家族で初詣に行ったはいいものの
いざ、参拝するときにお賽銭にする5円が全員分なかった。
とりあえず、財布に入っている小銭の中から
5円玉がある分だけ子供たちに配って、
私と旦那はそれぞれ50円と
100円を賽銭にいれたけどよかったのかな…
こんなシュチュエーションはよくある話ですよね。
初詣のお賽銭、5円をいれる意味って何なの?
50円や100円をいれるとダメなのかな?
と考えたりすることってありませんか?
ここでは、初詣で5円がない場合にはどうしたらいいのか
そもそも5円をいれることに意味があるのか、
5円じゃなかったら意味ないのか
などお賽銭にまつわる話をまとめています。
初詣のお賽銭に5円をいれると
良いといわれる理由は
5円(ごえん)の読みにかけて
「ご縁がある」と語呂合わせをして
縁起がいいとされているからなのです。
縁起が良いから5円玉をお賽銭にすることが多く
さらに5円を1枚だけ入れるのではなく
何枚も重ねれ入れると
さらに縁起がいいと言われているんですよ。
ちなみに、「ご縁」というのは
仏教の教えからくるものなので
実は神社で「ご縁がありますように」
と5円玉をお賽銭にするのは意味がないそうです。
仏教なのでお寺では通用する話ですが
神社では通用しないということになります。
私自身、5円玉をいれる派なので
事実を知ってちょっとショックです。
もちろん、なにかにつけて
縁担ぎをしたいと思う
私みたいな人は神社であってもお寺であっても
5円玉をお供えしても全く問題ありませんよ。
とまあ、あくまでも
5円をいれるのは縁起がいいからなだけであって
必ずしもお賽銭に5円玉を
いれなければいけないという決まりはありません。
お賽銭は神様に願い事を
聞いてもらうためにいれる
「お願い料」ではなく
日々の感謝の気持ちとして「お供え」する意味があります。
そのため、
金額や5円玉にこだわる必要は全くありません。
よく聞く噂のお賽銭の話の中に
10円玉をお賽銭として
お供えするのはよくないという話があります。
なぜかというと、
10は(とお)とも読めることから
「とおえん」→遠縁
という語呂合わせになり、
縁が遠のいてしまうという悪い意味に
なってしまうんですよね。
お賽銭の金額には決まりはないので、
5円玉でお供えしようが
10円をお賽銭としてお供えしようが
個人の自由であり悪いことではありません。
とはいっても、
「ご縁がありますように」という
語呂合わせを真に受けて
毎年5円をお賽銭にお供えしている私は
この話を知って10円玉は絶対に
使わないとこころに決めましたが(笑)
ようするに、5円でも10円でも
良いとか悪いとかっていうのは
私たちの気持ちの問題ということになります。
結婚や恋愛の話だけではなく、
家族や健康や学問や仕事面においてもすべては「ご縁」。
願掛けのおまじないのような感じですね。
初詣のお賽銭は、神様に日々の感謝の気持ちを
伝えることが目的でお供えの意味があります。
いくらという決まりがないので、
あなた自身がその時に供えたいと思った金額を
お賽銭としてお供えしましょう。
たとえば、自分の願いと
その願いを叶えてもらえる場合の感謝の度合いなんかを
金額にするのもいいでしょう。
見返りを求めずに
お賽銭することに意味があるので
感謝の気持ちの度合いを表すといいですよ。
とはいっても、やっぱり賽銭金額って
自分で決めるのって難しいですよね。
ここで、縁起の良い語呂合わせの
賽銭の組み合わせを
紹介してきますので是非参考にしてみてください。
これらは、
全部5円玉でなくてはいけないわけではなく
50円玉や100円玉を使っても大丈夫です。
5円玉や50円玉は
穴が開いていることで「見通しがいい」
とされて縁起のいい硬貨
とされているので
積極的に使いたいものです。
また、お札をお供えするときは
白い封筒に入れて
賽銭箱にいれるのが正しいお賽銭のマナーです。
初詣のお賽銭は5円がなくても心配ありません。
でも私のようにやっぱり入れるなら
ご利益がありそうな金額にしたいという場合は
是非今回の語呂合わせを
参考にしてみてくださいね。
初詣にいく日程が決まっているのであれば
あらかじめお賽銭用に
5円を何枚か用意しておくと
当日その場で焦らなくてもいいですね。
お賽銭は無理に高額供える必要はありません。
無理のない範囲でお供えとし
感謝のお参りをしてきましょう。