くちびるが乾燥して皮がむけてしまう程カサカサになっている。
一生懸命リップを塗っているけど全然よくならない…。
仕事中なんて、カサカサの唇に口紅を塗っているからボロボロできれいに見えなくて恥かしい…
くちびるをプルプルにできる良いケア方法ってないの?
あなたはこのようなお悩みをお持ちではありませんか?
くちびるは女性のセクシーさや可愛らしさアをアピールできる重要なパーツです。くちびるがカササカだと、くすんで見えるし老けて見えてしまうほどです。
あの「くちびる」が印象的な女優の石原さとみさんとまではいかなくてもいいからカサカサでひび割れしてないくちびるになりたいですよね。
ここでは、乾燥した唇に潤いと弾力を取り戻しぷるぷる唇を手に入れるお手入れ方法とリップを塗っても塗っても荒れが治らない理由についてまとめています。
「くちびる」は肌ではなく、粘膜に近いものです。そのため肌と同じように乾燥したからといって自らのパワー皮脂を分泌してコントロールしようとしたり、お肌のように肌に水分をとどめておくことが出来ないのです。
唇上に水分を保持しておくことができないのでくちびるの水分はすぐに蒸発してしまい、自ら皮脂を分泌できないためちょっとしたことですぐ乾燥してしまいます。
また、お肌のターンオーバーは約28日と言われていますがくちびるのターンオーバアーは約3~5日程。常に皮がめくれやすくシワができやすい環境におかれているのが唇なのです。
そんな乾燥しやすいくちびるのお手入れですが夜寝る前や寝ている間にできるケアが効果的なのでおすすめです。お肌にもゴールデンタイムと呼ばれる時間がありますが、唇もお肌と同じくゴールデンタイムと呼ばれる22時~2時までの間に新しい細胞・角質層が作られる新陳代謝が活発になっています。この時間にゆっくりリラックスして休んでいるようにしましょう。
寝る前のケアとして最もおすすめなのが、くちびるのラップパックです。以前、テレビ番組でも紹介されていたことがある有名な唇のお手入れ方法なのでご存じの方も多いとは思いますが紹介しますね。
用意するのは、ワセリンorはちみつor馬油orココナッツオイルorオリーブオイル・ラップ・蒸しタオルです。特に指定はないので順番に試してみるといいですね。個人的に私がおすすめなのが馬油です。
馬油はその名のとおり、馬の油なのですが昔から民間の治療薬として使用されてきた油でやけどや肌荒れ、ひび、あかぎれ、ニキビなどにも効果があるといわれています。最近では美容効果も認められはじめてきて、化粧品やヘアケア用品にもよく配合されるようになってきています。ドラックストアなどで簡単に手に入るのでぜひ馬油で試してみてください!
たったこれだけで、唇がぷるぷるになります。
潤いをとどめておきやすいので基本的に唇を動かすことが少ない夜に行うことをおすすめしますが即効性があるからお出かけ前にしても効果的です。
唇は、ターンオーバーのサイクルがとても早く荒れやすいという難点があるのですが、逆にターンオーバーが早いから正しい手入れをすることで劇的に効果が現れるといういい部分もあるのです。
乾燥した唇に、こまめにたっぷりのリップを塗っているのに荒れが改善しないと悩んでいる方って少なくありません。その理由についてです。
リップクリームというのは基本的にくちびるが荒れてから使うものではなく唇が荒れるまえに使う、予防の役割を持ったものになります。くちびるの乾燥を治す薬ではないということを理解しておく必要があります。
リップクリームは大きくわけると3種類あり、「医薬品」「薬用」「化粧品」に分類されます。薬として売り場に並んでいるものは「医薬品」です。その他のリップクリームは、あくまで予防目的であり荒れを治すものではなく保湿を目的としたものになります。売り場に並んでるリップクリームの多くは保湿メインのものが多いです。特に最近は、ほんのり色づくリップやいい香りのするリップ、デザインがかわいいものが増えています。「医薬品」のリップは隅にひっそり並んでいることが多いです。
また、リップクリームを使用したことで余計に唇が荒れてカサカサになってしまうこともあります。肌に合わないものを使っていたり、正しい使い方をしていない可能性があります。リップクリームの塗りすぎによる摩擦が原因で荒れますし、メントールのリップクリームを使用すると肌が弱っているときなんかは逆に刺激になり荒れます。カチカチの状態のリップを強く押し当てて唇を引っ張るように横に塗る塗り方もNGです。
リップクリームは、1日3回~5回ほど塗るだけで十分です。正しい塗り方は、唇や指に軽く押し当てて固まっているリップクリームを体温で暖めて柔らかくしてから唇のしわに沿って溶かすように優しくぬります。摩擦が刺激になるので、上下のくちびる同志でなじませる行為も不要です。
くちびるの荒れが治るまでは、できるだけ口紅の使用は控えたいとことではありますが仕事柄どうしてもメイクをしていく必要がある場合には唇がカサカサになりにくいうるおいのある口紅を塗っていきましょう。
唇が荒れていると口紅が荒れたシワの中に入りこんできれいに塗ることができないので口紅を塗る前にくちびるに潤いを与えておくとが大切です。
夜のうちにくちびるパックをしておくだけで劇的に唇の状態は変わりますが口紅を塗る前に下地としてリップクリームを塗っておくことをおすすめします。リップクリームに関しても、メンソールではない医薬品のものを使用しましょう。
落ちない口紅は唇を乾燥させてしまうので使用を控えます。くちびるをぴかぴかに見せてくれるリップグロスも極力控えましょう。見た目はぴかぴかになりますが、逆に水分を奪ってしまうのでおすすめしません。
ちょっと手間がかけられるようなら100円ショップなどで小さい容器を買ってきて口紅を少し削ってはちみつやワセリン少量と混ぜてからリップブラシを使用して塗るといいですよ。
くちびるのケア方法は思った以上に簡単です。
自宅にあるもので出来るお手入れなので、これを閉じたらすぐにでも試してみてくださいね。
くちびるは、お肌と違ってお手入れしてあげた結果が早くでます。
乾燥した唇に潤いを取り戻してうるうるな唇を手に入れましょう!
そして日頃のケアを習慣化して荒れ知らずのくちびるをゲットしましょう。