子どもが花粉症になってしまった。
くしゃみ・鼻水・目のかゆみが主な症状で
1日中鼻から鼻水を垂らして目をこすってる。
まだ4歳なのにこれから毎年
3月になると花粉症に悩まされて
花粉症と一生付き合っていかなきゃいけないなんて
かわいそうで仕方がない。
花粉症の症状の緩和も含めて体質改善のために
漢方薬を飲ませてみようと思うけどどんな漢方薬があるの?
なんてお悩みではありませんか?
漢方薬には様々な種類があるし、
名前が難しくてちんぷんかんぷんなのではないでしょうか。
中には味にクセがあって飲みにくいものや、
一緒に使うとよくない組み合わせもあります。
そんな漢方薬で子どもの花粉症の症状を
緩和させたいあなたに
花粉症時におすすめな漢方と子供が
嫌がらずに飲める飲み方をまとめています。
漢方薬は、顔がむくれたり熱が出たり
眠気が出たりなどといった
大きな副作用がない薬で
効き目の即効性もあるので
小さな子どもでも安心して飲むことが出来ます。
一時的な花粉症の症状を緩和するのではなく
長期的にみて花粉アレルギーの体質を
改善したいのであれば漢方薬がおすすめです。
この花粉症体質が来年も再来年もずっと
一生続くかもしれないと考えると、胸が痛みますよね。
最近では、西洋の薬でも
花粉症に効果の高い薬が増えていますが
一時的に症状が改善しても
服用をやめるとまた症状が出てきたり
慢性化すると
薬が効かなくなったりしてしまうリスクもあります。
漢方薬を飲み続けることによって
症状を抑えるだけではなく
体質そのものが改善されていき
鼻のとおりのいい状態が続きます。
どうせ嘘でしょ?薬なしで花粉症が良くなる魔法があるなんて…
・小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ等を
はじめとしたアレルギー疾患に対しては
殆どの体質の人に良く効く漢方薬です。
からだから漏れている水を
キュっと止めてくれるイメージです。
ダラダラ出てくる鼻水やせきに効果が期待できます。
・葛根湯加辛夷川(かっこんとうかしんいせんきゅう)
流れてこない鼻水に効果が期待できます。
鼻づまりの苦しさを和らげてくれます。
・辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)
炎症をとってくれる漢方薬です。
目が赤いときや肌がかゆくなったり
赤くなったときに効果を発揮してくれます。
花粉症体質といってもその子によって症状が違います。
その子によって体質も違います。
西洋薬との飲み合わせや
漢方薬同士の飲み合わせによって
得られる効果が軽減してしまう場合もあるので
漢方薬を処方してくれる小児科や、
漢方薬専門の薬局などで
必ず相談してから漢方薬ライフをはじめましょう。
基本的にお薬は、お水または白湯で
飲むようにお医者様から指示があります。
西洋薬も漢方薬も飲み方は同じです。
でも、漢方薬の場合は西洋薬のように
甘い味つけはしてありません。
飲む量も多く
子どもに飲ませようと思うと一苦労なんですよね。
あなたもこの光景、目に浮かびませんか?
世のお母さま方の多くは
経験したことがあるかもしれませんね。
ここでは、先輩ママさんに聞いた
おすすめの漢方薬の飲ませ方を紹介します。
先輩ママさんたちの声を聞くと、
何かおいしい食品と混ぜてわからないようにして
子どもに漢方を飲ませている人が多くみうけられました。
漢方薬は、水以外のものと
一緒に飲むと薬のはたらきに影響することもあります。
基本的に水またはお湯で
飲まなければいけないのですが、
小さな子どものように
水では「飲めない」のであれば、
水以外のものを使ってでも飲んだほうがいいです。
チョコであろうがアイスであろうが
ジュースであろうが
飲まないよりは、飲んだほうが良いです。
気を付けてほしいのは漢方薬と
一緒に与える食品についてです。
漢方薬は味や匂いが強いので、
「食品<漢方」のように漢方薬の味が
食品の味に勝ってしまうと、
その食品を嫌いになってしまうかもしれないので注意しましょう。
一緒にあげたチョコレートアイスが嫌いになると
虫歯の原因が減るので逆にお母さんはうれしいかもしれませんが…笑
漢方は、飲む量が思っている量よりも多いことがあります。
基本的に体重を基準にしていることもあり
子どもの場合は大人の半分の量になります。
また、花粉症の体質改善の場合は
長期的に漢方を飲んでいくことになるので
最初は少量からはじまって
少しずつ増やしていく飲み方をする場合もあります。
本来、漢方薬は結構な量を飲むものなのですが
日本では、
法律で決められていて本当の量よりも
少なめに処方されています。
なので、もし子どもにたくさん飲ませちゃった!
という場合でも大騒ぎしなくても大丈夫です。
漢方薬は副作用はないですし飲みすぎた場合は、
水や白湯をたくさん飲んで様子をみてあげてください。
気分が悪くなったりした場合には
すぐにお医者さまや薬剤師に連絡しましょう。
子どもが花粉症になってしまうと、
子どもを花粉症にさせてしまったのは
親である自分の責任なんじゃないかって
自分を責めてしまうこともあるかと思います。
花粉症は、発症するとその後もずっと
お付き合いしていかなければいけないので
子どもの今後を考えると
本当にかわいそうになってしまいますよね。
漢方薬は、自
分にあった処方をみつけさえすれば
時間をかけてアレルギー体質を
改善していくことも可能です。
苦くて飲みにくい漢方薬ですが
試してみる価値あると思いませんか?
あなたのお子さんの花粉症の症状が少しでもよくなりますように。