親戚からタケノコをもらったけど
タケノコってあく抜きしたり茹でたりって
下処理に時間がかかるんだよね?
タケノコの下処理をするのに
一体どれくらいの時間がかかるの?
何か簡単ですぐできる
あく抜き方法ってないの?
なんてお悩みではありませんか?
タケノコは美味しいんだけど
本当に食べるまでの準備が
何よりも1番やっかいなんですよね。
本当に面倒くさいしくれるのであれば、
あく抜きをして茹でた状態で
欲しいと毎年思うのは私だけでしょうか。
ま、そんな愛にあふれた人は
あまりいないわけで
大人しく自分であく抜きを
しなきゃいけないハメになるわけです。
ということで、毎年我が家に
タケノコをお迎えする中で
今年こそは楽して早く美味しい筍を食するべく
タケノコのあく抜きを短時間でできる
時短あく抜き方法を徹底的に調べ上げました。
今年の春のタケノコのあく抜きは余裕です。
タケノコのおすそ分け、
どんどんカモ~ンですщ(゚Д゚щ)カモーン
タケノコのあく抜きは
たけのこの形や大きさによっても
茹でる時間が変わってくるのですが
だいたい1時間前後の時間が
必要になります。
渋みの原因であるホモゲンチジン酸や
シュウ酸が水に溶けやすい性質を持っているので
じっくり長く茹でることで
えぐみを和らげることができるわけです。
たけのこを茹でるときに
あくを抜くために米ぬかや唐辛子を
いれるのですが
糠などを入れて一緒に茹でることで
よりアクが抜けやすくなります。
とは言っても、「ゆでる」という行為は
たけのこを柔らかくするものであって
「あく抜き」が効果的になされるのは
ゆであがった竹の子が冷めていくときなんだそうです。
なので、タケノコに竹串がスッと
刺さるくらいまで柔らかくなったら
火をとめてそのままゆで汁の中で
放置して冷まして大丈夫です。
大きいたけのこだと火が通るのに時間がかかるので
2時間ぐらいグツグツゆでることになります。
逆に小さい筍であれば早い段階で火が通るので
1時間もかからずに終了できます。
火が通ってから
常温になるまでゆで汁の中で
冷ますことでアクが抜けていきます。
早くに取り出してしまうと
アクが残ってえぐみのある筍になるので
一晩はそのまま放置するのが大切です。
茹で終わったあとすぐに
あく抜きが完了したと思って
すぐに料理に使うとまだ苦いので要注意です。
こんな感じで、一般的なたけのこの
あく抜きのやり方で下処理をすると
ゆでるのに1時間、
ゆで汁に浸して放置するのに1晩かかることになりますね。
1番手っ取り早い方法は
ゆでる時間を短くする方法です。
たけのこは基本的に
丸ごと茹でてあく抜きしますよね。
皮をちょろっと剥いて
穂先をカットして、切り込みを入れて
1時間ほどグツグツする。
そしてそのまま1晩放置して
あく抜き完了となるのですが
この、ゆで時間を短縮する方法が
切って茹でたり、皮をむいてゆでる方法です。
サイズが小さくなるので
ゆで時間を短縮することができます。
切ったり皮をむいたりすると
うま味が逃げちゃうという話もありますが
一般庶民である私たちに
感じられる程の味の劣化はありません。
圧力鍋を持っているのであれば
ゆで時間をかなり短縮することができます。
通常1時間かかるゆで時間が
圧力鍋を使えば10分から20分くらいの
加熱でゆでることができちゃうのです。
加圧さえしてしまえば
あとはピンが落ちるのを待つだけ。
で、そのまま茹で汁の中で
1晩放置するだけです。
皮は向いてもむかなくでも
どっちでもいいですし
大きさもお鍋にはいる大きさに
カットしてもらって構いません。
たけのこを茹でるときに
糠や重曹を入れるのと仕組みは同じで
アルカリ性である大根おろしに
つけておくだけで
えぐみの成分を中和してアクが抜けます。
よく大根は消化にいいといいますが
この消化酵素が筍のえぐみを分解してくれます。
大根おろしであく抜きする時の
注意点としては
この消化酵素が熱に弱いので
加熱しちゃいけないということ。
常温の状態で漬けておきます。
大根おろしを使うというよりも
大事なのは大根をおろした時にでる「汁」。
大根おろしの汁と同じ分量の水と
その量の1%の塩を用意します。
皮をむいて容器に入る
大きさに切ったタケノコを
作った大根おろし汁に
1時間ほどつけておきます。
たったこれだけであく抜き完了です。
筍が小さければ小さいほど
短時間であくを抜くことが出来るのですが
あまりにも小さいと
水っぽくなっちゃうので
ほどほどの大きさにしてくださいね。
あく抜きができていなくて
苦味が残っている場合は
大根おろしの汁を変えて
また付け直して時間を延ばせばオッケーです。
めっちゃ簡単♪なのですが
他のあく抜き方法とは違って
アクは抜けても生の状態です。
食べる時は加熱してから
食べてくださいね。
衝撃的ですよね。
電子レンジで筍のあく抜きができるなんて…。
1番時短できるアク抜き方法です。
まず、タケノコの皮をむきます。
皮がむけたら筍をカットするのですが
穂先と真ん中、根元の固さが違うので
タケノコを三等分に切ります。
そのあと
穂先は縦に2等分に切って
真ん中は節2つで輪切りにして
8等分にします。
一番固い根元の部分は
輪切りにして2等分に切っておきます。
耐熱ボウルに
・水…たけのこがつかるくらい
・小麦粉…大さじ2
・米…大さじ2
を入れてよく混ぜて
筍を入れて600ワットで10分チン♪
ラップをすると吹きこぼれちゃうので
ラップなしでチンします。
最後に水で洗って完成です。
ね?めちゃめちゃ簡単でしょ?
筍の皮むきとかカット時間を含めても
20分ほどあればあく抜き完了ですよ、奥さん。
本当にあく抜きできてるか
怪しいところですが、
クックパットで以下のとおり
バッチリつくれぽもあるので本物の時短技ですな。
今年のタケノコのあく抜きは
電子レンジで絶対やります。
たけのこのあく抜きは
時間がかかって当たり前だと思いがちですが
実は世の中には簡単にできる
時短技がたくさんあるんですね。
中でも電子レンジでのあく抜きには
衝撃を感じませんでしたか?
今までの1時間かけて茹でで
1晩かけてアクを抜いて…っていう
苦労はなんだったの~って。
なんだかんだ主婦は忙しいですもん。
私、時短技大好きです。
今年の春は、もう電子レンジで
あく抜きする方法に決定ですね。