介護施設での9月のメインイベントといえば
「敬老の日」のレクリエーション。
敬老の日は高齢者が集まる介護施設にとっては
特別な日ですから普段とは違った
レクリエーションを行うところが多いと思います。
でも、いつもと違うレクって
一体何をしたらいいの…?
去年と同じじゃつまらないし…
何より先輩スタッフの反応が怖いな…
なんて悩んでしまいませんか?
ここでは、敬老の日のレクリエーションのおすすめや
喜ばれるプレゼントやメッセージをまとめています。
毎年くる9月の第3月曜日は敬老の日。
当日は無理ですが
どこの施設でも敬老の日の
イベントは外せない行事ですよね。
普段行っているイベントとは違って
敬老の日は特別な日ですから
いつもよりも盛大に開催する
施設がほとんどなのではないでしょうか。
レク担当者は相当バタバタしている
時期だと思います。
当日行うイベントでの
職員の出し物だとかレクリエーション、
プレゼントやメッセージなど
考えなければいけない事が
たっくさんで
おまけに日々の業務もあって
本当に本当に大変なんですよね。
ということで、
ここで簡単だけど盛り上がる
敬老の日のレクを紹介します。
敬老の日のように盛大に行う
イベントの時につきものなのは
職員からの出し物!
みんなでダンスをすれば
盛り上がるんだろうけど
練習する時間もなければ
みんなで合わせる時間もない…。
ということで
少ない練習でできる簡単な出し物に
おすすめしたいのは「傘回し」。
そう、傘の上で升を
くるくる回すあれです。
難しそうなのですがコツを掴めば
実は簡単にできちゃう出し物です。
升だとちょっと難しいので
風船や紙風船、ビーチボールなんかを
回すと後ろの方で見ている利用者さんも
よく見える上、楽にできますよ(^_-)-☆
あと、「二人羽織」もおすすめです。
男性職員にお化粧をしたり
クリームのついたケーキや
シュークリームを二人羽織で食べると
かなり盛り上がります。
風呂敷を使用していもいいし
専用のグッズを用意しておけば
食べるものやメイク道具
中に入る人が変われば何度やっても
楽しむことができるので使いませます。
敬老の日のレクリエーションとして
職員からの出し物で楽しんだあとは
利用者さんも参加できるような
レクリエーションを取り入れましょう。
定番なのは「合唱」ですね。
謳いながら体操するのもいいでしょう。
・ふるさと
・川の流れのように
・上を向いてあるこう
・きよしのズンドコ節
などがおすすめです。
利用者さんの年齢にばらつきがあるので
難しいかもしれませんが
歴史のクイズを
するのも盛り上がります。
・川の流れのようにを歌ってる人は誰?
・水戸黄門の右側にいる人は誰?
というような内容や
昔ながらの道具などのアイテムを見せて
これは何でしょう!というような
回想法を取りいれたクイズもおすすめです。
また、イントロクイズで
昔ながらの曲を聞いて何の曲か
当てるというレクレーションも楽しめます。
ボランティアとのつながりあがるのであれば
敬老の日にお呼びして披露してもらうのもおすすめです。
場慣れしているボランティアさんなら
歌や踊り、太鼓など
盛り上げる演出も上手なのでお任せしちゃうことができます。
また、フラダンスを見せてもらったあとに
簡単な振りを教えてもらうプチ講座のようなものを
企画しても楽しいと思いますよ。
敬老の日にはプレゼントも
用意する施設は多いですよね。
購入すれば済む話ですが
経費の面でも上司からOKが出ず
手作りするところも多いのではないでしょうか。
そこでおすすめのプレゼントですが
「賞状」になります。
ひとりひとりの名前入りで
写真も張ることが出来ればなおよし!
各職員で担当を割り振って
それぞれの利用者さんに対する
感謝の気持ちや利用者さんの長所などを賞します。
渡す際は、担当の職員が
表彰状を丁寧に読み上げて渡すと喜ばれます。
プレゼントを渡す時や
職員から、一言メッセージを贈る
プログラムがあるのであれば
利用者さんに、感謝の気持ちを伝えましょう。
出来ることなら一人ずつに
伝えることが出来るといいですね(^^♪
・いつもきれいなお花をありがとうございます。
・言葉使いがきれいなので見習いたいです。
・編み物上手な〇〇さん、今度教えてくださいね。
・素敵な笑顔をありがとうございます。
などなど、
いつもあなたを見ていますよ。
という事が伝わるような感じにすると
喜んでもらえますよ(^_-)-☆
ちなみに、
・元気でいてね
・長生きしてね
というような内容は
施設にいる利用者さんにとっては
「ムムム…」という場合があるので注意してくださいね。
考え方にもよりますが
元気にしてたら施設に入所していないし
すでに80代90代の利用者にとって
もう十分長生きしているので
反対にとられてしまう場合があります。
やっぱり施設に入ることで
人のお世話になっていること
家族への金銭負担を
重荷に思っている人もいるので
むやみに、ずっと元気で~とか
長生きしてくださいね~とかは
私は言わないように気を付けています。
敬老の日は1年の中でも
2,3本指に入るくらいの大イベントです。
日々の業務で忙しいとは思いますが
素敵なイベントレクレーションを企画して
利用者さんを楽しませてあげてくださいね。