのは勿体ないです。
ケーキの賞味期限は焼いてあるものとクリームで
飾り付けたものとで違ってきますので、これから食べる
ケーキの種類をよく確認しておき、時には冷凍するなどの
工夫もしながら最後まで楽しい気分で食べてくださいね!