夏と言えばゴーヤ!
ゴーヤチャンプルーですよね。
私も大好きで夏になると
無性に食べたくなるのですが困ったことに
旦那も子どももゴーヤが苦手。
なので、なかなか食卓に登場することが
ないという悲しい結末…。
ゴーヤのあの苦味や渋みは
子供や男性は苦手な人が多いみたいですね。
あなたのお宅もゴーヤが苦手な
家族がいるのではありませんか?
実はゴーヤの下ごしらえに
とある工夫をすればゴーヤの苦味を抑えられて
ゴーヤが苦手な人でも食べられるようになります。
うちの旦那も子どもも
この方法で苦手なゴーヤを克服できました♪
ここではゴーヤの苦くない
下ごしらえや苦味を抑える切り方の方法をまとめています。
夏になるとスーパーの野菜売り場で
ひときわ目を引くのがゴーヤ。
私自身、食わず嫌いで大人になるまで
食べたことがなかった食材なのですが
苦手な人って多いですよね。
うちの旦那も子どももゴーヤが苦手なので
あまり自宅の食卓に並ぶことがなかったのですが
下ごしらえの方法を変えると
あのゴーヤ特有のみんなが嫌う苦味を和らげることができて
今では我が家の食卓にゴーヤが並ぶ頻度が増えました。
もちろん、旦那も子どももゴーヤ大好き!
ゴーヤLOVE!とまではいきませんが
食卓に並ぶと残すことなく食べてくれるようになりました。
ちなみに、ゴーヤの苦味をとりたいなら
ワタを取れ!というのを聞いたことがありませんか?
ゴーヤの綿をしっかりとることで
苦味が抑えられますよ~というもの。
これ、やっても苦味取れませんから!(経験談)
実は、ゴーヤのワタって
あの苦味の原因じゃないんですよ。
むしろゴーヤの綿は苦いのですが
ちょっと甘いというかなんというか
緑の皮の部分の苦味とはちょっと違う苦味なんですね。
ゴーヤ嫌いさんが嫌がる苦味は
ワタよりも緑の皮の部分。
さらにゴーヤの綿の部分には
ビタミンCがゴーヤの皮よりも多く含まれているので
よく天ぷらとかピカタとか
ワタを使った料理もレシピサイトに載ってるくらい。
多少の苦味はあるので
とるに越したことはないですけど
そこまでワタで神経質にならなくても大丈夫です。
とはいっても綺麗にとった方が
口触りがいいのは確かです(^^♪
ゴーヤを軽く洗って両端を
切り落として縦半分にゴーヤをカットします。
ワタはスプーンでなでるように軽く
すくうと簡単にとることができます。
ゴーヤの苦味を消す方法のひとつに
塩で苦味をとるというものがあります。
あの苦味が美味しいのですが
苦味が強すぎると食べにくいのも事実。
なので基本的に調理前には
ゴーヤの苦味を抑える下処理をします。
ゴーヤ1本に対して
塩が大体小さじ1です。
塩で苦味が消える仕組みは
ゴーヤの苦味成分が水溶性であることから
ゴーヤを塩もみすることで
ゴーヤの細胞を壊して水分を出すのと同時に
苦味成分も一緒に出しちゃうんですね。
ゴーヤの塩もみは一般的に知られている
ゴーヤの苦味消し方法で苦味を適度に抜いてくれます。
ゴーヤの塩もみ方法は簡単で
薄切りにしたゴーヤに塩を合わせて
よくもんで10分程置くだけ。
炒めて使うときは、そのまま使って
茹でて使うときは10秒ほど茹でて下処理とします。
ゴーヤは下処理だけでなく
切り方をちょっと意識するだけでも
苦味を和らげることができます。
あなたがゴーヤを切る時の厚みって
どれくらいの厚さですか?
ゴーヤは薄く切れば切るほど
その後の下処理の塩もみや下茹でて
苦味が抜けやすくなります。
なので薄く切れば苦味が和らぐのです。
ただ、あまりにも薄くしすぎると
あのシャキシャキ触感的にも味的にも
ゴーヤっぽくない物足りない感じになってしまいます。
なので薄いといっても最低2mm程まに
しておくのが無難です。
また、あえ物であれば薄くても構わないですが
炒め物にするときは油を使って炒めることで
苦味が多少和らぐのでもう少し厚めの
5mmくらいに切るのがいいと思いますよ。
ゴーヤの下処理といったら
今紹介させていただいた「塩もみ」が一般的ですが
実は塩もみだけだと
まだゴーヤが苦手な人がゴーヤが食べられるように
なるほどの苦味は抜け切れません。
ゴーヤ好きの私が
この苦味がいいんだよね♪と言って
美味しく食べられるくらいの苦味があります。
なので、ゴーヤ嫌いさんが
ゴーヤの苦手を克服するためには
塩もみだけでなく、一緒に砂糖を加えてあげる
という方法があります。
原理はちょっとよくわからないのですが
砂糖も塩と同様に野菜に含まれる水分などを
引き出す効果があるので
少なくとも砂糖を加えることでゴーヤ特有の
あの苦味が塩もみだけの時と比べると違います。
ただの塩もみだけだと
ゴーヤ全体の苦味が取り除けていることは確かなのですが
口に入れて感じる苦味は残っているというか…。
その点、塩と砂糖で揉みこむ場合は
ゴーヤを口に入れたときの苦味も
後に残るあの特有の苦みのある臭いを消してくれるのです。
砂糖と塩を使った塩もみは
だいたいゴーヤ1本に対して塩が小さじ1、
砂糖が小さじ2を目安に入れてよく揉んでおきます。
ゴーヤは揉むとクタ~っとなってしまうので
食感をしかり残しておきたい場合は
揉むというよりも混ぜておくだけにするといいです。
ゴーヤの下処理として
塩もみや砂糖もみを紹介してきましたが
調理方法も工夫をすると
より苦味が抑えられます。
その方法というのが油を使った調理方法にすることです。
ゴーヤって結構あえ物とかにして
使うことがあると思うのですが
下茹で後、そのまま調味料と和えるのではなく
油を引いて炒めるといいです。
ちょっと気持ち多めの油を
使ってあげることで苦味が緩和されます。
たとえば、最初に引く油だけでなく
豚肉と一緒に炒めたり油あげを使ったりするのも一つの手。
また、鰹節を混ぜることでも
苦味が軽減できるという話もあります。
ゴーヤに鰹節で苦味が抑えられるというのは
論文も出ているほどの話らしいです。
確かに、ゴーヤチャンプルーって
ゴーヤの炒め物で、油を使いますし
鰹節も使ってるレシピですよね。
ゴーヤの苦味。
苦手な人も多いと思いますが
しっかりと下処理や工夫をこらすことで
苦味を弱めることは可能です。。
・塩で苦味を抜く
・塩と砂糖で苦味を抜く
・油と合わせて苦味を抜く
・かつお節と合わせて苦味を抜く
どの方法を試してみても構いません。
ちょうどいい苦味のゴーヤで夏を乗り切りましょう!