妊娠6か月にもなると、
お腹の赤ちゃんもだいぶ大きくなってきて
周りの人からも妊婦さんだってことが
分かるくらいのお腹のサイズになってきますよね。
胎動も激しくなってきて、
ますます「命」の存在を強く
感じているのではないでしょうか。
そんな妊娠中の花粉症。
「止まらないくしゃみで、
赤ちゃんが出ちゃいそう…」
「くしゃみの振動が赤ちゃんに
悪い影響を与えちゃったらどうしよう…」
なんて不安になっちゃっている
プレママさんも多いのはないでしょうか。
力いっぱいくしゃみをすると
お腹に力がはいってしまうから
早産になったり出血があったりしたら…
と考えると不安で不安で仕方ないですよね。
妊婦さんだと薬も気軽に飲めないから、
必死に我慢しているなんてことありませんか?
その止まらないくしゃみ、
止めたくありませんか?
ここでは、妊娠中のくしゃみが
胎児に及ぼす影響と
くしゃみの止め方についてまとめています。
花粉症になると、
とまらないくしゃみ鼻水。
垂れてくる鼻水はティッシュで拭けば
なんとかなるけど、
くしゃみとなると…(;´д`)トホホ
お腹に力が入って、
一瞬ピーンッ!とお腹が張る感じがして怖い…
なんて困っていませんか?
基本的にくしゃみが原因で
赤ちゃんが早く産まれてしまうことはない
ので安心してください。
赤ちゃんが産まれる前には、
恐怖の陣痛が起こるわけですが
陣痛は子宮の収縮がはじまらないと
起こらないんですね。
くしゃみをしたからといって、
子宮の収縮に直接つながらないので大丈夫。
破水も子宮口が柔らかくなる
出産間近になって起こるので
どんなにお腹にちからが入っても
ピッタリ閉まっている子宮口では
破水をすることはありません。
くしゃみをして痛みがあるのは、
子宮の周りにあるじん帯に腹圧が
かかるからです。
もともと子宮の周りにあるじん帯は
私たちが座ったり立ったり横をむいたりと
体制をかえることによって
伸びたり縮んだりしています。
じん帯がピーンと張っている状態で
くしゃみをすると
急に力が加わることで
痛みを感じでしまうのです。
くしゃみをしたときに感じる
ピーンと張るような痛みは
子宮がどうななっている痛みではなく
子宮の周りのじん帯の痛みなのです。
くしゃみが止まらなくても
お腹の中の胎児には影響はありませんが
妊婦さんじゃなくても、
くしゃみばかりしていると
身体に負担がかかって疲れてしまいますよね。
「へーっくしょい~あ~」っと
大きなくしゃみは、もはやスポーツ。
全身運動です。
ひどいときには
筋肉痛になってしまいますもんね。
少しでもくしゃみの負荷を軽減するために
くしゃみが出そうになったら何かにつかまりましょう。
机やイス、手すり、どこでも大丈夫です。
何かにつかまることで、
くしゃみによってカラダにかかる負荷を
分散することができます。
ついでに、
くしゃみをするときには
背中を丸めてお腹をかかえるような体制
にするのがおすすめです。
さっき話したように、
子宮まわりの靭帯が伸びている時に
くしゃみをするとピーンと痛みます。
ちょっと伸びてる靭帯をゆるめてあげる
つもりで前かがみの体制でくしゃみを
するようにしましょう。
くしゃみをする際は、
何かにつかまったり
前かがみになることで、
身体への負担を軽減することができます。
椅子やテーブル、手すりなど、
とにかく何でもいいので、
「くしゃみが出そう!」となったら
近くにあるものに力を分散されるつもりで
物を掴んでみて下さい。
直立や仰向けの状態だと
靭帯が伸びているので、
そのような体勢よりも、
背中を丸めてお腹を抱えるような
体勢のほうが痛みが緩和されます。
くしゃみをしても赤ちゃんに
影響はないこともわかったし
負荷を和らげる方法もわかった。
でも、そもそものくしゃみを
止められたらそんな心配もいらないわけです。
くしゃみは、鼻からはいった異物を
外に出そうと鼻をムズムズさせる自然な働きなので
出せるものなら素直に出してしまうのが
1番いいです。
でも、花粉症のくしゃみは
半端ありません。
1発で終われるなら
思いっきりだせるけど
5連チャンで出るし1日に何回もでるし
くしゃみのしすぎで
本当に疲れてしまいます。
ただでさえ大きなお腹を抱えて
日々の生活だけで体力を消耗しちゃう
妊婦さんだと余計に辛いですよね。
そこで私がおすすめするくしゃみの止め方を紹介します。
「カトちゃんペ」です。
くしゃみを止めるために
カトちゃんペをするのです。
初めて知ったときは私もふざけるな!
って思いました。
むかしむかし、私が小学生のころに
伊東家の食卓というテレビ番組が
放送されていました。
日常で使える裏技を紹介する番組だったのですが、
それはまぁタメになって面白い番組だったんですね。
鼻の下を強くおさえてくしゃみを止める
止め方は伊東家の食卓で
紹介されていた方法なのです。
カトちゃんペは、
何よりも1番効果があると自負しています。
騙されたと思って恥かしいとか思わないで
1回試してみてください。
やり方はカトちゃんペそのものなのですが、
鼻の下に人差し指と中指を当てて強くおすだけです。
「は~は~はっくしょん!」の
「は~は~」あたりのタイミングで
グっと押すとくしゃみしたい感が
おもしろいくらいにスゥ~っと引いて行きます。
鼻の下は色んな神経が
集中している場所なので、
タイミングよくグッと押すことで
神経の伝達をストップさせることができるんです。
「くしゃみを出せ!」と
脳に出している指令を、
カトちゃんペで
「カトちゃんペをやってるよ~」という伝達に
変えてしまう感じです。
鼻の脇にある
「迎香」というツボを押します。
鼻のふくらみの横、小鼻の部分です。
このツボは、くしゃみだけではなく
鼻水や鼻づまりなど
「鼻」のさまざまな症状に効果があります。
くしゃみが出そうな瞬間には
カトちゃんペが効果的ですが
テレビを見ながらなど、
ちょっとした隙間時間に
迎香のツボを押してあげると
鼻がスッと通ってくしゃみがでにくくなりますよ。
やり方は小鼻を両側から挟み込むようにして
ゆっくり押してあげるだけです。
押して~休んで~押して~休んで~
と3回くらい繰り返すとスッキリします。
花粉症の程度にもよりますが、
基本的に妊娠中はできるだけ
薬を飲むのはの控えたほうがいいです。
特に、妊娠初期。
赤ちゃんの臓器がつくられる
大切な時期なので、飲まないほうがいいです。
薬を使わずに過ごせるのであれば
飲まないにこしたことはありませんが
めちゃめちゃ辛いのであれば
我慢する必要はありません。
花粉症の薬の中には
妊婦さんでも飲むことができる薬もあります。
安全性も確認されているものなので、
お医者さんが処方してくれた
ものであれば飲んでも大丈夫です。
花粉症の症状がひどい場合には、
かかりつけの産婦人科医に相談して
薬を処方してもらいましょうね。
自分さえ我慢すればそれでいい。
妊娠中はお腹の赤ちゃんのことを思って
薬には頼りたくないと考える
妊婦さんは多いと思います。
でも、止まらないくしゃみ・鼻水など
花粉症の辛い症状を我慢し続けることで
寝不足になってしまったり
イライラしたり
妊婦さんのストレスの原因に
なってしまいます。
ストレスは妊婦さんにとっても
お腹の赤ちゃんにとっても
良いことではありませんよね。
もちろん自己判断で、
よくわからない市販の薬を飲むのは
よろしくありません。
きちんと病院で相談して、
妊娠中である今のあなたにあった薬を
もらって飲めばなんの問題もありません。
赤ちゃんにとってもママにとっても
素敵なマタニティライフを過ごすために
辛い時に薬に頼るもの
アリなんじゃないでしょうか?
花粉症の妊婦さん。
止まらないくしゃみに
不安な思いをしている人も多いと思いますが、
くしゃみで胎児に影響はないということが
分かって安心したのではないでしょうか。
くしゃみをするときの体制を意識して、
つかまれるところにつかまって
身体への負荷を少しでも減らしていきましょう。
今回1番伝えたかった「カトちゃんペ」で
くしゃみを止める方法、
何度もいいますが本当に効くので
本当に本当におすすめですから実践してみてくださいね。
妊娠中は、今まで当たり前だった
色んなことが当たり前でなくなり、
何かと神経質になってしまうことも多くあります。
あまり無理せず、
辛い時にはお薬に頼ってみるのもひとつの手です。
最後の最後までしつこいようですが、
花粉症の症状がくしゃみだけなら
カトちゃんペで
乗り切れますから大丈夫ですよ(笑)!