普段からきれいに掃除をしているつもりでもいつの間にか汚れてしまっている壁。
特に旦那さんなど家族にタバコを吸う喫煙者の人がいる場合は壁や天井にヤニがこびりついて黄色く変色してしまっているんですよね。
タバコのヤニは、時間が経ってしまうと水拭きをしてもなかなか落ちないので大掃除の壁掃除でタバコのヤニをどうしたらとれるのか悩んでいませんか?
壁のクロスを張り替えるとなると結構な範囲ですし費用のことを考えるとそう簡単にできないですよね…。
ここでは、壁のヤニを自力ですっきり落とす方法とヤニ付着防止対策をまとめています。
タバコのヤニは水溶性の汚れのため、通常であれば水拭きでも落とすことができます。水拭きで落ちないということは、すでに付着してから時間が経ってしまっている汚れということになります。
ましてや、壁のクロスとなると表面が凸凹しているので、隙間にヤニが入り込んでしまうと簡単にはきれいにできません。
月日が経てば立つほどヤニ汚れをきれいにするのは大変になってしまうのです。
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タバコのヤニで汚れた壁をきれいにする方法をここでは3つ紹介しますね。
その1セスキ炭酸ソーダを使用する
タバコの成分のほとんどが油性の強いタールなのでアルカリ性であるセスキ炭酸ソーダを使って汚れを落とすことができます。最近では100円ショップなどでも取り扱いがあるので手に入れやすくなっています。
袋に書いてあるより少し濃いめの水溶液を作ります。正確に測る必要はないので目分量でも大丈夫です。空のスプレー容器に2cm程セスキ炭酸ソーダをいれて、あとは容器いっぱいの水で溶かすだけ。それを壁や雑巾に拭きかけて汚れを浮かせて掃除をします。
洗剤の臭いや漂白の塩素臭もないし、価格もチープなのでおすすめの方法となります。
その2マジックリン・ガラスマジックリンを使用する
マジックリンを壁にたっぷりスプレーします。スプレーを壁にふきかけたらすぐに茶色の液が流れてきますよ。少し湿らせたスポンジで壁が剥がれてしまわない様に優しくなでるようにマジックリンをなじませます。汚れが洗剤になじんだら、濡れたタオルで洗剤をふき取り、乾いたタオルでさらにふきあげて完了です。
マジックリンは、ふつうのマジックリンでもガラスマジックリンでもどちらでも構いませんが拭きむらをなくしたいのであればガラスマジックリンがおすすめです。普通のマジックリンは弱アルカリ性で、ガラスマジックリンは中性なので穏やかに作用してくれますよ。
その3キチンハイターを使用する
漂白剤を使用して壁を漂白する方法です。主に業者さんが掃除をするときにとる方法ですが、家庭でもできないことはありません。雑巾にキッチンハイターをしみこませて壁を拭きます水拭き、からぶきと拭きあげれば完了となります。簡単な作業ですが、強烈な塩素の臭いが1週間ほど続くので覚悟が必要です。
壁にヤニがつくのを防止する対策ですが、結論からいうと禁煙すればいい。タバコは部屋の外で吸えばいいというのが最も簡単な解決策なのですがなかなかそうもいかないですよね。
お部屋でタバコを吸うと、必ずタール汚れが付着します。たとえ換気扇の下で吸っていたとしてもです。最近はホタル族と呼ばれる、家の外でタバコをすう人たちが増えているようですがお部屋でタバコを吸っても壁にヤニがつかない方法があるのです
それが、 「ヒートスティック型タバコ」です。「アイコス」っていうのを聞いたことがありませんか?アイコスは、火を使って燃やすのではなく電気加熱なので煙が出ないのです。煙がでないので灰が出ません。火を使わないので有害物質も少ないということです。ヤニの原因はタールによるもので、アイコスは燃やさないのでタールが発生しないというわけです。
タールが発生しないということはヤニがつかないという結果に至るわけです。
なので部屋でタバコを吸うのであれば、アイコスを吸ってみることを検討されてみてはどうでしょうか。
がんこなタバコのヤニで汚れた壁でも掃除の方法は色々あることが分かっていただけたでしょうか。
何十年も経っている場合は落とすのは難しいですが数カ月や1年ほどであれば頑張れば落とすことができます。
壁の高いところや天井は拭いている腕が疲れて大変ですが是非お試しくださいね。