夏の省エネ対策と言えば、毎年グリーンカーテンが注目されていますよね。
少し前は地元の公民館や市役所でのみ見かけていたものですが、
最近では一般家庭やカフェなどでも育てていて、おしゃれな印象も強くなってきました。
グリーンカーテンといえばまず思い浮かぶのがゴーヤですが、
実際自宅で育てるとなると、ゴーヤもそこまでは食べきれないですし、そもそも苦手な方もいますよね。
そこで今回はゴーヤ以外にグリーンカーテンにできる植物をご紹介します。
どうせなら自分の好きな植物でエコ対策したいですよね。
ゴーヤのグリーンカーテンを見慣れていると、「ゴーヤ以外で本当に出来るの?」と悩みます。
でも実は、つる植物なら大体はグリーンカーテンになるのです!
ちなみにつる植物とは他の樹木を支えにして、
高所まで茎を伸ばす植物のことです。
この「樹木」をネットに置き換えれば、グリーンカーテンにピッタリということですよね。
では、その中でもおすすめをいくつかご紹介します!
生育が良く葉っぱが大きいヘチマは、遮光性で選ぶならかなりおすすめの植物です。
さらにシーズンが終わって実が茶色くなったら、ヘチマタワシやヘチマ水などにして美容に役立てることも可能です。
夏休みに子供たちが育てる代表格ですが、上に伸びていく様子はグリーンカーテンにピッタリです。
グリーンカーテンは日よけの役割も果たしていますが、その日当たりが良い程に成長する植物です。
そして品種が豊富ですので、お好みのお花を選ぶ楽しさもありますよ。
栄養価のツルムラサキはグリーンカーテンにも適しているので、健康志向な方にも人気です。
収穫してサラダにしても美味しいですね。
植えるとすぐにぐんぐん成長するので見ていて安心できますし
お手入れも簡単なのでグリーンカーテン初心者にもおすすめです。
クレマチスはお花が美しくインパクトがあり、つる性植物の女王とも呼ばれます。
宿根草なのでシーズンが終わると一旦成長が止まり休眠しますが、
翌年になるとまた大きく育ってくれます。
グリーンカーテンと言えばやはりゴーヤが一番有名ですが、それには理由があります。
まず、夏場の日よけ対策用ですので
暑い夏でも弱らずに成長する植物であること。
それなりに大きい葉っぱが茂ること軽いことです。
ゴーヤはこの条件をきちんと満たしていますね。
さらに育てやすく手間がかからないことから、
時間のない方でも安心して育てることができるのです。
グリーンカーテンは作りたいけど、虫は苦手という方も多いですよね。
先ほど紹介した中ではツルムラサキやゴーヤなら比較的虫が付きにくいと言えますが、
ここで一つおすすめなのが「パッションフルーツ」です。
最近はゴーヤと共にかなり人気でメジャーになってきており、
ホームセンターや通販で気軽に手に入りますよ。
パッションフルーツは葉が厚く光沢があるので枯れにくく、
さらに病気にもなりにくい強い植物です。
さらに害虫もつきにくいので無農薬栽培でもOKです。
そもそも与えた肥料によって虫が寄ってくることがあるので、
無農薬OKは嬉しいですよね。
もちろん果実も収穫できるので、小さなお子さんのいるご家庭はお子さんも収穫する楽しみが増えますよ。
グリーンカーテンは大掛かりなイメージがありますが、
実際には手間があまりかからず、植物によっては育てること自体が簡単なものも多いです。
「面倒くさそう」「大変そう」などと思わずに、暑い夏をグリーンカーテン作りで楽しく快適なものにしてみませんか?