自由研究のカビの研究の食パンを使ったやり方とまとめ方


夏休みの宿題の最大の難関ともいえる自由研究。

今年はカビの研究をしようと思っているものの
どんな方法で研究を進めていったらわからなくて
お困りではありませんか?

カビの研究って不潔な感じがしますが
カビが生える様子やカビを防ぐためにどうしたらいいかを
知ることができると、

今後暮らしていく上で何かと役に
経ちそうなので知識として持っているといいと思います。

ここでは、夏休みの自由研究で
食パンを使ったカビの研究方法を紹介しています。

今回は、カビの生えていく様子や
食品のにおいでカビを防ぐ事が出きるのかを調べる実験です。

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自由研究でカビの研究のやり方

気が付くと何だか食パンの色が
部分的に青っぽくなってカビてしまっていた
経験ってありませんか?

きっと誰もが体験したことが
ありますよね、食パンにカビが生えてしまう事。

梅雨から夏にかけては
あらゆる食品が腐りやすくなる季節なわけですが

あなたのお家ではどのような対策を
しているでしょうか?

身近な例でいうと、この時期のお弁当なんかでは
わさびや梅干しを使って抗菌剤の代わりとして
お弁当の保存期間を長くする工夫なんかをしている人も多いと思います。

ワサビのツンとした臭いの成分に
何か秘密があるようなので、この臭い成分に

どんな効果があって、本当にワサビはカビを防げぐことが
できているのかをここで調べていきたいと思います。

用意するもの

・食パン
・プラスチックのコップ
・トレイ
・わさび
・レモン
・こしょう
・パセリ
・からし
・ニンニク
・小さじ
・ラップ
・輪ゴム
・割りばし
・厚紙
・カッター
・アルミホイル など

カビの自由研究の方法

ワサビの臭いにカビ防止効果が
あることを確かめるために

他にも臭いが強そうな
食品を集めて比較して実験していきます。

今回用意したのは、ワサビだけではなく
レモンやニンニクやからしなど
独特のニオイがある食品を準備しました。

他にもこれはどうだろう?
と気になるものがあれば実験してみてくださいね。

まず、カビを観察するために
カビを生やす土台に食パンを使います。

食パンのみみを取り除いて
3センチ角くらいの大きさに
切り分けておきましょう。

調べる食品の数だけ
切り分けた食パンを用意しておきましょう。

次に、食パンをトレイの上で
30分ほどおいておきます。

こうすることで空気中に浮いている
カビの胞子を食パンに着けることができます。

食パンを空気に触れさせておくことで
カビやすい状態を作っておきます。

食パンをおいている間に
厚紙でパンを置く台を作ります。

厚紙をコップに入る大きさの
コの字に曲げて台を作りましょう。

次に、アルミホイルで小さなお皿を作ります。

小さく切って縁の部分を
立ち上げるだけで簡単に作れます。

作ったアルミホイルの容器に
用意したニオイの強い食品をアルミホイルの上にのせます。

量はだいたい小さじ半分ほど。

このニオイの強い食品が入った
アルミカップをコップの中に入れて

その上に厚紙を乗せて
厚紙の上に食パンを置きます。

1つの食パンに対して
1つのニオイの強い食品でコップに入れていきます。

ひとつは、食パンと厚紙しか
入れていないコップも作っておいて
比較できるようにしてくださいね。

くれぐれもワサビなどの食材と
食パンが触れてしまわないように注意しましょう。

最後に、コップの上にラップをかけて
輪ゴムで口を閉じておきます。

これで準備完了です。

あとは、クーラーなどが付いていない
暑い部屋に放置していて

カビが生えていく様子を
毎日観察して変化を記録していきます。

カビはすぐに生えてこないのですが
一度生えると一気に加速するので
見逃さないように毎日観察を忘れないでくださいね。


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自由研究でカビの生え方のまとめ方

自由研究のまとめ方には
色々な方法があって、これが正解という
まとめ方はありません。

ただ、基本となるまとめの
構成というのがあるのは事実で

・研究の動機と目的
・準備したもの
・実験方法
・実験結果
・まとめ
・感想

というように、大きく分けると
6つの項目で分けることができます。

自由研究のまとめ方特集!画用紙スケッチブックノートのどれ派?
夏休みの宿題の最大の難関は自由研究。 どんな風にまとめたらいいのか分からずお困りではありませんか?

今回のカビの研究の場合だと、

研究をしようと思ったきっかけというのは
わさびに抗菌効果があることを知って

ニオイのある食品にはカビを防ぐ効果があるのかもしれないと
思い付き、パンを使って実験してみようと思った。

なんて感じの動機を
書くことが出来そうですよね。

実験方法については
前章で紹介した方法を記入するだけ。

実際にあなたが行った実験の
手順を紹介していく項目になります。

複雑な工程や、実験中の様子などの
写真があるとみる人にとってもわかりやすく
魅力的なレポートに仕上がります。

結果は実験結果をそのまま書きます。

今回のカビの研究の場合は

用意した食品と、〇日後の様子として
1週間の様子を表にしてまとめると
比較しやすいと思います。

表の中には変化がなければ「×」を、
少しカビが生えたなら「△」を、
たくさんカビが生えたなら「〇」を。

というひと目見てわかるような
表にまとめるのがおすすめです。

また、実験最終日の
食パンの写真を撮影して比較できるように
写真を貼りつけておくといいですね。

実験の結果をふまえて
まとめの項目で、カビ防止効果のあった
食品は何だったのかをかんがえます。

また、カビは生えてしまったけど
増え方が穏やかだったものはどれなのか

あとは、同じ食パンを使って実験を
したわけですが、生えてきたカビは同じだったかなど

実験をしてみて分かったことを
まとめていきます。

最後に、研究をとおしての
あなたの感想を書いて行きます。

実験をして意外だったことや
もっと調べてみたいことなどを記入します。

こんな感じで、だいたい6つの項目を
ふまえてレポートをかけば間違いありません。

自由研究で食パンを使ったカビの研究方法のまとめ

カビの研究は最初の準備に
ちょっとだけ手間がかかるのと

1日で終わらせられない研究であることが
ちょっとネックな部分がありますが

準備さえしてしまえばあとは
1日1回様子を見るだけでいいので
比較的簡単な研究になります。

長期お休みの夏休みだからこそ
できる自由研究という感じになります。

研究の実験観察が終わったら
「カビ」ですので、安易にふうを開けたりすることなく
袋に入れて密封して処分するようにしましょう。

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