高齢者が脱水になるとどうなるの?脱水症状の見分け方の基本

高齢者脱水

介護施設で働くようになって初めての夏。

上司に夏場は脱水症状に気を付けて!
なんて言われたけど、脱水症状ってどんな?

高齢者の脱水ってどうなるの?
これが脱水だ!って見分ける見分け方ってあるの?

ちゃんと気づいてあげられるかどうか
不安に思っていませんか?

介護は、高齢者の命を預かる身ですから
万が一の事があったときの事を考えると
不安になってしまいますよね。

ここでは高齢者が脱水になるとどうなるのか
脱水症状の見分け方についてまとめています。

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高齢者が脱水になるとどうなるの?

あなたも既に知っているかもしれませんが
小さい子供や高齢者は脱水症になりやすい状態にあります。

しかも高齢者の場合は
自分で脱水であることにはなかなか気が付きません。

特に高齢者は高齢者でも
認知症の高齢者はより気が付きにくくなります。

そのため、脱水の症状が見落とされて
対応が遅れてしまう重症化してしまう場合もあります。

そのため、わたしたち介護職員が
気を付けて見守る必要があるわけです。

脱水症というのは、体内の
水分量が不足している状態をいいます。

人間の身体の水分量は
子どもの場合は70%、成人であれば60%
高齢者の場合は50%と言われています。

高齢になればなるほど
体内の水分量が少ないのでより脱水になりやすいのです。

身体の中の水分が少ないと
血液が濃くなりドロドロになります。

血がドロドロになると
血栓ができやすくなり脱水を原因とした
脳梗塞や心筋梗塞もおこりやすくなります。

高齢者の場合は意識障害が
おこりやすいので対応が遅れると
命に係わる危険性もあるのです。

高齢者の体内の水分量は約50%。

水分を保つ筋肉量も減り
細胞内の水分も減り皮下組織の水分も減ります。

老人はもともとの体内の水分量が
少ないのでちょっと汗をかくだけでも脱水になりやすいです。

また、高齢者は暑さや
喉の渇きも感じにくくなっています。

これは感覚器官の機能が
衰えてきているからなのですが

これだけでなく何度もトイレに行くのが嫌だから
わざと水分を取らないようにしている
高齢者も見受けられます。

私の職場でも「おしっこがねぇ…」と
つぶやくおばあちゃんがいますし。

そりゃ、何度もトイレ誘導をするのは
面倒ですし手間がかかるし大変だけど

水分を取らずに過ごして
脱水でぶっ倒れでもしたら
そっちの方が大変なことになっちゃいますからね(;^ω^)

積極的に水分補給を
促してあげたいと思いますよね。

認知症の場合は、水分摂取の必要を意識しなくなったり
自分から訴えてくることも少ないため
脱水の状態に気が付けないこともあるわけです。

わたしたち介護職員が状態を見極め
水分補給を進めてあげる必要があるわけです。

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高齢者の脱水症状の見分け方の基本は?

高齢者が脱水症状になると
命を落とす危険性がある。

というお話をしましたが
命に係わる状態までの脱水状態に
すぐに陥るわけではありません。

脱水症状は脱水症状でも
段階を踏んだ症状があるので

ごろから意識して高齢者を
気にかけて見守っていれば

必ずなんらかの症状や
普段と違う何かに気が付くことができるはず。

まず、脱水症状の初期症状として
何となく活気がなくなってくるという状態があります。

また、微熱があったり
皮膚が乾燥してつやつやしていなかったり
口の中や舌が乾燥しているなど

なんとなくいつもと
違う症状が見受けられます。

まず、微熱がある時点で
脱水症状ではなくても水分補給は
行なうと思いますので

ここの段階でこまめに水分を
とってもらうようにしましょう。

サインを見逃さずに対応すれば
命に係わる脱水症状にならずに

脱水未遂くらいで
抑えられることが多いです。

いつもと違うと思ったら
水分補給をしてこまめに様子を見てください。

高齢者は重症化しやすいので
脱水かな…と思ったら早めに上司に相談し
医師の診察を仰ぐようにしましょう。

脱水症状のの初期症状の例

・食欲低下
・頭痛
・筋肉痛
・活気なし
・日中の睡魔
・反応が鈍い
・多弁または無口
・微熱
・脇の下の汗
・暑いのに汗なし
・便秘
・排尿間隔が長く回数が少ない
・舌がかわいている
・よだれが出ない
・痰が絡んだ咳をする
・体重の減少
・足先指先が冷たい

この症状があるからといって
脱水症状というわけではありませんが

一応頭に入れておいて
普段との様子を見比べてくださいね。

また、脱水症の簡単なチェック方法として
手の甲をつまむという方法もあります。

皮膚をつまんでなかなか元に
戻らない場合は脱水になっているかもしれません。

このように脱水症の疑いがある場合は
水分補給をお願いします。

また、念のためバイタル測定も行ないましょう。

脱水になると体温を下げる働きをする
水分が減るため熱が出ることもあります。

脱水で血液が少なくなると
少ない血液を体内に送らなきゃいけないので
心臓のポンプがフル活動となるわけです。

で、爪をグッと押すと
一時的ですが爪に白っぽい痕が付きますね。

この跡がピンク色の通常色に戻るのに
3秒以降かかると脱水の可能性が疑えます。

また、高齢者が脱水症になると
意識がもうろうとしてくることがあるので
意識レベルを確認しましょう。

高齢者の脱水症状のまとめ

脱水はなにより予防することが
なによりも大切です。

高齢者が脱水になると
重症化すると命の危険性もあります。

それだけ高齢者は脱水になりやすく
脱水症状であることに気が付きにくくなります。

日頃からきちんと食事をとって
水分補給をしていれば脱水症状になる確率も
低くなるので日頃から意識して見守りましょう。

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