かぼちゃの煮物を作ったけど
皮と身がはずれて煮崩れしちゃう…
毎回毎回気を付けているものの
うまくいかないんだけど煮崩れしない方法って
何かないのかな?
いつも煮崩れしてぐちゃぐちゃのかぼちゃになって
誰も食べてくれなくてもったいないんだよね…
なんてお悩みではありませんか?
ここでは、かぼちゃの煮物で
煮崩れしない方法や煮崩れしたかぼちゃのリメイクレシピを紹介しています。
かぼちゃの煮物って
簡単なようで難しいですよね。
煮ている途中で極力触らないようにしたり
出来る工夫はしているつもりでも
皮と身がはがれて崩れちゃう…
なんて経験ありますよね。
かぼちゃの煮物はどんなに味がよくても
見た目がドロドロに崩れていると
やっぱり食べる気がしませんよね…。
でも、実はコツをつかむと
煮崩れすることなくきれいなかぼちゃの煮物が作れちゃいます。
これでもう、かぼちゃは煮崩れしやすいから
作るのはちょっと…なんて避けることなく
家族が喜ぶホクホクでおいしい
かぼちゃの煮物が作れること間違いありません(^^♪
まず、かぼちゃの切り方に
ひと手間かけていきます。
普通に一口大にきっただけのかぼちゃを
煮ているとカボチャ同士がくっついたり
ぶつかってりして煮崩れしていきます。
なので、切ったときにできる
かぼちゃの角を取ります。
よくおでんの大根を煮る時に
「面取り」をしますよね。
かぼちゃにも面取りをするのです。
切った面にできる角を
包丁で削るようにして切り落として
少し丸みを持たせることで
煮崩れを防ぐことが出来ます。
また、かぼちゃの緑色の皮が
分厚い場合は少しそげ落とします。
かぼちゃの皮を薄くそいでから煮ることでも
煮崩れを防ぐ効果が期待できます。
ひとつひとつのかぼちゃの面取りをするのは
面倒だとは思いますが
煮崩れないためには大切な工程です。
面取りは、煮崩れを防いで
見た目を美しくするだけではなく
かぼちゃの火の通りを
均等にしてくれる効果もあるんですよ!(^^)!
ちなみにかぼちゃは固いので
カットする前にレンジで少し柔らかくすると
作業がしやすくなりますよ。
また、面取りでカットした部分や
削いだ緑の皮の部分は大事にとっておいて
かき揚げにすると
無駄なくおいしいおかずになります( *´艸`)
面取りをするだけでも
かぼちゃの煮崩れはかなり防げるのですが
さらに煮崩れを防ぐために
切ったかぼちゃを30分ほど水に浸けておくのも
おすすめになります。
かぼちゃを水につけておくことで
かぼちゃのでんぷんが抜けて煮崩れしにくくなります。
それから水気をきったかぼちゃを鍋に入れて
砂糖をまぶしてしばら置くと、
かぼちゃから水分が出てきます。
かぼちゃから水分を出してから調理することで
べちゃっとした煮物ではなく
ホックりしたかぼちゃの煮物が作れます。
そこに他の調味料を入れて
落とし蓋をして煮ていくと煮崩れせずに
かぼちゃを美味しく煮ることができます。
煮る時はかぼちゃが踊って
かぼちゃ同士がぶつかり合わないように
水位はかぼちゃの半分くらいにして
中火程度の火加減に調整しましょう。
水分が少なくても落とし蓋をしておけば
蒸し煮のような状態になり
ひっくり返したり途中で触らなくても
しっかり味がしみ渡ります(^^)/
落とし蓋がない場合は
クッキングシートやアルミホイルを
鍋より少し小さめに丸く
切って真ん中に穴をあけて即席落とし蓋を
作って対応しましょう(^^)
かぼちゃが煮崩れしてしまう原因は
かぼちゃの切り口から出るでんぷんにあります。
じゃがいもなんかもそうですが
でんぷんが熱くなることで表面が柔らかくなあり
崩れやすくなります。
また、かぼちゃは身と皮の硬さも
違うことからどうしても崩れやすくなってしまうのです。
なので、水に浸しておいて
でんぷんをぬいたり、かぼちゃから水分を先に出したり
煮汁を少な目にしてかぼちゃ同士が
ぶつかり合うのを防いだり方法を是非試してみてください。
かぼちゃの煮物は美味しいので
作るときには張り切って結構な量を
作ってしまうことってありませんか?
それなのに煮崩れ…涙
なんて時は本当にショックですよね。
崩れたカボチャは家族が嫌がって
おかわり!なんてことには絶対なりません。
そんな誰も食べてくれない
煮崩れしてしまったかぼちゃは
みんながお代わりしたくなるような
おいしいかぼちゃ料理にリメイクしちゃいましょう!
かぼちゃの煮物は煮物そのものに
味がしっかりついているので、
これといった味つけをする必要もなく
美味しくできるので楽ちんですよ~( *´艸`)
煮崩れしたかぼちゃの煮物は
ブレンダーやミキサーを使って
かぼちゃポタージュにしちゃいましょう!
材料
・かぼちゃの煮物
・牛乳
・コンソメ
・塩コショウ
・パセリ
作り方
冷めたかぼちゃの煮物に
牛乳とコンソメを入れます。
かぼちゃは皮つきのまま使って大丈夫です。
かぼちゃに味がついているので
コンソメの有無は味見をして決めてください。
コンソメをいれれば洋風になりますし
そのままだと和風のポタージュスープになります。
ブレンダ―かミキサーで滑らかにして
最後に塩コショウで味を調える。
濃い場合は牛乳を増やして
味の調整をしてくださいね。
お皿に盛ったら好みで、
乾燥パセリをふりかけて色どりを。
かぼちゃの煮物の煮崩れは
ちょっとした工夫をするだけで防ぐことができます。
難しくて苦手意識がある人が多いですが
コツさえつかめば簡単です。
面取りはちょっと手間がかかりますが
見栄え良く仕上げる重要なポイントになるので
手を抜かず頑張ってみてくださいね。